シンガポールのオーチャード地区で最高峰のホスピタリティを体験したいなら、セントレジスホテルシンガポールは外せない選択肢です。1904年にニューヨークで創業して以来、世界中のVIPや著名人に愛され続けてきたセントレジスブランド。その伝統と革新が融合したシンガポールの拠点は、マリオット・インターナショナルの最高峰ブランドとして、他のホテルとは一線を画すサービスを提供しています。専属バトラーサービス、毎晩のシャンパンサーベル儀式、そして細部まで行き届いた配慮が、滞在を特別なものへと昇華させてくれます。
この記事では、実際の宿泊体験やオンライン上の情報を徹底的にリサーチし、セントレジスホテルシンガポールの魅力を多角的に分析しました。客室のグレードやアメニティの詳細、マリオットボンヴォイのプラチナエリート特典、朝食やバーラウンジの充実度、プールやジムなどの施設情報、そして子連れファミリーにとっての使い勝手まで、あらゆる角度から検証しています。予約を検討している方はもちろん、シンガポールのラグジュアリーホテルを比較したい方にも役立つ内容となっています。
| この記事のポイント |
|---|
| ✓ セントレジスホテルシンガポールの客室タイプと設備の詳細がわかる |
| ✓ マリオットボンヴォイのプラチナ特典を最大限活用する方法を理解できる |
| ✓ 朝食ビュッフェ、バーラウンジ、プール、ジムなど館内施設の魅力を把握できる |
| ✓ アクセス方法や子連れ利用時の注意点など実用的な情報を得られる |
セントレジスホテルシンガポールの基本情報と魅力
- セントレジスホテルシンガポールはオーチャードの5つ星ラグジュアリーホテル
- 客室のタイプは52㎡のグランドデラックスから335㎡のプレジデンシャルスイートまで多彩
- アクセスはMRTオーチャードブールバード駅から徒歩6分で便利
- アメニティはサシャワンのボタニカルな高級ブランド
- バトラーサービスが付くのがセントレジスシンガポールの大きな特徴
- プラチナエリート特典は朝食無料や客室アップグレードなど充実
セントレジスホテルシンガポールはオーチャードの5つ星ラグジュアリーホテル
セントレジスホテルシンガポールは、シンガポールの中心地オーチャードエリアに位置する最高級5つ星ホテルです。マリオット・インターナショナルが展開するホテルブランドの中でも最高峰に位置づけられるセントレジスブランドの一員として、1904年にニューヨークで誕生した伝統と格式を受け継ぐラグジュアリーな空間を提供しています。
ホテルの住所は29 Tanglin Road, Singapore 247911で、オーチャード通りから少し離れた閑静なエリアに佇んでいます。周囲には各国の大使館や高級コンドミニアムが立ち並び、治安の良さと落ち着いた雰囲気が特徴的です。一般的には、繁華街の喧騒から一歩離れた立地が、ゆったりとした滞在を実現する要因となっています。
ホテル内部に足を踏み入れると、まるで美術館のような豪華絢爛な空間が広がります。床から天井まで届く大きなシャンデリア、壁一面の鏡、エレガントな家具の数々が、訪れるゲストを別世界へと誘います。299室の客室を擁し、それぞれが異なる装飾を施された個性的な空間となっているのも魅力の一つです。
「各国のトップが泊まったことのあるホテル」として知られ、レセプションでは多言語対応のスタッフが丁寧に迎えてくれる。
世界的ホテルチェーンであるマリオット・インターナショナルの中でも、セントレジスは特別な位置づけです。リッツ・カールトンと並ぶ最高級ブランドとして、五感を刺激する創造的なダイニング、あらゆるニーズに応えるバトラーサービス、そして細部まで行き届いた上質なおもてなしを約束しています。シンガポールでラグジュアリーな滞在を求める旅行者にとって、間違いなくトップクラスの選択肢と言えるでしょう。
📊 セントレジスホテルシンガポールの基本データ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ホテルランク | 5つ星(マリオット最高峰ブランド) |
