東京ディズニーシー・ホテルミラコスタのヴェネツィア・サイドは、水の都ヴェネツィアをイメージした運河の街「パラッツォ・カナル」やホテル内のスパ&プール「テルメ・ヴェネツィア」が見える、ロマンティックな雰囲気が魅力のサイドです。しかし、同じヴェネツィア・サイドでも部屋によって景色や満足度に大きな差があることをご存知でしょうか。
調査の結果、ヴェネツィア・サイドには明確な「当たり部屋」と「はずれ部屋」が存在し、特に2023年4月に新設された「パラッツォ・カナルビュー」の部屋が注目を集めています。運河が見える部屋とプール側が見える部屋、さらには2025年6月から始まるバルコニールームなど、選択肢も多様化しており、初めて宿泊する方にとっては非常に複雑な状況となっています。
この記事のポイント |
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✅ヴェネツィア・サイドの部屋タイプと特徴を完全解説 |
✅当たり部屋・はずれ部屋の見分け方と対策方法 |
✅パラッツォカナルビューと通常タイプの違い |
✅料金体系と予約のコツを詳しく紹介 |
ミラコスタ ヴェネチアサイドの基本情報と部屋選び
- ヴェネツィア・サイドは東京ディズニーシーの運河エリアに面した客室
- 当たり部屋の特徴はゴンドラ乗り場とタワーオブテラーが見えること
- はずれ部屋の確率は約50%でプール側やメンテナンス施設が見える
- パラッツォカナルビューは運河が見える確約された当たり部屋
- スーペリアルームなら3名まで同一料金で宿泊可能
- 料金は通常のヴェネツィア・サイドで5万円台から11万円台
ヴェネツィア・サイドは東京ディズニーシーの運河エリアに面した客室
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタのヴェネツィア・サイドは、ホテルの3つのサイドの中でも特にロマンティックな雰囲気を楽しめるエリアです。このサイドの客室は、東京ディズニーシーの運河の街「パラッツォ・カナル」やホテル内のスパ&プール「テルメ・ヴェネツィア」側に位置しています。
ヴェネツィア・サイドの最大の魅力は、水の都ヴェネツィアを再現した美しい景観を部屋から楽しめることです。特に夜になると、ゴンドラ乗り場のライトアップや運河沿いの街並みが幻想的に照らされ、まさに本物のヴェネツィアにいるような気分を味わえます。
🏰 ヴェネツィア・サイドの基本情報
項目 | 詳細 |
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位置 | パラッツォ・カナル、テルメ・ヴェネツィア側 |
主な景色 | 運河、ゴンドラ乗り場、プール、タワーオブテラー |
雰囲気 | ロマンティック、静寂 |
客室数 | 全4タイプ(2025年6月からは5タイプ) |
このサイドは、ポルト・パラディーゾ・サイドのような賑やかなハーバー側とは対照的に、静かで落ち着いた大人の雰囲気が特徴です。カップルでの記念日や特別な滞在を希望される方に特に人気が高く、多くの宿泊者から「一度泊まったらまた泊まりたくなる」という声が聞かれます。
ただし、同じヴェネツィア・サイドでも部屋の位置によって見える景色が大きく異なるため、予約時には注意が必要です。一般的に「ヴェネツィア・サイド」として予約した場合、部屋の具体的な位置や眺望は当日まで分からないのが現状です。
当たり部屋の特徴はゴンドラ乗り場とタワーオブテラーが見えること
ヴェネツィア・サイドの「当たり部屋」の最大の特徴は、ゴンドラ乗り場と迫力あるタワーオブテラーを同時に見ることができる点です。これらの部屋からは、東京ディズニーシーの象徴的な景観を存分に楽しむことができ、まさにパーク内のホテルに宿泊している醍醐味を味わえます。
当たり部屋からの眺望で特に印象的なのは、夜のライトアップされたゴンドラ乗り場です。昼間とは全く異なる幻想的な雰囲気に包まれ、ロマンティックな時間を過ごすことができます。また、早朝にはゲストが乗っていない状態でのゴンドリエの練習風景を見ることができる場合もあり、貴重な体験となります。
⭐ 当たり部屋から見える主な景色
- ゴンドラ乗り場:昼夜問わず美しい景観
- タワーオブテラー:迫力ある建物とライトアップ
- S.S.コロンビア号:遠くに見える豪華客船
- パラッツォ・カナル:運河沿いの街並み
