東京ディズニーリゾートでリーズナブルに宿泊できるセレブレーションホテルには、「ウィッシュ」と「ディスカバー」の2つの棟があります。どちらも同じセレブレーションホテルでありながら、テーマや雰囲気が大きく異なるため、初めて利用する方は「どっちがいいの?」と迷ってしまうでしょう。
この記事では、ウィッシュとディスカバーの違いを徹底的に比較し、あなたの旅行スタイルや好みに合った選び方をご紹介します。ロビーや客室の装飾、シャトルバスの順番、部屋タイプの違い、朝食やコンビニなどの施設情報、さらにはパジャマの有無やお風呂の快適性まで、気になるポイントを網羅的に解説していきます。
この記事のポイント |
---|
✅ ウィッシュとディスカバーの基本的な違いとテーマの特徴 |
✅ 宿泊人数や部屋タイプによる最適な選択方法 |
✅ シャトルバスや朝食など共通サービスの詳細情報 |
✅ 実際の宿泊体験に基づく具体的な判断基準 |
セレブレーションホテル ウィッシュとディスカバーはどっちがいい?基本的な違い
- ウィッシュとディスカバーの違いは「テーマ」と「雰囲気」が決定的
- ロビーと中庭の装飾でウィッシュとディスカバーの世界観が分かれる
- 客室の内装とアメニティはミニーとミッキーで差別化
- 部屋タイプの違いで宿泊人数によっておすすめが変わる
- シャトルバスの到着順はウィッシュが先でディスカバーが後
- 値段の差は僅かで選択の決め手にはならない
ウィッシュとディスカバーの違いは「テーマ」と「雰囲気」が決定的
セレブレーションホテルのウィッシュとディスカバーを選ぶ際に最も重要なのは、それぞれの根本的なテーマの違いを理解することです。この違いを把握すれば、あなたの好みや同行者の年齢層に合った選択ができるでしょう。
ウィッシュは「夢やファンタジー」をテーマにしており、ディズニーランドの世界観に近い雰囲気を醸し出しています。一方、ディスカバーは「冒険や発見」がテーマで、ディズニーシーのような探検精神あふれる空間となっています。この基本設計の違いが、ホテル全体の装飾や色合い、さらには宿泊体験全体に大きく影響しているのです。
🎭 テーマ別特徴比較表
項目 | ウィッシュ | ディスカバー |
---|---|---|
メインテーマ | 夢・ファンタジー | 冒険・発見 |
イメージパーク | ディズニーランド | ディズニーシー |
主要カラー | ピンク・紫・白 | 茶色・緑・黄色 |
お出迎えキャラクター | ミニーマウス | ミッキーマウス |
雰囲気 | メルヘン・可愛らしい | アクティブ・かっこいい |
実際の宿泊者の声を見ると、小さな女の子連れの家族はウィッシュを好む傾向があり、活発な男の子や大人グループはディスカバーを選ぶケースが多いようです。ただし、これは一般的な傾向であり、個人の好みが最も重要な判断基準となります。
どちらのテーマも本格的にディズニーの世界観を表現しており、リーズナブルな価格帯でありながら、しっかりとしたテーマパークホテルとしての体験を提供してくれます。おそらく、どちらを選んでも満足度の高い滞在になることは間違いないでしょう。
ロビーと中庭の装飾でウィッシュとディスカバーの世界観が分かれる
ホテルに到着して最初に目にするロビーエリアは、ウィッシュとディスカバーの世界観の違いを最も明確に感じられる場所です。この空間の装飾を見れば、どちらのホテルがあなたの好みに合うか、ある程度判断できるかもしれません。
ウィッシュのロビーでは、ミニーマウスがティーカップに乗った愛らしいモニュメントがゲストをお出迎えします。ソファも「アリスのティーパーティー」をモチーフにしたティーカップ型で、まさにファンタジーランドにいるような気分を味わえます。色彩も明るく華やかで、写真映えするスポットが随所に配置されています。
一方、ディスカバーのロビーにはカヌーに乗ったミッキーマウスが配置され、「ビーバーブラザーズのカヌー探検」をイメージしたソファや地球儀などの探検道具が飾られています。全体的に落ち着いた色合いで、質実剛健な印象を与える空間となっています。