| 客室数 | 299室 |
| チェックイン | 15:00 |
| チェックアウト | 12:00(正午) |
| 住所 | 29 Tanglin Road, Singapore 247911 |
| 電話番号 | +65-6506-6888 |
客室のタイプは52㎡のグランドデラックスから335㎡のプレジデンシャルスイートまで多彩
セントレジスホテルシンガポールの客室は、最もスタンダードなグランドデラックスでも52㎡という贅沢な広さを誇ります。これは東京都心の一般的なビジネスホテルのスタンダードルームの2倍以上の広さで、ゆとりある滞在を約束してくれます。ベッドタイプはキングベッド1台、またはダブルベッド2台から選択でき、家族連れやカップルなど様々なニーズに対応しています。
客室のランクは段階的に用意されており、グランドデラックス(52㎡)の上には、レディアスター(56㎡)、カロラインアスタースイート(90㎡)、セントレジススイート(80㎡)と続きます。さらに上位には**プレミアスイート(135㎡)や最上級のプレジデンシャルスイート(335㎡)**まで用意されており、どのようなゲストの期待にも応えられる多彩なラインナップとなっています。
室内のインテリアは、特製リネンや寝具、高級感溢れる椅子やソファ、ハンドカットのフレンチタイルに大きな独立型バスタブを据えた豪華な大理石のバスルームといった要素で構成されています。壁には鏡張りの装飾が多用され、広い客室がさらに広く感じられる工夫が施されています。ベッドのシーツはスベスベで心地よく、多くの宿泊者が快適な睡眠を報告しています。
おそらく、マリオットボンヴォイの上級会員であれば、予約時のグレードよりも上位の客室へアップグレードされる可能性があります。実際に、グランドデラックスで予約したゲストがスペシャリティスイートにアップグレードされたという報告も複数確認されています。アップグレードされた場合、リビングルームとベッドルームが分かれた広々とした空間、複数面からの眺望、ウォークインクローゼットなど、さらに充実した設備を楽しめます。
各客室には40インチの薄型テレビ、iPodドッキングステーション、セーフティボックス、デスクなどの設備が標準装備されています。WiFiと有線インターネットは無料で利用可能で、ビジネス利用にも十分対応できる環境が整っています。バスルームには深めの浴槽とデザイナーバスアメニティが用意され、日本人にとって嬉しい入浴環境が整っています。
🏨 客室タイプ別比較表
| 客室タイプ | 広さ | ベッドタイプ | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| グランドデラックス | 52㎡ | キング1台 or ダブル2台 | スタンダードながら贅沢な広さ |
| レディアスター | 56㎡ | ダブル2台 | ファミリー向け |
| セントレジススイート | 80㎡ | キング1台 | リビングルーム付き |
| カロラインアスタースイート | 90㎡ | キング1台 | 独立リビングルーム・植物園ビュー |
| プレミアスイート | 135㎡ | キング1台 | ガーデンビュー・最上級の広さ |
| プレジデンシャルスイート | 335㎡ | キング1台 | ホテル最上級のスイート |
アクセスはMRTオーチャードブールバード駅から徒歩6分で便利
セントレジスホテルシンガポールへのアクセスは、MRT(地下鉄)のオーチャードブールバード(Orchard Boulevard)駅から徒歩約6分という便利な立地です。2021年に開業したTE線(トムソン・イーストコースト線)の駅で、比較的新しい路線のため、駅構内も清潔で使いやすいでしょう。オーチャード駅まで1駅、チャイナタウンのマクスウェルフードセンターがあるマクスウェル駅へも乗り換えなしでアクセス可能です。
