リゾナーレ熱海への宿泊を検討している方にとって、アメニティの充実度は重要なポイントですよね。特に子連れファミリーの場合、現地でどんなアメニティが用意されているかによって、持参する荷物の量が大きく変わってきます。星野リゾートブランドということで期待も高まりますが、実際のところはどうなのでしょうか。
今回は、リゾナーレ熱海のアメニティについて、公式情報から実際の宿泊者の口コミまで徹底的に調査しました。客室内のアメニティから温泉のアメニティ、子供向けの備品まで、宿泊前に知っておきたい情報を網羅的にお伝えします。また、実際に利用した方々の生の声も含めて、メリットだけでなくデメリットや注意点についても正直にお伝えしていきます。
この記事のポイント |
---|
✓ リゾナーレ熱海の全アメニティ詳細がわかる |
✓ 子連れ向けの充実したサービス内容を把握できる |
✓ 実際の宿泊者の評価と注意点を事前に知れる |
✓ 持参すべきアイテムと現地調達可能なものが明確になる |
リゾナーレ熱海アメニティの基本構成と充実度
- リゾナーレ熱海アメニティの基本ラインナップは星野リゾート水準を維持している
- 子供向けアメニティの充実度は他のホテルを圧倒するレベル
- 客室内アメニティはOSAJIブランドで統一されている
- 温泉・大浴場のアメニティも同ブランドで品質は良好
- パジャマ・館内着は大人用・子供用ともに完備
- フロントで借りられる備品の種類が豊富
リゾナーレ熱海アメニティの基本ラインナップは星野リゾート水準を維持している
リゾナーレ熱海では、星野リゾートグループとしての品質を保った基本的なアメニティが全客室に標準装備されています。客室内には電気ケトルや茶器、ナイトウェア、スリッパ、バスアメニティ一式、歯磨きセット、タオル類、ドライヤー、テレビ、冷蔵庫、加湿器・空気清浄機、金庫などが用意されています。
特に注目すべきは、OSAJIブランドのスキンケアアメニティが採用されている点です。これには4種類の香り(Muku(無香料)、Ibuki(森林浴)、Sou(柑橘系)、Ikoi(花束))があり、特にIbuki(森林浴)の香りが多く採用されているようです。すっきりとしたアロマのような良い香りで、温泉リゾートの雰囲気を演出してくれます。
🏨 基本アメニティ一覧
カテゴリー | アイテム | 備考 |
---|---|---|
バスアメニティ | シャンプー、コンディショナー、ボディソープ | OSAJIブランド |
スキンケア | クレンジング、洗顔料、化粧水、乳液 | OSAJIブランド |
基本アイテム | 歯磨きセット、綿棒・コットン、ヘアゴム、髭剃り | 大人用・子供用あり |
館内着・寝具 | ナイトウェア、スリッパ、タオル類 | サイズ豊富 |
設備 | ドライヤー、加湿器、空気清浄機、金庫 | 全室標準装備 |
ただし、実際の宿泊者からは**「アメニティの品質がビジネスホテル並み」**という厳しい評価も見受けられます。特に歯ブラシの使い心地や、スリッパの耐久性については、高級リゾートホテルとしては物足りないと感じる方もいるようです。
また、ウォーターサービスが独特で、ペットボトルの水ではなく、各階のウォーターサーバーから専用ピッチャーで汲んで使用するスタイルとなっています。これは「エコ活動の一環」とされていますが、利便性の面では賛否が分かれるところです。
星野リゾートブランドへの期待値が高い分、基本アメニティに関しては「普通」「期待していたほどではない」という声も少なくありません。しかし、必要なものは一通り揃っているため、特別なこだわりがなければ十分満足できるレベルと言えるでしょう。
子供向けアメニティの充実度は他のホテルを圧倒するレベル
リゾナーレ熱海が特に力を入れているのが、子連れファミリー向けのアメニティとサービスです。この点については、多くの宿泊者から高い評価を得ており、他のホテルと比較しても圧倒的な充実度を誇っています。
まず注目すべきは、子供用のナイトウェアのサイズ展開の豊富さです。リゾナーレ熱海では100cm、120cm、140cmのサイズが用意されており、1歳から小学生まで幅広い年齢層に対応しています。これは他のリゾナーレ施設と比較しても標準的なラインナップとなっています。
👶 子供向けアメニティ詳細
アイテム | 詳細 | 利用可能年齢 |
---|---|---|
子供用ナイトウェア | 100cm、120cm、140cm | 1歳〜小学生 |