🏰 ロビー装飾の特徴比較
装飾要素 | ウィッシュ | ディスカバー |
---|---|---|
メインモニュメント | ティーカップのミニー | カヌーのミッキー |
ソファデザイン | ティーカップ型 | カヌー型 |
装飾小物 | 回転木馬、星型シャンデリア | 地球儀、船の舵 |
色彩傾向 | 明るく華やか | 落ち着いた自然色 |
中庭についても大きな違いがあります。ウィッシュの中庭にはエレクトリカルパレードのフロートを模したトピアリーが配置され、夜になると美しくライトアップされます。まるで小さなパレードが開催されているような幻想的な空間になるのです。
ディスカバーの中庭は海賊船や宝箱などの冒険をテーマにしたオブジェが配置されており、「カリブの海賊」や「フォートレス・エクスプロレーション」を思わせるデザインとなっています。昼間は探検ごっこが楽しめそうな雰囲気で、夜には船がライトアップされて幻想的な海賊の世界を演出します。
これらの装飾の違いは、単なる見た目の問題ではなく、ホテル滞在中の気分や体験に大きく影響します。ファンタジーの世界に浸りたいならウィッシュ、冒険気分を味わいたいならディスカバーという選択が自然でしょう。
客室の内装とアメニティはミニーとミッキーで差別化
客室内の装飾とアメニティについても、ウィッシュとディスカバーでは明確な違いがあります。これらの違いは、実際の宿泊体験に直結する重要なポイントです。
ウィッシュの客室では、壁一面にディズニーランドのアトラクションをモチーフにしたアートワークが描かれています。「イッツ・ア・スモールワールド」「シンデレラのフェアリーテイル・ホール」「白雪姫と七人のこびと」「アリスのティーパーティー」など、夢とファンタジーに満ちたアトラクションが中心となっています。カラーリングもピンクや紫を基調とした明るく優雅な印象です。
ディスカバーの客室には、ディズニーシーのアトラクションをイメージしたアートが描かれています。「センター・オブ・ジ・アース」「海底2万マイル」「カリブの海賊」「ジャングルクルーズ」など、冒険と発見をテーマにしたアトラクションが中心です。色合いは黄色や緑、茶色を基調とした自然で落ち着いた印象となっています。
🛏️ 客室内装の詳細比較
要素 | ウィッシュ | ディスカバー |
---|---|---|
壁画テーマ | ディズニーランドアトラクション | ディズニーシーアトラクション |
主要カラー | ピンク・紫・白 | 黄色・緑・茶色 |
ベッドカバー | 水色とピンクの組合せ | モスグリーンとブラウン |
洗面台壁紙 | ピンク系 | 黄色系 |
アメニティについても、キャラクターデザインに違いがあります。ウィッシュの歯ブラシや各種アメニティにはミニーマウスのデザインが採用されており、ディスカバーにはミッキーマウスのデザインが使用されています。これらのアメニティは持ち帰り可能で、旅の記念品としても喜ばれるでしょう。
特に注目すべきは、客室内に隠されている隠れミッキーの存在です。どちらの客室にも巧妙に配置されており、滞在中に探してみる楽しみもあります。一般的には、子供連れの家族にとって、この隠れミッキー探しは素晴らしい時間つぶしになるようです。
また、両客室とも電気を消すと天井一面に星空が浮かび上がる仕掛けがあります。これは子供たちに大変人気で、就寝前の特別な体験となっています。
部屋タイプの違いで宿泊人数によっておすすめが変わる
セレブレーションホテルの部屋タイプには、ウィッシュとディスカバーで異なる特徴があり、これが宿泊人数や滞在スタイルによってどちらを選ぶべきかの重要な判断材料となります。
最も大きな違いは、5人部屋の有無です。ディスカバーには「クインテットルーム」という5人定員の部屋が28室ありますが、ウィッシュにはこのタイプの部屋がありません。逆に、ウィッシュには「コーナールーム」という角部屋が16室ありますが、ディスカバーにはこのタイプがありません。
🏠 部屋タイプ詳細比較表
部屋タイプ | 定員 | 広さ | ウィッシュ | ディスカバー |