チャンギ国際空港からホテルまでは、車で約35分の距離です。MRTを利用する場合は乗り換えが2回必要になるため、荷物が多い場合や小さなお子様連れの場合は、タクシーやGrab(配車アプリ)の利用がおすすめです。空港からの直行シャトルサービスも有料で提供されており、1車両あたり280シンガポールドル(片道、最大4名)で利用できます。
ホテル周辺には徒歩4分の距離に**タングリンモール(Tanglin Mall)**があり、ちょっとした買い物や食事に便利です。落ち着いた雰囲気のおしゃれなスーパーや雑貨店が入っており、地元の高級住宅地エリアならではの洗練されたショッピング体験ができます。また、オーチャード通りの主要ショッピングモールまでも徒歩圏内で、IONオーチャードやパラゴンなどへは徒歩10〜15分程度です。
一般的には、シンガポール観光の主要スポットへのアクセスも良好です。シンガポール植物園まで車で5分以内、マリーナベイサンズやガーデンズバイザベイなどのマリーナエリアまでは車で15〜20分程度です。各国の大使館や高級コンドミニアムが立ち並ぶエリアのため、治安も良く夜間の外出も比較的安心できる環境と言えるでしょう。
ホテル周辺は高級コンドミニアムが立ち並ぶエリアで、落ち着いていて治安も心配ない。
駐車場も完備されており、セルフパーキングは1日45シンガポールドル、バレーパーキングは1日20シンガポールドルで利用できます。レンタカーでの観光を計画している方や、マレーシアから陸路で訪れる方にも対応可能です。マリオットボンヴォイのプラチナエリート以上の会員には1泊分の駐車場無料特典もあるため、該当する方はさらにお得に利用できます。
🚇 主要スポットへのアクセス時間
| 目的地 | 交通手段 | 所要時間 |
|---|---|---|
| MRTオーチャードブールバード駅 | 徒歩 | 約6分 |
| MRTオーチャード駅 | 徒歩 | 約8分 |
| タングリンモール | 徒歩 | 約4分 |
| IONオーチャード | 徒歩 | 約10〜15分 |
| チャンギ国際空港 | 車・タクシー | 約35分 |
| シンガポール植物園 | 車・タクシー | 約5分 |
| マリーナベイサンズ | 車・タクシー | 約15〜20分 |
アメニティはサシャワンのボタニカルな高級ブランド
セントレジスホテルシンガポールのバスルームアメニティは、SACHAJUAN(サシャワン)というスウェーデン生まれの高級ヘアケアブランドが採用されています。ボタニカルな良い香りが特徴で、洗い上がりに髪がきしむこともなく、洗い心地も評価が高いアイテムです。日本での市販価格でシャンプー1本が約3,740円という高級品のため、持ち帰った場合は60シンガポールドルが請求されるという但し書きのタグがかかっています。
バスルームの設備も充実しており、ハンドシャワー、レインシャワー、正面から出るシャワーの3ヶ所から好みで水流を選べるシャワールームが用意されています。独立型の大きなバスタブも完備されており、バスソルトのアメニティを入れてゆったりと入浴できます。バスタブの横には小型テレビが設置されているため、リラックスしながら番組を楽しむことも可能です。
洗面所周りのアメニティも日本の高級旅館並みに充実しています。石鹸、歯ブラシ、マウスウォッシュ、コットン、綿棒、カミソリといった基本アイテムに加えて、クレンジング、ボディローション、爪やすり、コームなども用意されています。タオルも通常の倍の枚数が用意されており、何度でもシャワーを浴びられる配慮が感じられます。
客室内のミニバーには、ネスプレッソのコーヒー4種類、TWGの紅茶、緑茶、カモミールティーが無料で提供されています。TWGはシンガポール発祥の高級紅茶ブランドで、セントレジスのロゴ入りティーポットで提供されるため、優雅なティータイムを楽しめます。スナック類、ミニボトルのお酒、冷蔵庫内のドリンク類は有料ですが、ラインナップは充実しています。