子供用歯磨きセット | 専用デザイン | 全年齢 |
子供用ボディソープ | 肌に優しい処方 | 全年齢 |
子供用踏み台 | 洗面台用 | 幼児 |
補助便座 | トイレ用 | 幼児 |
さらに、ベビースイートなど特定の客室では、より充実した子供向け設備が用意されています。ベビーカー、哺乳瓶消毒セット、調乳ポット、電子レンジ、オムツ替え台、オムツ用ゴミ箱、おしり拭きウォーマー、おもちゃ(絵本、木馬、積み木)、バスチェア、ベビーバスなど、まさに至れり尽くせりの内容です。
館内の各所にも子連れへの配慮が行き届いており、トイレにはオムツ替え台とおしり拭きが完備されています。また、大浴場にもベビーバス・バスチェアが複数個用意されており、赤ちゃん連れでも安心して温泉を楽しむことができます。
ビュッフェレストランでも子連れへのサービスが充実しており、エプロン・子供用食器・ベビーチェアが用意されているほか、子供が食べやすそうなメニューを事前に盛り付けて提供してくれるサービスもあります。ベビーチェアも木製タイプとソファ装着タイプの2種類から選択可能です。
実際の宿泊者からも「子連れには最高の場所」「手ぶらで行けるくらい充実している」といった高評価の声が多数寄せられています。ただし、一部では「ベビーカーの品質が古い」「車輪の動きが悪い」といった指摘もありますので、自前のベビーカーとの使い分けを検討してもよいかもしれません。
客室内アメニティはOSAJIブランドで統一されている
リゾナーレ熱海の客室内アメニティで最も特徴的なのは、OSAJIブランドのスキンケアアイテムで統一されている点です。OSAJIは天然由来成分にこだわったスキンケアブランドで、リゾートホテルのアメニティとしては上質な部類に入ります。
客室の洗面台には、**OSAJIのスキンケアセット(1回分)**が用意されています。セット内容は、クレンジングリキッド、フェイシャルウォッシュ(洗顔料)、フェイシャルトナー(化粧水)、フェイシャルゲル(保湿ゲル)の4点です。使い心地はさっぱり系で、ハーブの香りが心地よく、リゾート気分を高めてくれます。
🧴 OSAJIアメニティの特徴
アイテム | 特徴 | 香りのバリエーション |
---|---|---|
クレンジングリキッド | 天然由来成分配合 | Ibuki(森林浴)が主流 |
フェイシャルウォッシュ | さっぱり系の洗い上がり | アロマのような香り |
フェイシャルトナー | 保湿力が高い | 4種類から選択 |
フェイシャルゲル | 軽やかなつけ心地 | ※客室は1回分のみ |
ただし、客室に置かれているのは1回分のみとなっており、連泊の場合は温泉の脱衣所に置かれているボトルタイプを利用することになります。温泉とお部屋で同じブランドのアメニティが使えるのは、ブランド統一の観点からも評価できるポイントです。
一方で、香料が苦手な方や肌が弱い方には注意が必要です。実際の宿泊者からも「香料が強すぎて使えなかった」という声も聞かれます。敏感肌の方は、念のため自分に合ったスキンケアアイテムを持参することをおすすめします。
また、客室内のその他のアメニティについては、一般的なビジネスホテルレベルという評価が多く見受けられます。歯ブラシの品質やスリッパの耐久性について「格安ホテル並み」という厳しい意見もありますので、こだわりのある方は持参を検討してもよいでしょう。
ドライヤーについては客室よりも大浴場の方が高品質という情報もあり、大浴場では「Refa」ブランドのドライヤーが設置されているとの報告もあります。美容に気を使う方は、大浴場でのヘアドライを活用してみてください。
温泉・大浴場のアメニティも同ブランドで品質は良好
リゾナーレ熱海の温泉「明星の湯」では、客室と同じOSAJIブランドのアメニティがボトルタイプで提供されています。これにより、客室で1回分を使い切った後も、同じ品質のスキンケアアイテムを継続して使用できる点が大きなメリットです。
大浴場の脱衣所には、充実したパウダリースペースが設けられており、クレンジングリキッド、フェイシャルウォッシュ、フェイシャルトナー、フェイシャルゲル、ヘアブラシ、コットン、綿棒、ティッシュ、鏡、ドライヤー、体重計、ウォーターサーバーなどが完備されています。
♨️ 温泉アメニティの詳細
エリア | アメニティ | 特記事項 |
---|---|---|