---|---|---|---|---|
スタンダード | 4人 | 29㎡ | 168室 | 154室 |
スタンダード(ガーデンサイド) | 4人 | 29㎡ | 124室 | 124室 |
スタンダード(オーシャンサイド) | 4人 | 29㎡ | 28室 | 28室 |
トリプル | 3人 | 32㎡ | 7室 | 3室 |
スーペリア | 4人 | 35〜39㎡ | 7室 | 11室 |
コーナー | 3人 | 28㎡ | 16室 | なし |
クインテット | 5人 | 29㎡ | なし | 28室 |
アクセシブル | 2・3人 | 33・37㎡ | 2室 | 2室 |
5人以上のグループ旅行を計画している場合は、迷わずディスカバーのクインテットルームを選択することをおすすめします。ディズニーホテルで大人5人が同じ部屋に宿泊できる選択肢は限られており、しかもリーズナブルな価格で利用できるのは大きなメリットです。
一方、角部屋での特別感を味わいたい場合は、ウィッシュのコーナールームが最適です。通常のスタンダードルームと同額で角部屋に宿泊でき、ベランダも利用できます。部屋の広さは若干狭くなりますが、特別感は格別でしょう。
また、ディスカバーにはスーペリアルームが多く配置されているため、より広い部屋でゆったりと過ごしたい場合はディスカバーの方が選択肢が豊富です。推測の域を出ませんが、おそらくディスカバーの方が大人数でのゆったりとした滞在を意識した設計になっているのかもしれません。
シャトルバスの到着順はウィッシュが先でディスカバーが後
セレブレーションホテルのシャトルバスの運行システムについて、ウィッシュとディスカバーには明確な違いがあります。この違いは、パークからホテルへの帰り道において、疲れた体には意外と重要なポイントとなります。
パークからホテルに戻る際のバスは、必ずウィッシュに先に停車し、その後ディスカバーに向かう順序となっています。つまり、ウィッシュの宿泊者は数分早くホテルに到着できるということです。一日中パークで遊び疲れた後には、この数分の差が意外と大きく感じられるでしょう。
🚌 シャトルバス詳細情報
項目 | 詳細 |
---|---|
運行ルート | パーク → ウィッシュ → ディスカバー |
所要時間 | 約20分(道路状況による) |
運行間隔 | 時間帯により異なる |
始発時刻 | 6:00頃(パーク開園時間による) |
混雑時間帯 | 朝の開園前、夜の閉園後 |
朝のパークへ向かう際も同様で、ウィッシュから先に出発します。ハッピーエントリーを利用したい場合など、少しでも早くパークに到着したい時には、この順序が有利に働きます。一般的には、開園15分前に入園できるハッピーエントリーを最大限活用するためには、早めのバスに乗ることが重要とされています。
ただし、この順序による時間差は2〜3分程度と推測されるため、ホテル選択の決定的な要因にはならないでしょう。むしろ、バスが混雑している場合の立ちっぱなし時間の方が体力的には大きな影響があるかもしれません。
朝の混雑時には、バス1本見送りになることもあります。特に繁忙期やイベント期間中は、予想以上にバス待ちの列が長くなることがあるため、時間に余裕を持ったスケジュールを組むことをおすすめします。
値段の差は僅かで選択の決め手にはならない
ウィッシュとディスカバーの宿泊料金の違いは、選択の決め手になるほど大きなものではありません。基本的には同等の料金設定となっており、わずかな差しかないのが現状です。
2025年現在、最安値の部屋で1,500円程度の差があります。具体的には、ウィッシュのスタンダードルームが27,500円~、ディスカバーが26,000円~となっています。ただし、これは2025年7月19日までの価格設定で、ディスカバーのバスルームリニューアル完了後は両者とも26,000円で統一される予定です。
💰 料金比較表(2025年6月時点)
項目 | ウィッシュ | ディスカバー |
---|---|---|
スタンダードルーム最安値 | 27,500円 | 26,000円 |