ウォークインクローゼット内のアメニティも見逃せません。金庫、スリッパ、傘、ランドリーバッグ、靴ベラ、ブラシ、バスローブが標準装備されています。スリッパはふわふわのキルティングデザインでセントレジスのロゴ入り、使い捨てにするのがもったいないほどの品質です。傘の用意は、突然のスコールが降るシンガポールならではの心遣いと言えるでしょう。
🧴 アメニティ一覧表
| カテゴリ | 提供アイテム | 備考 |
|---|---|---|
| バスアメニティ | SACHAJUAN(シャンプー・コンディショナー・ボディソープ) | スウェーデンの高級ブランド |
| 洗面所 | 歯ブラシ、マウスウォッシュ、コットン、綿棒、カミソリ、クレンジング、ボディローション、爪やすり、コーム | 日本の高級旅館レベル |
| ミニバー(無料) | ネスプレッソ4種、TWG紅茶・緑茶・カモミールティー | 高級ブランドを採用 |
| クローゼット | バスローブ、スリッパ(ロゴ入り)、傘、ランドリーバッグ、靴ベラ、ブラシ | 充実の品揃え |
バトラーサービスが付くのがセントレジスシンガポールの大きな特徴
セントレジスブランドの最大の特徴の一つが、全客室に専属バトラー(執事)サービスが付帯している点です。1904年の創業以来、セントレジスが大切にしてきた伝統的なサービスで、ゲストのあらゆるニーズに24時間対応してくれます。バトラーは単なるコンシェルジュではなく、より個人的で細やかなサービスを提供する存在として、滞在を特別なものにしてくれます。
セントレジスホテルシンガポールで提供されるバトラーサービスの内容は多岐にわたります。到着時と朝6時〜11時の間のホットコーヒーまたは紅茶のサービス、荷ほどき・荷造りの手伝い、靴磨き、2枚までのアイロンサービスなどが含まれています。アイロンとアイロン台が客室に配備されていないのは、バトラーサービスで対応するという方針のためです。
バトラーへの依頼は、客室内の電話やホテルアプリを通じて簡単に行えます。一般的には、レストランの予約、観光スポットへの行き方の案内、タクシーやGrabの手配、特別なリクエストへの対応など、滞在中の様々な場面でバトラーのサポートを受けられるシステムになっています。言語の壁が心配な方でも、日本語対応は難しいかもしれませんが、英語や中国語でのコミュニケーションが可能です。
「今日はUSSに行きたいから、荷物預けに来ただけです」と伝えると、「チェックイン出来ますよ。一部屋だけならすぐに部屋もご用意できます」とのこと。え、朝9時ですよ??ありがたい〜
夜にはターンダウンサービスも提供されます。外出から戻ると、カーテンが閉じられ、枕もとに水とスリッパが用意されているという細やかな配慮が感じられます。このような伝統的なサービスは、現代のホテルでは省略されることも多いですが、セントレジスでは今もなお大切に継承されています。
バトラーサービスの質は、スタッフの訓練と経験に大きく依存します。セントレジスでは世界共通の厳格なトレーニングプログラムを実施しており、どの都市のセントレジスでも一定水準以上のバトラーサービスを受けられる体制が整っています。シンガポールのスタッフは多言語対応能力が高く、おそらく英語と中国語でのコミュニケーションであれば、ほぼ完璧にニーズを理解し対応してくれるでしょう。
プラチナエリート特典は朝食無料や客室アップグレードなど充実
マリオットボンヴォイのプラチナエリート会員(およびそれ以上のチタンエリート、アンバサダーエリート)は、セントレジスホテルシンガポールで非常に充実した特典を受けられます。最も価値が高いのは、2名分までの朝食無料提供で、通常大人1人あたり48シンガポールドル(約5,000円)のビュッフェが無料になります。さらに12歳以下のお子様については、大人1人につき子供1人の朝食も無料です。