- プロメテウス火山:遠景として確認可能
当たり部屋の中でも特に人気が高いのは、4階や5階の高層階に位置する部屋です。これらの部屋からは視界を遮るものが少なく、より広範囲の景色を楽しむことができます。調査の結果、部屋番号でいうと4338号室などが代表的な当たり部屋として知られています。
さらに、当たり部屋ではパークのBGMも聞こえるため、視覚だけでなく聴覚でもディズニーシーの世界観を満喫できます。特に閉園後にパークが静寂に包まれた中でBGMが流れる時間は、ミラコスタ宿泊者だけが味わえる特別な体験となります。
はずれ部屋の確率は約50%でプール側やメンテナンス施設が見える
ヴェネツィア・サイドには残念ながら「はずれ部屋」と呼ばれる部屋も存在します。調査の結果、はずれ部屋に当たる確率は約50%程度と推測され、これは部屋の配置上避けられない現実となっています。
はずれ部屋の典型的なパターンは、プール側を向いている部屋です。これらの部屋からはホテル内のスパ&プール「テルメ・ヴェネツィア」が見えますが、ディズニーシーのアトラクションや象徴的な建物は見えません。ただし、夜にはプールがライトアップされ、静かで美しい景観を楽しむことができるため、完全に悪いというわけではありません。
🔍 はずれ部屋のパターン
パターン | 見える景色 | 評価ポイント |
---|---|---|
プール側 | テルメ・ヴェネツィア、プール | 夜のライトアップは美しい |
メンテナンス施設側 | 屋根、設備機器 | 景観的には期待値以下 |
低層階運河側 | 運河の一部(視界制限あり) | 運河は見えるが迫力不足 |
特に注意が必要なのは、低層階の部屋です。これらの部屋は運河側を向いていても、柵や他の建物によって視界が制限され、期待していた景色を十分に楽しめない場合があります。また、2階などの低層階では、通りかかるゲストから部屋の中が見える可能性もあり、プライバシーの面でも課題があります。
はずれ部屋を避けるための対策として、多くの宿泊者がチェックイン時にリクエストを出しています。完全に希望通りになるとは限りませんが、可能な範囲で調整してもらえる場合もあります。特に記念日などの特別な日であることを伝えると、配慮してもらえる可能性が高まります。
パラッツォカナルビューは運河が見える確約された当たり部屋
2023年4月に新設された「パラッツォ・カナルビュー」は、ヴェネツィア・サイドの中でも運河が見えることが確約された当たり部屋です。これまでの通常のヴェネツィア・サイドでは部屋からの眺望が保証されていませんでしたが、この新しいカテゴリーの登場により、確実に良い景色を楽しみたい方にとって選択肢が広がりました。
パラッツォ・カナルビューの「パラッツォ・カナル」とは「宮殿の運河」という意味で、運河沿いに広がるロマンティックな街並みを確実に見ることができる部屋を指します。この部屋タイプは、従来の当たり外れのある予約システムへの対策として設けられたもので、多くの宿泊者から歓迎されています。
💎 パラッツォカナルビューの特徴
- 運河の眺望確約:ゴンドラや運河沿いの建物が確実に見える
- 価格設定明確:通常のヴェネツィア・サイドより高額設定
- 予約安心感:当日まで景色が分からない不安がない
- 記念日利用:特別な日の宿泊に最適
料金については、通常のヴェネツィア・サイドと比較して月額1,500円~2,000円程度高い設定となっています。例えば、2023年のデータでは通常のスーペリアルームが55,000円~111,500円の範囲であったのに対し、パラッツォ・カナルビューは57,000円~113,000円の範囲で設定されています。
この価格差は決して小さくありませんが、「絶対に良い景色を見たい」「記念日だから失敗したくない」という方にとっては、安心料として十分に価値がある投資と言えるでしょう。特にプロポーズなどの重要なイベントを控えている場合は、パラッツォ・カナルビューの予約を強く推奨します。
スーペリアルームなら3名まで同一料金で宿泊可能
ヴェネツィア・サイドのスーペリアルームは、3名まで同一料金で宿泊できるコストパフォーマンスの高い部屋タイプです。この部屋にはレギュラーベッド2台またはダブルベッド1台に加えて、自由に引き出して使える「トランドルベッド」が常設されており、追加料金なしで3人目の宿泊が可能です。