価格差 | +1,500円 | ベース価格 |
2025年7月20日以降 | 26,000円 | 26,000円 |
朝食付きプラン追加料金 | 大人1,700円、子供700円 | 同左 |
この料金差が生じている理由は、ウィッシュのバスルームリニューアルが既に完了している一方、ディスカバーは2025年7月16日まで工事中であることです。つまり、現在のディスカバーの方が安いのは一時的な措置と考えられます。
おそらく、長期的には両者の料金は完全に同一になると推測されます。そのため、料金面での優劣を考慮してホテルを選ぶ必要はないでしょう。むしろ、先ほど説明したテーマの好みや部屋タイプ、同行者の年齢層などを重視して選択することをおすすめします。
ただし、繁忙期の料金設定については、ウィッシュの方が人気が高い傾向にあるため、予約が取りにくく、結果として高額になりやすい可能性があります。この点は、旅行時期によって考慮する必要があるかもしれません。
セレブレーションホテル選びでウィッシュとディスカバーのどっちがいいか判断する詳細ポイント
- 5人以上での宿泊はディスカバーのクインテットルーム一択
- 角部屋希望ならウィッシュのコーナールーム
- 朝食はどちらも同じメニューで予約不要
- お風呂とトイレはセパレートでどちらも快適
- コンビニは24時間営業でどちらの棟にも完備
- ウィッシュとディスカバー間の行き来は徒歩で可能
- まとめ:セレブレーションホテル ウィッシュ vs ディスカバー、どっちがいいかの判断基準
5人以上での宿泊はディスカバーのクインテットルーム一択
5人以上のグループでセレブレーションホテルに宿泊する場合、選択肢は事実上ディスカバーの「クインテットルーム」に限定されます。これは、ウィッシュには5人定員の部屋が存在しないためです。
クインテットルームは29㎡の広さで大人5人が宿泊可能な設計となっており、ディスカバーに28室が用意されています。部屋の構成は、通常のベッド2台とソファベッド3台(またはソファベッド2台+エキストラベッド1台)となっており、5人が無理なく休息できる配置になっています。
👨👩👧👦 クインテットルーム詳細情報
項目 | 詳細 |
---|---|
定員 | 大人5人まで |
広さ | 29㎡ |
ベッド構成 | ベッド2台+ソファベッド3台 |
設置棟 | ディスカバーのみ |
客室数 | 28室 |
料金 | スタンダードルームと同額 |
このクインテットルームの最大のメリットは、追加料金なしで5人が同じ部屋に泊まれることです。他のディズニーホテルでは、5人宿泊の場合は非常に高額なファミリールームしか選択肢がないケースが多いため、コストパフォーマンスの観点からも非常に優秀です。
ただし、29㎡という広さに5人が宿泊するため、それなりに手狭感はあるでしょう。推測の域を出ませんが、おそらく荷物の置き場所や着替えのスペースなどは工夫が必要かもしれません。しかし、ディズニーホテルで5人が同室宿泊できる貴重な選択肢として、多くのグループに重宝されています。
なお、小学生以下の子供が含まれる場合は、他の部屋タイプでも添い寝での宿泊が可能です。ただし、セレブレーションホテルのベッドは他のディズニーホテルと比較してやや小さめのため、子供が大きくなってくると窮屈に感じる可能性があります。
予約については、クインテットルームは数が限られているため、5人での宿泊を予定している場合は早めの予約が必須です。特に繁忙期には、他の部屋タイプよりも早く満室になる傾向があります。
角部屋希望ならウィッシュのコーナールーム
特別感のある角部屋での宿泊を希望する場合は、ウィッシュの「コーナールーム」が唯一の選択肢となります。ディスカバーには角部屋の設定がないため、角部屋にこだわるならウィッシュ一択です。
コーナールームは28㎡の広さで最大3人まで宿泊可能で、ウィッシュに16室が用意されています。最大の特徴は、スタンダードルームと同じ料金で角部屋に宿泊できることです。他のホテルでは角部屋は通常グレードアップ料金が発生するため、これは大きなメリットといえるでしょう。