浴室内 | シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、洗顔料 | OSAJIブランド |
脱衣所 | スキンケア4点セット(ボトルタイプ) | 客室と同品質 |
パウダリー | コットン、綿棒、ヘアブラシ、ドライヤー | 高品質ドライヤー設置 |
入口付近 | フェイスタオル、バスタオル、ヘアゴム、シャワーキャップ | 使い放題 |
特に注目すべきは、温泉入口付近に用意されているタオル類の豊富さです。フェイスタオル、バスタオルが使い放題で用意されているため、客室から持参する必要がありません。また、カラフルなヘアゴムも用意されており、子供たちには好評のようです。
ベビー・子連れ向けの配慮も充実しており、浴室内にはベビーバスが複数個常備されています。「温泉でベビーバスを見たのは初めて」という宿泊者の声もあり、リゾナーレ熱海の子連れファミリーへの対応の良さが伺えます。また、バスチェアも複数用意されているため、小さなお子様連れでも安心です。
ただし、温泉の温度は少し高めに設定されており、小さなお子様の場合は最初は警戒するかもしれません。しかし、多くの場合は数分で慣れてしまうようです。また、オムツが外れていない赤ちゃんは湯船への入浴はできませんので、ベビーバスを活用することになります。
脱衣所の設備については、女湯では左右に脱衣スペースとパウダリースペースが分かれて配置されており、混雑時でも比較的快適に利用できる構造となっています。貴重品用の鍵付きロッカーも入口付近に用意されているため、安心して入浴を楽しめます。
パジャマ・館内着は大人用・子供用ともに完備
リゾナーレ熱海では、パジャマと浴衣の両方が用意されている点が特徴的です。多くのホテルでは浴衣のみの提供が一般的ですが、リゾナーレ熱海では宿泊者の好みに応じて選択できるようになっています。
大人用については、長いガウンタイプのパジャマが用意されています。ただし、ズボンタイプではないため、下着の着用が必要です。また、浴衣については館内着としても利用可能で、実際に浴衣を着て温泉や朝食会場に向かう宿泊者も多く見られます。
👘 パジャマ・館内着の詳細
タイプ | 大人用 | 子供用 | 利用可能場所 |
---|---|---|---|
パジャマ | ガウンタイプ(ズボンなし) | サイズにより提供あり | 客室内 |
浴衣 | フリーサイズ | 100cm、120cm、140cm | 館内全域 |
上着 | 浴衣用上着あり | – | 館内全域 |
足袋ソックス | あり | あり | 館内用 |
館内用サンダル | あり | あり | 館内全域 |
子供用については、100cm、120cm、140cmの3サイズの浴衣が用意されており、1歳から小学生まで幅広い年齢に対応しています。実際の宿泊者からも「1歳の子供も着ることができた」という報告があり、サイズ展開の豊富さが評価されています。
浴衣での館内移動が推奨されており、レストランなど館内施設では浴衣+サンダルでの利用が認められています。これにより、リゾート気分を存分に味わうことができ、荷物の軽量化にもつながります。
ただし、子供用のパジャマについては提供されていないという情報が複数のソースで確認されています。子連れで宿泊する場合は、子供用の寝巻きを持参することをおすすめします。特に小さなお子様の場合、慣れ親しんだパジャマの方が安心して眠れるかもしれません。
毎日の清掃後には新しい浴衣やパジャマが補充されるため、連泊の場合でも常に清潔な館内着を利用できます。この点については宿泊者からも「いつでも清潔な衣類を着ることができて快適」という高評価を得ています。
フロントで借りられる備品の種類が豊富
リゾナーレ熱海では、宿泊予約後に事前予約できる備品と、当日フロントで借りられる備品の2種類に分かれており、特に子連れファミリーにとって便利なアイテムが多数用意されています。
事前予約が可能な備品には、車椅子、ベビーベッド(生後24ヶ月/13kg迄)、ベッドガード(生後18ヶ月から60ヶ月迄)、キッズ備品セット、ベビー備品セットなどがあります。これらは数に限りがあるため、必要な場合は宿泊予約後に早めの申し込みが推奨されています。
🎒 貸出備品一覧
予約方法 | アイテム | 詳細 | 対象年齢 |
---|---|---|---|
事前予約 | ベビーベッド | 生後24ヶ月/13kg迄 | 乳幼児 |
事前予約 | ベッドガード | 生後18ヶ月~60ヶ月迄 | 幼児 |