トランドルベッドは通常のベッドよりも高さが低く設計されているため、小さなお子様が利用する際も安心です。また、使わない時はベッドの下に収納できるため、部屋を広く使うことも可能です。このシステムにより、家族連れやグループでの宿泊がより経済的になります。
🛏️ スーペリアルームの宿泊構成例
構成 | ベッド配置 | 1人当たり概算料金 |
---|---|---|
2名利用 | ツインまたはダブル | 27,500円~55,750円 |
3名利用 | ツイン+トランドル | 18,333円~37,166円 |
3名で宿泊した場合、1人当たりの料金は約18,000円~37,000円程度となり、一般的なホテルと比較してもリーズナブルな価格設定と言えます。特に特別な記念日ではなく、ディズニーシーを楽しむための宿泊基地として利用する場合は、この料金体系の恩恵を大きく受けることができます。
また、スーペリアルームには通常タイプとパラッツォ・カナルビューの2種類があり、予算と希望する景色に応じて選択可能です。グループ旅行や家族旅行で「みんなでミラコスタに泊まりたいけれど予算は抑えたい」という場合は、スーペリアルームの3名利用が最適な選択肢となるでしょう。
料金は通常のヴェネツィア・サイドで5万円台から11万円台
ヴェネツィア・サイドの料金体系は、シーズンや曜日によって大きく変動し、最安値で5万円台、最高値で11万円台という幅広いレンジとなっています。この価格変動は東京ディズニーリゾートの需要予測に基づいており、大型連休やスペシャルイベント期間中は高額になる傾向があります。
2023年の料金データを分析すると、最も安価な時期は1月や2月の平日で、この時期であれば5万円台での宿泊が可能です。一方、ゴールデンウィークや夏休み、年末年始などの繁忙期には11万円台まで上昇し、同じ部屋でも約2倍の価格差が生じています。
📊 2023年ヴェネツィア・サイド料金推移
月 | 通常ビュー最安値 | 通常ビュー最高値 | カナルビュー最安値 | カナルビュー最高値 |
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1月 | ¥59,000 | ¥95,500 | – | – |
4月 | ¥55,500 | ¥91,500 | ¥61,000 | ¥93,000 |
8月 | ¥55,500 | ¥111,500 | ¥57,000 | ¥113,000 |
12月 | ¥63,500 | ¥111,500 | ¥67,000 | ¥113,000 |
料金を抑えて宿泊したい場合は、平日や閑散期を狙うことが重要です。特に1月下旬から2月にかけては比較的予約も取りやすく、料金も抑えられるためおすすめの時期です。ただし、この時期は気温が低いため、テラスルームやバルコニールームを予約した場合は防寒対策が必要になります。
また、料金はあくまで1部屋当たりの価格設定のため、宿泊人数が多いほど1人当たりのコストは下がります。特にスーペリアルームの3名利用や、パラッツォパティオルームの4名利用などは、コストパフォーマンスの観点から非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
ミラコスタ ヴェネチアサイドの部屋タイプと選び方のコツ
- スーペリアルームは最もスタンダードで予約しやすい基本タイプ
- トリプルルームは3名でも全員レギュラーベッドを使える贅沢仕様
- パラッツォパティオルームは1階の中庭付きで4名まで宿泊可能
- テラスルームは最上階の特別な部屋でスペチアーレ特典付き
- バルコニールームは2025年6月新設予定の注目タイプ
- 予約のコツは4ヶ月前の11時スタートダッシュが重要
- まとめ:ミラコスタ ヴェネチアサイドは事前調査と戦略的予約で理想の滞在を
スーペリアルームは最もスタンダードで予約しやすい基本タイプ
ヴェネツィア・サイドのスーペリアルームは、最も予約しやすく、初回ミラコスタ宿泊者におすすめの基本的な部屋タイプです。37平方メートルの広さを持ち、レギュラーベッド2台またはダブルベッド1台に加えて、トランドルベッドが常設されているため、最大3名まで同一料金で宿泊できます。
スーペリアルームの最大の魅力は、料金と利便性のバランスが取れている点です。ヴェネツィア・サイドの中では最もリーズナブルな価格設定でありながら、基本的なアメニティやサービスは他の部屋タイプと変わりません。また、客室数も多いため、他の部屋タイプと比較して予約競争が緩やかです。