客室のアップグレードも大きな魅力です。空室状況によりますが、予約時の客室タイプよりも上位のカテゴリーへ無料でアップグレードされる可能性があります。実際の宿泊例では、最もリーズナブルなグランドデラックスで予約したゲストが、スペシャリティスイートにアップグレードされたケースが報告されています。リビングルームとベッドルームが分かれた広々としたスイートルームで滞在できれば、満足度は格段に上がるでしょう。
Astor Barでの**無料ドリンク2杯とおつまみ(15時〜18時)**も見逃せない特典です。カクテル、赤・白ワイン、ドラフトビール、モクテル、ジュース、ソフトドリンクから選べ、おつまみはビュッフェスタイルで好きなものをいただけます。3杯目からは有料になりますが、夕食前のリラックスタイムを優雅に過ごすには十分な内容です。
その他の特典として、空室状況により16時までのレイトチェックアウト、1泊分の駐車場無料、1時間の会議室利用無料、ウェルカムギフトまたは1,000ボーナスポイントなどが用意されています。レイトチェックアウトは最終日の時間を有効活用できる点で特に価値が高く、正午チェックアウトが16時まで延長されれば、ほぼ丸1日多く滞在できる計算になります。
プラチナエリート資格を取得するには、通常は年間50泊の宿泊実績が必要です。しかし、マリオットボンヴォイアメックスカードのプレミアムカード保有者であれば、カード保有だけで自動的にゴールドエリート資格が付与され、さらに年間400万円の利用でプラチナエリート資格を獲得できます。頻繁にマリオット系列に宿泊する方や、セントレジスでの滞在を最大限楽しみたい方は、カード取得を検討する価値があるでしょう。
💎 プラチナエリート特典一覧
| 特典内容 | 詳細 | 価値(目安) |
|---|---|---|
| 朝食無料 | 2名分+12歳以下の子供 | 約10,000円/日 |
| 客室アップグレード | 空室状況による(スイートを含む) | 10,000〜50,000円以上 |
| バーでの無料ドリンク | 2杯+おつまみ(15:00-18:00) | 約3,000円 |
| レイトチェックアウト | 16:00まで(空室状況による) | プライスレス |
| 駐車場無料 | 1泊分 | 45SGD(約4,500円) |
| ウェルカムギフト | またはボーナスポイント1,000pt | 選択制 |
| 会議室利用 | 1時間無料 | ビジネス利用に便利 |
セントレジスホテルシンガポールの施設とサービス徹底レビュー
- 朝食は「The Astor Grill」で多彩なビュッフェスタイル
- バーラウンジ「Astor Bar」では無料カクテルと毎日のシャンパンサービス
- プールは屋外のトロピカルスパプールで優雅にリラックス
- 子連れでも安心して宿泊できる家族向けサービス
- アフタヌーンティーは「Brasserie Les Saveurs」で豪華な体験
- まとめ:セントレジスホテルシンガポールで極上のステイを
朝食は「The Astor Grill」で多彩なビュッフェスタイル
セントレジスホテルシンガポールの朝食は、1階ロビー横に位置する「The Astor Grill」で毎朝6時30分から10時30分まで提供されています。床から天井まで届く壁一面の窓からはトロピカルガーデンと煌めくプールを一望でき、3つの大きなハンドカットクリスタルシャンデリアと美しい花の装飾が目を引く、まさに「西洋洋館」を思わせるエレガントな空間です。
朝食の内容は驚くほど多彩で、**洋食(パン・ハム類)、和食(創作寿司)、中華(揚げ物・麺類)、インド料理(各種スパイス・カレー)、ヴィーガンコーナー(唐揚げ・餃子など)**と、世界各国の料理が揃っています。スープコーナーではシンガポール名物のラクサや麺類も楽しめ、スイーツ・ジュースコーナーも充実しています。好きな野菜やフルーツを指定してその場でミックスジュースにしてくれるサービスも提供されています。
オムレツなどの卵料理はオーダー制で、好きなものを好きなだけ頼めば作って席まで持ってきてくれるシステムです。キャビアがトッピングされたオムレツなど、ラグジュアリーホテルならではのメニューも用意されています。コーヒーや紅茶もスタッフにオーダーすれば席まで持ってきてくれ、TWGの高級紅茶がセントレジスロゴ入りのティーポットで提供されるのも特別感があります。