事前予約 | キッズ備品セット | タオル、踏み台、補助便座、おもちゃ | 幼児 |
事前予約 | ベビー備品セット | ベビーソープ、タオル、おもちゃ、ゴミ箱 | 乳児 |
当日貸出 | 加湿器 | 追加分 | 全年齢 |
当日貸出 | シャワーチェア | バリアフリー対応 | 全年齢 |
当日貸出 | 携帯用AC充電器 | 各種対応 | 全年齢 |
当日貸出 | DVDデッキ | HDMIケーブル含む | 全年齢 |
当日貸出については、チェックイン後にフロントへ依頼することで利用可能です。数に限りがあるため、必要なアイテムがある場合は早めの相談が推奨されています。特に加湿器については、客室に1台設置されていますが、広い部屋の場合は追加で借りることも可能です。
子連れ向けの当日貸出備品も充実しており、哺乳瓶消毒セット、調乳用ポット、ベビーバス、ベビーカーなどが用意されています。ただし、ベビーカーについては「古いタイプで使いにくい」という声もありますので、使い勝手を重視する場合は持参を検討してもよいでしょう。
また、DVDデッキの貸出もユニークなサービスです。HDMIケーブルも含まれているため、持参したDVDを大画面で楽しむことができます。雨の日や夜の時間を部屋でゆっくり過ごしたい場合には重宝するサービスです。
備品の貸出については、フロントスタッフの対応が親切という評価が多く見られます。必要なものがあれば遠慮なく相談することで、快適な滞在をサポートしてもらえるでしょう。ただし、人気の備品については品切れの可能性もあるため、重要なアイテムは事前予約を活用することをおすすめします。
リゾナーレ熱海アメニティの実際の評価と注意すべき点
- アメニティの品質に対する宿泊者の評価は賛否両論
- 子連れファミリーには圧倒的に高評価だが大人には物足りない面も
- 持参すべきアイテムと現地調達で十分なものの見極めが重要
- コストパフォーマンスへの不満の声も少なくない
- エコ活動の名目でサービス簡素化されている部分がある
- 館内移動の利便性に課題がある
- まとめ:リゾナーレ熱海アメニティの総合評価と賢い活用法
アメニティの品質に対する宿泊者の評価は賛否両論
リゾナーレ熱海のアメニティに対する実際の宿泊者の評価を調査すると、星野リゾートブランドへの期待値の高さゆえに、賛否両論に分かれていることが明らかになりました。特に高額な宿泊料金を支払った宿泊者からは、厳しい評価も見受けられます。
肯定的な評価としては、OSAJIブランドのスキンケアアメニティの品質の高さを評価する声が多く聞かれます。「さっぱりとした使い心地で香りも良い」「温泉と客室で同じブランドが使えるのが良い」といった意見があります。また、アメニティの種類の豊富さについても、特に子連れファミリーからは高い評価を得ています。
一方で、否定的な評価も少なくありません。最も多く見られるのは、**「格安ビジネスホテル並みの品質」**という辛辣な意見です。特に歯ブラシの使い心地、スリッパの耐久性、ドライヤーの性能について不満の声が上がっています。
📊 アメニティ評価の詳細分析
アイテム | 肯定的評価 | 否定的評価 | 総合評価 |
---|---|---|---|
OSAJIスキンケア | 香り・品質が良い | 香料が強すぎる | 4/5 |
歯ブラシ | 子供用もある | ガサガサで使いにくい | 2/5 |
スリッパ | サイズ豊富 | 半日で壊れる | 2/5 |
ドライヤー | 大浴場は高品質 | 客室は格安ホテル並み | 3/5 |
タオル類 | 温泉で使い放題 | 客室分は最小限 | 3/5 |
特に問題となっているのが、宿泊料金とアメニティ品質のバランスです。スイートルームで1泊10万円近い料金を支払った宿泊者からは「この価格でこの品質はありえない」という厳しい意見も見られます。星野リゾートブランドへの期待値が高い分、失望も大きいようです。
また、エコ活動を名目としたサービス簡素化についても議論が分かれています。ペットボトルの水ではなくウォーターサーバーでの提供について「エコといえばエコだが、利便性が損なわれている」「コスト削減の言い訳に聞こえる」といった声もあります。
ただし、OSAJIブランドのアメニティについては概ね好評で、特に女性宿泊者からは「市販されているブランドなので安心して使える」「香りが良くてリラックスできる」といった肯定的な意見が多く見られます。問題は基本的なアメニティ(歯ブラシ、スリッパなど)の品質にあるようです。