🏨 スーペリアルームの基本仕様
項目 | 詳細 |
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広さ | 37平方メートル |
ベッドタイプ | ツイン・ダブル |
定員 | 3名(同一料金) |
トランドルベッド | 常設 |
アメニティ | ディズニーキャラクター仕様 |
スーペリアルームには通常タイプと2023年4月新設のパラッツォ・カナルビューの2種類があります。初めてのミラコスタ宿泊で景色にこだわりたい場合はカナルビュー、コストを重視する場合は通常タイプを選択するのが賢明です。
また、スーペリアルームはファミリー利用にも適しているため、お子様連れの方からも人気があります。トランドルベッドは小さなお子様には十分な大きさで、家族3人での宿泊でも窮屈さを感じることはありません。ディズニーキャラクターのアメニティも充実しており、お子様にとって特別な体験となることでしょう。
予約時期については、繁忙期以外であれば比較的予約しやすいのが特徴です。ただし、パラッツォ・カナルビューについては人気が高いため、希望日がある場合は早めの予約が推奨されます。
トリプルルームは3名でも全員レギュラーベッドを使える贅沢仕様
ヴェネツィア・サイドのトリプルルームは、3名全員がレギュラーベッドで快適に眠れる贅沢な仕様の部屋タイプです。43平方メートルとスーペリアルームよりも広い空間に、レギュラーサイズのベッドが3台並んで配置されており、誰かが予備ベッドを使うという心配がありません。
この部屋タイプは特に女子旅や友人同士の宿泊に人気があります。全員が同等の条件でくつろげるため、グループ内での不平等感がなく、みんなで楽しい時間を過ごすことができます。また、広めの空間設計により、3人で宿泊してもゆったりとした時間を過ごせるのが魅力です。
🛏️ トリプルルーム vs スーペリアルーム比較
項目 | トリプルルーム | スーペリアルーム |
---|---|---|
広さ | 43平方メートル | 37平方メートル |
ベッド数 | レギュラー3台 | ツイン+トランドル |
快適性 | 全員同等 | 3人目はやや劣る |
料金差 | 約7,000円高 | 基本料金 |
料金については、スーペリアルームと比較して約7,000円程度高い設定となっていますが、全員がレギュラーベッドで眠れることを考慮すると、価値のある投資と言えるでしょう。特に大人3名での宿泊の場合、睡眠の質は翌日のパーク体験に大きく影響するため、この料金差は十分に正当化されます。
ただし、調査の結果、トリプルルームには注意点もあります。部屋の位置によっては景色があまり良くない場合があるため、景観を重視する場合はパラッツォ・カナルビューのトリプルルームを選択するか、チェックイン時にリクエストを出すことが推奨されます。
また、トリプルルームは客室数が限られているため予約競争が激しいのも特徴です。特に女子旅に人気の春の時期や夏休み期間中は、予約開始と同時に埋まってしまうことも珍しくありません。希望する場合は、予約開始日時を事前に確認し、準備万端で臨むことが重要です。
パラッツォパティオルームは1階の中庭付きで4名まで宿泊可能
パラッツォパティオルームは、ヴェネツィア・サイドの1階に位置する特別な部屋で、小さな中庭(パティオ)が付いた独特な仕様が特徴です。37平方メートルの室内空間に加えて専用のパティオがあり、4名まで宿泊できる設計となっているため、ファミリーや仲の良いグループでの利用に最適です。
この部屋タイプの最大の魅力は、プライベートな屋外空間を持てることです。パティオでは朝のコーヒーを楽しんだり、夜にゆっくりと語り合ったりすることができ、他の部屋では味わえない特別な体験を提供します。また、1階という立地のため、移動が楽というメリットもあります。
🌿 パラッツォパティオルームの特徴
- 専用パティオ:プライベートな屋外空間
- 4名定員:家族利用に最適
- 1階立地:エレベーター不要
- 独特な体験:他にない特別感
料金については、通常のスーペリアルームよりも約8,000円~9,000円高い設定となっていますが、4名で宿泊した場合の1人当たりコストを考えると、決して高いとは言えません。例えば、4名利用時の1人当たり料金は約16,000円~30,000円程度となり、この価格でミラコスタに宿泊できるのは非常にお得です。