正直ここで山盛り食べると夜まで、なんなら夜もいらないくらいお腹いっぱいになった。3日いて飽きることのない大満足の朝食。
混雑状況については、一般的には9時頃が最も混み合う傾向にあるようです。ゆっくりと朝食を楽しみたい方は、開始時間の6時30分に近い時間帯や、逆に10時以降の遅い時間帯を選ぶと、比較的空いている環境で食事ができるでしょう。スタッフは必ず席までエスコートしてくれ、キッズチェアの希望も確認があるなど、ホスピタリティの高さも印象的です。
料金は大人1人あたり48シンガポールドル、子供24シンガポールドルですが、マリオットボンヴォイのプラチナエリート以上の会員であれば2名分まで無料(さらに12歳以下の子供も大人1人につき1人無料)となります。通常料金で換算すると1回の朝食で約10,000円相当になるため、プラチナ特典の価値の高さが実感できるでしょう。
🍳 朝食ビュッフェの特徴
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会場 | The Astor Grill(1階ロビー横) |
| 営業時間 | 6:30〜10:30 |
| スタイル | ビュッフェ形式+オーダー制卵料理 |
| 料理ジャンル | 洋食、和食、中華、インド、ヴィーガン、シンガポール料理 |
| 特徴的なメニュー | キャビア付きオムレツ、ラクサ、創作寿司、TWG紅茶 |
| 通常料金 | 大人48SGD、子供24SGD |
| 混雑時間帯 | 9:00前後 |
バーラウンジ「Astor Bar」では無料カクテルと毎日のシャンパンサービス
セントレジスホテルシンガポールの「Astor Bar」は、セントレジスの創立者ジョン・ジェイコブ・アスター4世にちなんで名付けられた、洗練されたエレガントなオーラを放つバーラウンジです。営業時間は日曜から木曜が15時〜24時、金曜・土曜は15時〜深夜1時までとなっており、木曜から土曜の19時45分〜23時には生バンドのライブパフォーマンスも楽しめます。
プラチナエリート以上の会員は、15時〜19時の間にアルコール2杯まで無料(ビール、カクテル、ワイン、ハイボールから選択可能)で利用できます。3杯目からは有料になりますが、カクテルメニューは「New York New York」と題されたセクションで、アスター家のニューヨークの遺産と地元文化を融合させた独創的な内容です。「Tong Wars」「Hever Castle in New York」「Manhattan’s Club」など、各カクテルは24〜28シンガポールドルで提供されています。
無料おつまみはナッツ、チーズ(自分でカッティングして皿に盛るスタイル)、ドライフルーツ、クラッカーがバーカウンターに用意されており、セルフサービスで取って席に戻って食べる形式です。より本格的な食事を希望する場合は、アソーテッドチーズ(32SGD)、コールドカットプラッター(32SGD)、ツナタタキ(18SGD)、サテ(24SGD)などのフードメニューも充実しています。
子供連れは15〜19時まで利用可能。アルコール一人2杯まで無料。子供達には一杯ジュース無料。
子連れファミリーの場合、15時〜19時の間に限り利用可能で、子供にはジュース1杯が無料提供されます。ただし、少し薄暗いおしゃれな音楽の響く大人な空間のため、小さなお子様がぐずったり泣いたりした場合は、両親が交互に連れ出してあやす配慮が望ましいでしょう。バーでピザを注文して部屋に持ち帰ることも可能なため、子供が疲れている場合はテイクアウトという選択肢もあります。