🏰 コーナールーム詳細情報
項目 | 詳細 |
---|---|
定員 | 最大3人 |
広さ | 28㎡ |
特徴 | 角部屋、ベランダ付き |
設置棟 | ウィッシュのみ |
客室数 | 16室 |
料金 | スタンダードルームと同額 |
コーナールームの大きな魅力はベランダの存在です。セレブレーションホテルの多くの部屋にはベランダがないため、外の空気を吸えるのは貴重な体験となります。特に、中庭に面したコーナールームからは、ウィッシュの美しい中庭を一望できる可能性があります。
ただし、コーナールームはスタンダードルームよりも1㎡狭いという点には注意が必要です。角部屋という特別感はありますが、実用的な広さは若干劣ることになります。また、3人定員のため、4人以上のグループでは利用できません。
角部屋というロケーションから、静かで落ち着いた環境が期待できます。一般的には、角部屋は隣接する部屋が少ないため、廊下の足音や隣室の音が気になりにくいとされています。特に小さな子供連れの場合、周囲への騒音を気にせずに過ごせるメリットがあるでしょう。
予約の際は、コーナールームも数が限られているため、希望する場合は早めの手続きが必要です。おそらく、カップルや少人数での特別な記念日旅行などに人気が高いと推測されます。
朝食はどちらも同じメニューで予約不要
セレブレーションホテルの朝食サービスは、ウィッシュとディスカバーで共通のメニューとシステムが採用されています。どちらの棟を選んでも、同じ品質とボリュームの朝食を楽しめるため、朝食を重視してホテルを選ぶ必要はありません。
朝食はブッフェスタイルで提供され、営業時間は6:00~9:00となっています。洋食をメインとしたメニュー構成で、パンケーキやハンバーグ、バターロール、サラダなどが用意されています。特に人気なのはミッキー型のパンケーキで、子供たちに大変喜ばれています。
🍽️ 朝食サービス詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
営業時間 | 6:00~9:00 |
スタイル | ブッフェ形式 |
料金 | 大人1,700円、小学生700円、3歳以下無料 |
予約 | 不要(当日券売機で購入) |
メニュー | 洋食中心、ミッキー型パンケーキあり |
会場 | ウィッシュ棟・ディスカバー棟各1ヶ所 |
朝食の大きなメリットは予約不要であることです。他のディズニーホテルでは朝食の事前予約が必要なケースが多いため、当日の気分や体調に合わせて決められるのは便利です。券売機でチケットを購入するシステムのため、フロントでの手続きも不要です。
メニューの内容については、一般的にファミリー向けの親しみやすいものが中心となっています。推測の域を出ませんが、おそらく子供でも食べやすい味付けや食材が選ばれているのでしょう。ミッキー型のパンケーキ以外にも、お皿にもミッキーの形が隠れており、細かな演出も楽しめます。
朝食会場はウィッシュが「ウィッシュ・カフェ」、ディスカバーが「ディスカバー・カフェ」となっていますが、宿泊棟以外での朝食は利用できません。つまり、ウィッシュ宿泊者はウィッシュ・カフェのみ、ディスカバー宿泊者はディスカバー・カフェのみの利用となります。
朝食の混雑については、**開園前の時間帯(7:00~8:00頃)**が最も混雑する傾向があります。ハッピーエントリーを利用する宿泊者が早めに朝食を取ろうとするためです。ゆっくりと朝食を楽しみたい場合は、6:00台の早い時間か、8:30以降の遅い時間がおすすめです。
お風呂とトイレはセパレートでどちらも快適
セレブレーションホテルのバスルーム設備は、ウィッシュ・ディスカバーともにお風呂とトイレが完全に分離されており、ファミリーでの利用に非常に適した設計となっています。この点は、多くの宿泊者から高く評価されているポイントです。
ウィッシュについては、2024年7月にバスルームのリニューアルが完了しており、最新の設備で快適に利用できます。一方、ディスカバーは2025年1月から7月16日まで順次リニューアル工事が行われており、2025年7月16日には全室のリニューアルが完了予定です。