ただし、1階という立地のため景観については限定的です。パティオからはホテル内の中庭的な空間は見えますが、ディズニーシーのアトラクションや海などの景色は期待できません。しかし、プライベートな空間でゆっくりとした時間を過ごしたい方や、景色よりも部屋の特別感を重視する方には理想的な選択肢となるでしょう。
また、パラッツォパティオルームは客室数が非常に少ないため、予約は困難を極めます。特に家族連れに人気の夏休み期間中などは、予約開始から数分で満室になることも珍しくありません。
テラスルームは最上階の特別な部屋でスペチアーレ特典付き
ヴェネツィア・サイドのテラスルームは、最上階5階に位置するスペチアーレ・ルーム&スイートの中でも特に人気の高い部屋タイプです。43平方メートルの室内空間に加えて、約30平方メートルの広大なテラスが付いており、ディズニーシーの運河エリアを一望できる贅沢な造りとなっています。
このテラスルームの最大の特徴は、専用ラウンジ「サローネ・デッラミーコ」の利用権が付いていることです。このラウンジでは、チェックイン・チェックアウト手続きを優先的に行えるほか、軽食や飲み物のサービス、さらには一部のショーを眺めることも可能です。
⭐ テラスルームの特別特典
特典 | 詳細 |
---|---|
専用ラウンジ | サローネ・デッラミーコ利用可能 |
朝食選択制 | ルームサービスまたはベッラヴィスタ・ラウンジ |
プライオリティ | チェックイン・アウト優遇 |
テラス | 約30平方メートルのプライベート空間 |
料金については、87,500円~142,000円と非常に高額な設定となっていますが、提供されるサービスと体験を考慮すると妥当な価格と言えるでしょう。特に記念日や特別な機会での利用を考えている場合、この料金に見合う満足度を得ることができます。
テラスからの眺望はヴェネツィア・サイドでは最高クラスで、ゴンドラ乗り場、タワーオブテラー、S.S.コロンビア号などを見渡すことができます。特に夜景は息を呑むほど美しく、まさに一生の思い出となる体験を提供します。ただし、5階建てのため客室数は5部屋のみと極めて限定的で、予約は非常に困難です。
また、テラスルームは全てダブルベッド仕様で定員2名となっているため、カップルやご夫婦での利用が前提となります。プロポーズや結婚記念日などの特別な日に利用する方が多く、最高の思い出作りには最適な選択肢と言えるでしょう。
バルコニールームは2025年6月新設予定の注目タイプ
2025年6月27日から新しく登場する予定の「バルコニールーム」は、ヴェネツィア・サイドに追加される最新の部屋タイプです。37~43平方メートルの室内空間にバルコニーが付いた設計で、4名まで宿泊可能な仕様となる見込みです。
このバルコニールームは、既存のトリプルルームとスーペリアルームを改装して作られる予定で、すべて2階に位置することが公表されています。興味深いことに、このバルコニールームはパラッツォ・カナルビューには含まれない設定となっているため、眺望については従来の通常ヴェネツィア・サイドと同様の「当たり外れ」があると推測されます。
🆕 バルコニールーム予想仕様
項目 | 予想内容 |
---|---|
開始日 | 2025年6月27日 |
広さ | 37~43平方メートル |
定員 | 4名 |
階層 | 2階(全室) |
バルコニー | 有り(広さ未公表) |
料金についてはまだ公表されていませんが、既存のパラッツォパティオルームと同程度かやや高めの設定になると予想されます。バルコニー付きという特別感と4名定員という利便性を考慮すると、ファミリー層や友人グループからの需要は非常に高くなることが予想されます。
ただし、2階という立地とパラッツォ・カナルビューに含まれないという条件から、景観については期待値を調整しておくことが重要です。しかし、バルコニーという特別な空間があることで、景色が多少劣っていても十分に楽しめる可能性があります。
予約開始時期などの詳細はまだ発表されていませんが、新しい部屋タイプは注目度が高いため、予約競争は激しくなることが予想されます。興味のある方は、公式サイトの情報を定期的にチェックし、予約開始に備えることをおすすめします。
予約のコツは4ヶ月前の11時スタートダッシュが重要