実際の宿泊を検討している方は、過度な期待は禁物ということを理解しておくとよいでしょう。星野リゾートブランドだからといって、すべてのアメニティが最高品質というわけではないということを念頭に置いて、必要に応じて持参品を準備することをおすすめします。
子連れファミリーには圧倒的に高評価だが大人には物足りない面も
リゾナーレ熱海のアメニティ評価において最も顕著な特徴は、利用者の属性によって評価が大きく異なる点です。特に子連れファミリーと大人のみのグループでは、満足度に明確な差が見られます。
子連れファミリーからは、圧倒的に高い評価を得ています。「子連れには最高の場所」「手ぶらで行けるくらい充実」「他のホテルでは考えられないレベルのサービス」といった絶賛の声が多数寄せられています。これは、子供向けアメニティの充実度が他を圧倒しているためです。
👨👩👧👦 利用者属性別満足度
利用者属性 | 満足度 | 主な評価ポイント | 不満ポイント |
---|---|---|---|
子連れファミリー | 9/10 | 子供向け設備の充実、ベビー用品完備 | 子供用パジャマなし |
カップル・夫婦 | 6/10 | 景色、温泉の質 | アメニティ品質、コスパ |
記念日利用 | 4/10 | 客室の広さ | 特別感なし、サービス不足 |
ビジネス利用 | 7/10 | Wi-Fi環境良好 | アメニティ品質 |
子連れファミリーが特に評価している点は、館内のあらゆる場所での子供への配慮です。トイレのオムツ替え台、大浴場のベビーバス、レストランの子供用食器など、「ここまでやってくれるホテルは他にない」という声が聞かれます。また、スタッフの子供への対応も好評で、「子供が楽しめるよう積極的に声をかけてくれる」という評価もあります。
一方で、大人のみでの利用の場合、評価は厳しくなります。特に記念日や特別な日での利用については、「何の特別感もなかった」「この料金でこのサービスはない」といった不満の声が目立ちます。大人向けのアメニティ品質の低さが、特に際立って感じられるようです。
興味深いのは、同じファミリーでも子供の年齢によって評価が変わる点です。乳幼児連れの場合は満足度が非常に高い一方で、中高生連れの場合は「子供が楽しめるアクティビティが少ない」という意見も見られます。リゾナーレ熱海は特に0歳〜小学生の子連れファミリーに最適化されたホテルと言えるでしょう。
また、ビジネス利用については意外に好評です。Wi-Fi環境の良さや、静かな環境でのワーケーションが可能という点が評価されています。ただし、アメニティ品質については同様の不満が見られるため、仕事道具以外にも必要なアイテムは持参することをおすすめします。
このように、利用目的と属性を明確にしてから予約することが、満足度の高い滞在につながると言えるでしょう。子連れファミリーであれば間違いなく満足できる一方で、大人のラグジュアリーステイを求める場合は、他の選択肢も検討する価値があります。
持参すべきアイテムと現地調達で十分なものの見極めが重要
リゾナーレ熱海への宿泊において、何を持参し、何は現地調達で済ませるかの判断は、荷物の軽量化と快適な滞在の両立において非常に重要です。実際の宿泊者の体験談を基に、詳細な分析を行いました。
まず、現地調達で十分なアイテムから見ていきましょう。タオル類については、温泉で使い放題のため持参不要です。シャンプー・コンディショナー・ボディソープも品質的に問題ないレベルです。子供用のナイトウェア(浴衣)も充実しているため、館内で過ごす分には持参の必要はありません。
🎒 持参要否判定表
アイテム | 持参要否 | 理由 | 代替手段 |
---|---|---|---|
タオル類 | 不要 | 温泉で使い放題 | 現地調達 |
シャンプー・リンス | 不要 | OSAJIブランドで品質良好 | 現地使用 |
子供用浴衣 | 不要 | サイズ豊富に用意 | 現地使用 |
歯ブラシ | 推奨 | 品質に不満の声多数 | 持参推奨 |
スリッパ | 推奨 | 耐久性に問題 | 持参推奨 |
子供用パジャマ | 必須 | 現地になし | 持参必須 |
ドライヤー | 不要 | 大浴場は高品質 | 現地使用 |
スキンケア | 場合による | 香料が合わない場合あり | 肌質次第 |