🛁 バスルーム設備比較
項目 | ウィッシュ | ディスカバー |
---|---|---|
トイレ・バス | 完全セパレート | 完全セパレート |
リニューアル状況 | 2024年7月完了 | 2025年7月完了予定 |
設備新しさ | 最新 | リニューアル中→最新 |
洗面台壁紙 | ピンク系 | 黄色系 |
セパレートタイプの最大のメリットは、家族みんながストレスなく利用できることです。お父さんがお風呂に入っている間に、お母さんや子供がトイレを使うことができますし、お風呂上がりに洗面台でゆっくりと身支度を整えることも可能です。
バスタブについては、十分な大きさが確保されており、大人でもゆったりと入浴できます。一般的なビジネスホテルと比較すると、明らかに広く快適な設計となっています。一日中パークで歩き回った疲れた体を癒すには十分な設備といえるでしょう。
リニューアル工事の内容については詳細は公表されていませんが、推測の域を出ませんが、おそらく水回りの設備更新や壁材・床材の交換などが行われているものと考えられます。築年数を考慮すると、このリニューアルにより快適性が大幅に向上することが期待されます。
なお、パジャマは備え付けられていないため、各自で持参する必要があります。この点は、他のディズニーホテルと異なる部分のため、荷物の準備時に忘れないよう注意が必要です。
コンビニは24時間営業でどちらの棟にも完備
セレブレーションホテルのコンビニエンスストアは、ウィッシュ・ディスカバーの両棟に設置されており、24時間営業で利用できます。これは、パークで一日中遊んだ後に小腹が空いた時や、忘れ物があった時に非常に便利なサービスです。
ウィッシュは「ウィッシュ・スナック&サンドリー」、ディスカバーは「ディスカバー・スナック&サンドリー」という店名ですが、実質的にはローソンと同等の品揃えとなっています。ただし、ディズニーの世界観を損なわないよう、ローソンの看板は掲示されていません。
🏪 コンビニ詳細情報
項目 | ウィッシュ | ディスカバー |
---|---|---|
店名 | ウィッシュ・スナック&サンドリー | ディスカバー・スナック&サンドリー |
営業時間 | 24時間 | 24時間 |
運営 | ローソン | ローソン |
品揃え | 通常のコンビニ+ディズニーグッズ | 通常のコンビニ+ディズニーグッズ |
特徴 | MACHI café利用可、ATMあり | MACHI café利用可、ATMあり |
品揃えについては、通常のコンビニ商品に加えてディズニーのコラボ商品も多数取り揃えられています。おにぎりやパン、お弁当、飲み物、お菓子、日用品など、必要なものはほぼ揃っているため、足りないものがあっても安心です。
特に便利なのはMACHI café(マチカフェ)のサービスが利用できることです。淹れたてのコーヒーを購入できるため、朝食前のコーヒーや、パーク帰りの一息つく時間に重宝します。また、ATMも設置されているため、現金が不足した際にも対応できます。
ただし、価格は一般のコンビニより若干高めに設定されています。これは、ホテル内という立地特性や、24時間営業のコストを考慮すれば、おそらく妥当な価格設定でしょう。緊急時の利便性を考えれば、多少のコスト増は許容範囲といえます。
特に夜間については、パーク閉園後にコンビニが混雑する傾向があります。おにぎりやお弁当などの食品は売り切れることもあるため、夕食を予定している場合は早めの購入をおすすめします。
ウィッシュとディスカバー間の行き来は徒歩で可能
ウィッシュとディスカバーは道路を挟んで向かい合う位置に建てられており、徒歩で簡単に行き来することができます。この立地により、どちらの棟に宿泊していても、もう一方の棟の雰囲気を楽しむことが可能です。
移動距離は徒歩約2〜3分程度と推測され、それほど時間はかかりません。ただし、ホテルエントランスから一度外に出て、道路を横断する必要があります。つまり、館内で直結している訳ではないため、天候によっては移動がやや不便に感じられるかもしれません。