ミラコスタの予約はチェックイン日の4ヶ月前同日11:00から開始されるため、この時間に合わせた「スタートダッシュ」が成功の鍵となります。特に人気の高いヴェネツィア・サイドのパラッツォ・カナルビューやテラスルームなどは、予約開始から数分で満室になることも珍しくありません。
予約成功のためには、事前準備が何より重要です。会員登録、ログイン情報の確認、希望日程の整理、支払い方法の準備など、予約開始前にできることはすべて済ませておきましょう。また、11:00きっかりにアクセスが集中するため、サイトの動作が重くなることを想定して、時間に余裕を持って待機することが推奨されます。
📝 予約成功のためのチェックリスト
- ✅ 会員登録とログイン情報確認
- ✅ 希望日程の第2、第3候補も検討
- ✅ クレジットカード情報の準備
- ✅ 複数デバイスでの同時アクセス準備
- ✅ インターネット環境の安定性確認
- ✅ 申込金制度(30,000円)の理解
また、複数の予約方法を並行して試すことも効果的です。公式サイト、オンライン予約サイト(楽天トラベルやYahoo!トラベルなど)、バケーションパッケージなど、それぞれ予約開始時期が異なるため、複数のルートを活用することで予約機会を増やすことができます。
特に注意すべき点は、申込金制度です。ミラコスタなどのデラックスタイプのディズニーホテルは30,000円の申込金が必要で、この金額は宿泊料金の一部やキャンセル料に充当されます。予約時に必ずこの金額が請求されるため、事前に資金の準備をしておくことが重要です。
キャンセル拾いについても触れておくと、予約開始日に取れなかった場合でも諦める必要はありません。特に宿泊日の2週間前からキャンセル料が発生するため、この時期に多くのキャンセルが出る傾向があります。0時前後にサイトをチェックする習慣をつけることで、キャンセル拾いに成功する可能性があります。
まとめ:ミラコスタ ヴェネチアサイドは事前調査と戦略的予約で理想の滞在を
最後に記事のポイントをまとめます。
- ヴェネツィア・サイドは運河エリアに面したロマンティックな雰囲気が特徴である
- 当たり部屋はゴンドラ乗り場とタワーオブテラーが見える位置に配置されている
- はずれ部屋の確率は約50%でプール側やメンテナンス施設が見える場合がある
- パラッツォ・カナルビューは運河の眺望が確約された上位グレードである
- スーペリアルームは3名まで同一料金で最もコストパフォーマンスが高い
- 料金は5万円台から11万円台でシーズンによって大きく変動する
- トリプルルームは3名全員がレギュラーベッドで快適に眠れる仕様である
- パラッツォパティオルームは1階の中庭付きで4名まで宿泊可能である
- テラスルームは最上階の特別仕様でスペチアーレ特典が付く
- バルコニールームは2025年6月から新設される注目の新タイプである
- 予約は4ヶ月前の11時開始で事前準備とスタートダッシュが重要である
- 申込金30,000円が必要で複数の予約ルートを活用すべきである
- キャンセル拾いは2週間前以降に集中する傾向がある
- 部屋からの眺望リクエストは可能だが確約ではない
- 記念日利用の場合はパラッツォ・カナルビューやテラスルームが推奨される
調査にあたり一部参考にさせて頂いたサイト
- https://4travel.jp/travelogue/11719317
- https://ameblo.jp/miki-bears/entry-12864934511.html
- https://castel.jp/p/2010
- https://www.tokyodisneyresort.jp/hotel/dhm/room/detail/venez_superior/
- https://amasawa-kakeru.com/miracosta/
- https://www.tokyodisneyresort.jp/hotel/dhm/room.html
- https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12298067807
- https://orutoblog.com/miracosta-venetera/
- https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1466338444
- https://www.instagram.com/nana2692.13/p/CpwiPs6psLt/