一方で、持参を強く推奨するアイテムもあります。最も多くの宿泊者が指摘しているのが歯ブラシの品質問題です。「ガサガサで使いにくい」という声が多数あるため、普段使い慣れたものを持参することをおすすめします。
スリッパについても持参を検討した方が良いでしょう。特にスイートルームなど広い部屋に宿泊する場合、「半日で壊れた」という報告もあります。部屋でくつろぐ時間が長い場合は、履き慣れたスリッパの方が快適です。
子連れファミリーで最も重要なのが子供用パジャマです。現地では子供用パジャマの提供がないため、必ず持参する必要があります。特に小さなお子様の場合、慣れ親しんだパジャマの方が安心して眠れるでしょう。
スキンケアアイテムについては、肌質や香料への耐性によって判断が分かれます。OSAJIブランドは品質は良いものの、香料が含まれているため、敏感肌の方や香料が苦手な方は持参することをおすすめします。逆に、特に問題がない方は現地のアメニティで十分満足できるレベルです。
意外に持参不要なアイテムもあります。水着については有料レンタル(500円)があるため、普段水着を着ない方は現地調達でも十分です。浮き輪やゴーグルは無料貸出があるため、持参しなくても問題ありません。
また、麦茶などの飲み物については持参を推奨します。館内のカフェやレストランでは子供向けの飲み物が限られているため、飲み慣れた麦茶を水筒に入れて持参すると重宝します。特に小さなお子様連れの場合は必需品と言えるでしょう。
コストパフォーマンスへの不満の声も少なくない
リゾナーレ熱海のアメニティに関する評価で、最も議論を呼んでいるのがコストパフォーマンスの問題です。特に高額な宿泊料金を支払った宿泊者からは、アメニティの品質とサービス内容に対する厳しい評価が多数寄せられています。
最も象徴的なのが、**「1泊10万円でこのアメニティはありえない」**という声です。スイートルーム宿泊者からは特に厳しい意見が聞かれ、「格安ビジネスホテルと同じアメニティで、なぜこの料金なのか」という根本的な疑問が呈されています。
💰 料金とサービスのバランス分析
宿泊プラン | 料金帯 | アメニティ期待値 | 実際の満足度 | ギャップ |
---|---|---|---|---|
スタンダード | 3-5万円 | 中程度 | 中程度 | 小 |
スイート | 8-12万円 | 高級 | 中程度 | 大 |
ベビースイート | 6-10万円 | 高級(子連れ) | 高 | 小 |
記念日プラン | 5-15万円 | 特別感重視 | 低 | 非常に大 |
特に問題となっているのが、料金に見合った特別なサービスや配慮の不足です。記念日利用で高額なプランを選択したにも関わらず、「チェックイン時のおめでとうございますの一言のみ」で、その後何のサービスもなかったという報告もあります。
また、サービス簡素化によるコスト削減の影響も指摘されています。荷物の運搬を宿泊客自身が行う必要がある点、ペットボトルの水ではなくウォーターサーバーでの提供、ビュッフェでの手袋着用案内の不足など、「エコ活動」や「効率化」の名目で、実質的にはコスト削減が行われているという見方もあります。
一方で、子連れファミリーにとってはコスパが良いという評価もあります。子供向けアメニティの充実度を考慮すると、「他のホテルでは考えられないレベルのサービス」「手ぶらで行けるのでトータルコストは抑えられる」という肯定的な意見も聞かれます。
🎯 利用者別コスパ評価
- 子連れファミリー: 満足度高い(子供向けサービスの価値を実感)
- カップル・夫婦: 満足度低い(料金に見合わない感覚)
- 記念日利用: 満足度非常に低い(特別感の欠如)
- グループ利用: 満足度中程度(部屋の広さは評価)
改善要望として多く聞かれるのが、基本アメニティの品質向上です。「せめて歯ブラシとスリッパの品質を上げてほしい」「ドライヤーを全室高品質なものにしてほしい」といった声が多数あります。これらは比較的低コストで改善可能な部分であるため、今後の対応が期待されています。
利用を検討している方は、利用目的と期待値を明確にしてから予約することが重要です。子連れファミリーであれば満足度は高いですが、ラグジュアリーな大人の時間を求める場合は、料金と期待値のバランスを慎重に検討することをおすすめします。
エコ活動の名目でサービス簡素化されている部分がある