🚶♂️ ホテル間移動詳細
項目 | 詳細 |
---|---|
移動時間 | 徒歩約2〜3分 |
移動方法 | ホテル外の道路を横断 |
アクセス可能エリア | ロビー、ギフトショップ、中庭 |
利用制限 | レストラン、コンビニは宿泊棟のみ |
行き来できる主なエリアは、ロビー、ギフトショップ、中庭などです。これらのエリアは宿泊者以外でも見学可能なため、両方のテーマを体験することができます。特に、写真撮影スポットとしては、両棟のロビーや中庭はそれぞれ異なる魅力があるため、記念撮影には最適です。
ただし、レストランとコンビニは宿泊棟のみの利用となります。つまり、ウィッシュ宿泊者はウィッシュのレストランとコンビニのみ、ディスカバー宿泊者はディスカバーのレストランとコンビニのみが利用可能です。
この制限があるため、朝食会場も宿泊棟で固定されます。両棟のレストランで食事内容に差はありませんが、雰囲気は若干異なる可能性があります。おそらく、ウィッシュのレストランはファンタジックな装飾、ディスカバーのレストランは冒険をテーマにした装飾になっているものと推測されます。
また、ギフトショップは共通利用が可能なため、お土産の買い忘れがあった場合でも、どちらの棟からでも購入できます。ただし、現在は商品のサンプル展示のみで、実際の購入はディズニー公式アプリを利用したオンライン注文となっています。
まとめ:セレブレーションホテル ウィッシュ vs ディスカバー、どっちがいいかの判断基準
最後に記事のポイントをまとめます。
- ウィッシュは「夢・ファンタジー」、ディスカバーは「冒険・発見」という明確なテーマの違いがある
- ロビーではウィッシュがミニー、ディスカバーがミッキーでお出迎えする
- 客室の壁画はウィッシュがディズニーランド、ディスカバーがディズニーシーのアトラクションがモチーフ
- 5人宿泊の場合はディスカバーのクインテットルーム一択となる
- 角部屋希望の場合はウィッシュのコーナールーム一択となる
- シャトルバスはウィッシュに先に停車し、ディスカバーが後になる
- 料金差は僅少で選択の決定的要因にはならない
- 朝食はどちらも同内容のブッフェで予約不要である
- バスルームはトイレ・お風呂がセパレートでどちらも快適である
- コンビニは両棟とも24時間営業で品揃えも充実している
- ウィッシュとディスカバー間は徒歩で行き来可能だが屋外移動が必要
- レストランとコンビニは宿泊棟でのみ利用可能という制限がある
- 小さな女の子や可愛いもの好きならウィッシュが適している
- 活発な男の子や冒険好きならディスカバーが適している
- どちらを選んでもディズニーホテルとしての基本サービスは同等である
調査にあたり一部参考にさせて頂いたサイト
- https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12220751402
- https://ameblo.jp/5612nom-nom3226/entry-12426705911.html
- https://cocreco.kodansha.co.jp/anehime/news/short%20trip/cssCX
- https://castel.jp/p/5300
- https://luxehotelsworld.com/celebrationhotel-wish-discover/
- https://ddtrip.jp/calabration-wish-discover/
- https://kaiuntrip.co.jp/media/dch-wishdiscover/
- https://tankenpapa.jp/page72discover.html
- https://note.com/introductio/n/nc7a999fed98e
- https://www.tokyodisneyresort.jp/hotel/dch.html