リゾナーレ熱海では「エコ活動」を積極的に推進していますが、実際の宿泊者からは、エコ活動を名目としたサービス簡素化への疑問の声も少なくありません。特に高額な宿泊料金を支払っている宿泊者にとっては、サービスレベルの低下として受け取られる場合もあるようです。
最も議論を呼んでいるのが、ペットボトルの水の提供廃止です。従来多くのホテルで提供されているペットボトルの水に代わり、リゾナーレ熱海では各階のウォーターサーバーから専用ピッチャーで汲んで利用するスタイルとなっています。これについて「エコ活動の一環」と説明されていますが、宿泊者からは様々な意見が聞かれます。
♻️ エコ活動とサービスのバランス
エコ施策 | メリット | デメリット | 宿泊者の声 |
---|---|---|---|
ウォーターサーバー式 | プラスチック削減 | 利便性低下 | 「部活の合宿みたい」 |
タオル交換削減 | 水資源節約 | 快適性への影響 | 連泊時の不便さ |
アメニティ簡素化 | 廃棄物削減 | 満足度低下 | 「コスト削減の言い訳」 |
必要分のみ提供 | 無駄な消費抑制 | 利用しにくさ | 「フロントに言わないと出てこない」 |
ウォーターサーバー方式については賛否両論です。肯定的な意見としては「環境に配慮した取り組みは評価できる」「冷たい水がいつでも飲める」といった声がある一方で、「部屋でゆっくり水を飲みたいのに不便」「高級ホテルのサービスとしては疑問」という否定的な意見も多数あります。
特に問題となっているのが、子連れファミリーにとっての不便さです。小さな子供を連れて各階のウォーターサーバーまで水を汲みに行くのは手間がかかり、「せめてペットボトル1本くらいは置いてほしい」という要望も聞かれます。
アメニティの必要分のみ提供についても議論があります。歯ブラシやヘアブラシなどは、フロントで「必要な場合のみ」提供されるシステムとなっており、これについても「エコ活動」として説明されています。しかし、「いちいちフロントに連絡するのが面倒」「最初から部屋に置いておいてほしい」という声も多くあります。
一方で、真のエコ活動として評価される取り組みもあります。温泉で使い放題のタオル類の提供は、「各部屋にたくさんのタオルを置くより効率的」「使いたい分だけ使える」として好評です。また、館内着(浴衣)の提供により、衣類の持参が不要になることも、間接的なエコ効果として評価されています。
🌱 効果的なエコ活動 vs 疑問視される施策
- 効果的: タオル使い放題、館内着提供、アメニティブランド統一
- 疑問視: ペットボトル廃止、必要分のみ提供、基本アメニティ簡素化
重要なのは、エコ活動と宿泊者の利便性のバランスです。真にエコ活動を推進するのであれば、宿泊者の理解と協力を得られるような取り組みにすることが必要でしょう。現状では「コスト削減の言い訳」と受け取られてしまう施策もあるため、より透明性のある説明と、宿泊者の声を反映した改善が求められているのかもしれません。
館内移動の利便性に課題がある
リゾナーレ熱海のアメニティ関連で、意外に多くの宿泊者が指摘しているのが館内移動における利便性の課題です。特に荷物を持っての移動や、ベビーカーを利用する子連れファミリーにとって、建物の構造上の問題が滞在の快適性に影響を与えているようです。
最も深刻な問題として指摘されているのが、客室までの道のりの複雑さです。特にテラス棟(スイートルーム)への移動については、「エレベーター2回、階段1回」という複雑なルートとなっており、重い荷物を持った宿泊者にとっては大きな負担となっています。
🏨 館内移動の課題詳細
移動区間 | 課題 | 影響を受ける利用者 | 対策 |
---|---|---|---|
フロント→テラス棟 | エレベーター2回、階段1回 | スイート宿泊者 | 荷物は宅配推奨 |
階段部分 | バリアフリー非対応 | ベビーカー利用者 | 抱えて運ぶ必要 |
各階移動 | ウォーターサーバーまで | 全宿泊者 | 複数回往復が必要 |
館内施設間 | 距離が長い | 高齢者、子連れ | 時間に余裕が必要 |
特にベビーカー利用者にとっては深刻な問題となっています。実際の宿泊者からは「階段でベビーカーをたたんで、子供を抱いて、荷物も運んで…何をしに来たのかわからない状態」という厳しい声も聞かれます。せっかくの家族旅行が、移動だけで疲れてしまうという状況は避けたいものです。
興味深いのは、同じホテル内でも移動のサポート体制に差がある点です。一般棟の宿泊者には荷物運搬のサポートが提供される一方で、より高額なスイートルーム宿泊者は自分で荷物を運ぶ必要があるという逆転現象が起きています。これについては多くの宿泊者から疑問の声が上がっています。
移動の負担を軽減するための工夫も必要です。館内にはウォーターサーバーが各階に設置されていますが、専用ピッチャーでの汲み出しが必要なため、特に子連れファミリーにとっては頻繁な移動が負担となります。「せめて客室階だけでも複数箇所に設置してほしい」という要望も聞かれます。
🚶♀️ 移動負担軽減のコツ
- 事前準備: 重い荷物は宅配便で送る
- ベビーカー: 軽量タイプまたは抱っこ紐併用
- 水分補給: 大きめのピッチャーで一度に多めに汲む
- 時間配分: 移動時間を多めに見積もる
また、館内のバリアフリー対応についても改善の余地があります。車椅子の貸出はありますが、構造上の問題で利用しにくい場所もあります。高齢者や身体に制約のある方にとっては、事前の下見や相談が必要かもしれません。
一方で、改善への取り組みも見られます。スタッフに相談することで、可能な範囲でのサポートは受けられるようです。「重い荷物があることを事前に伝えると、配慮してもらえた」という報告もあります。
利用を検討している方は、滞在する客室タイプと移動ルートを事前に確認しておくことをおすすめします。特に小さなお子様連れや高齢者同伴の場合は、移動の負担を考慮した客室選択や、荷物の事前送付などの準備をしておくと、より快適な滞在が期待できるでしょう。
まとめ:リゾナーレ熱海アメニティの総合評価と賢い活用法
最後に記事のポイントをまとめます。
- リゾナーレ熱海のアメニティはOSAJIブランドで統一され、スキンケア品質は良好である
- 子供向けアメニティの充実度は他のホテルを圧倒するレベルで、子連れファミリーには最適である
- 基本アメニティ(歯ブラシ、スリッパ等)の品質は期待値を下回る場合が多い
- 温泉・大浴場のアメニティは客室と同品質で、タオル類は使い放題である
- パジャマと浴衣の両方が提供されるが、子供用パジャマは用意されていない
- フロントでの貸出備品は豊富で、特に子連れ向けのアイテムが充実している
- 利用者の属性(子連れ vs 大人のみ)によって満足度に大きな差がある
- 宿泊料金に対するコストパフォーマンスには賛否両論がある
- エコ活動の名目でサービス簡素化されている部分があり、評価が分かれる
- 館内移動の利便性に課題があり、特にベビーカー利用者には負担が大きい
- 持参すべきアイテムの見極めが重要で、歯ブラシやスリッパは持参推奨である
- 子供用パジャマと麦茶などの飲み物は必ず持参する必要がある
- 記念日利用や特別な日の宿泊には期待値とのギャップが生じやすい
- Wi-Fi環境は良好で、ビジネス利用にも適している
- 事前予約可能な備品は数に限りがあるため、早めの申し込みが重要である
調査にあたり一部参考にさせて頂いたサイト
- https://hoshinoresorts.com/ja/brands/risonare/sp/amenities/
- https://kanamari.net/risonare-atami-amenities/
- https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/risonareatami/
- https://ameblo.jp/seara-kojo/entry-12714091113.html
- https://note.com/shimausa1010/n/nc818df96f4be
- https://tonikakuyattemita.com/kosodate/risonare-atami-amenity/
- https://note.com/nogi_note/n/nff1c6d86e4e3
- http://oknaka.blogspot.com/2013/08/blog-post_29.html
- https://enfant.media/blog/30686/
- https://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g298122-d2496338-r780084518-Hoshino_Resorts_RISONARE_Atami-Atami_Shizuoka_Prefecture_Tokai_Chubu.html