毎日18時30分には、セントレジスの伝統的な儀式である**「イブニングリチュアル(ウェルカムシャンパンサービス)」**がロビーで開催されます。ロビー中央の階段でサーベル(剣)を使ってシャンパンボトルのコルクを景気よく開ける華やかなパフォーマンスが行われ、その場にいる宿泊客全員にシャンパンが振る舞われます。使用されるのは「Ruinart」というフランスの高級シャンパンで、日本で購入すると1本約1万円の銘柄です。
🍸 Astor Barの基本情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 営業時間 | 日〜木 15:00-24:00、金・土 15:00-01:00 |
| ライブ演奏 | 木〜土 19:45-23:00 |
| プラチナ特典 | アルコール2杯+おつまみ無料(15:00-19:00) |
| カクテル価格 | 24〜28SGD |
| 子連れ利用 | 15:00-19:00のみ可、ジュース1杯無料 |
| 雰囲気 | 大人の洗練された空間、薄暗い照明 |
プールは屋外のトロピカルスパプールで優雅にリラックス
セントレジスホテルシンガポールのプールは、ホテル2階に位置する屋外のトロピカルスパプールです。利用時間は朝7時から夜9時までで、周囲のビル群に囲まれた静かな環境でリラックスできます。プールサイドでは11時から19時までドリンクや軽食のサービスも利用可能で、QRコードを読み取って注文できる便利なシステムが導入されています。
プールのサイズは長さ約25m、幅約10mと、ホテルプールとしては十分な広さがあります。深さは約1mあるため、小さなお子様と一緒に入る場合はしっかりと目を離さず見守る必要があります。浮き輪の持ち込みは可能ですが、救命胴衣や救命浮き輪はすぐ近くに配置されていない可能性があるため、安全面への配慮は各自で行う必要があります。
プールサイドには10cm程度の深さの浅瀬にビーチチェアが15脚程度配置されており、そこに荷物を置いてプールに入るスタイルが一般的です。周囲は植栽で囲われており、古い葉っぱが水に浮いていることもありますが、清掃は行き届いており虫などはいないようです。スタッフが常駐しており、タオルはスタッフが用意してくれるため、手ぶらで気軽に利用できます。
プールは幅25m、奥行き10mくらいで広いため悠々と泳げる。周りは植栽で囲われており、よく掃除が行き届いている。
プールサイドのメニューには、サラダ、ハンバーガー、サンドイッチ、チリクラブ、ピザ、サテー、アイスクリーム、フルーツプレートなどの軽食に加えて、シャンパン、ワイン、カクテル、ビールなどのアルコールも揃っています。南国の暑い気候の中、プールで泳いだ後に冷たい飲み物や軽食を楽しむのは、セントレジスならではの贅沢な体験と言えるでしょう。
周囲が高層ビルに囲まれているため、開放的な海辺のリゾートのような景観は期待できないかもしれません。しかし、都市型ラグジュアリーホテルとしては十分なクオリティで、オーチャードでのショッピングや観光の合間にリフレッシュする場所としては理想的です。プールでの食事も可能なため、家族連れで自由度の高い過ごし方ができる点も魅力です。
🏊 プール施設の詳細
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 場所 | ホテル2階 |
| 利用時間 | 7:00-21:00 |
| サイズ | 長さ約25m×幅約10m |
| 深さ | 約1m |
| プールサイドサービス | 11:00-19:00(QRコード注文) |
| 設備 | ビーチチェア15脚、浅瀬エリア、タオルサービス |
| 注意点 | 監視員が常駐していない時間帯あり |
子連れでも安心して宿泊できる家族向けサービス
セントレジスホテルシンガポールは、一見すると大人向けのラグジュアリーホテルという印象を受けますが、実はファミリー向けのサービスも充実しています。マリオットボンヴォイのプラチナエリート以上の会員であれば、12歳以下の子供は大人1人につき1人まで朝食が無料になるため、家族旅行のコストを抑えながら高級ホテルの体験ができます。
チェックイン時には2体のかわいい人形がウェルカムギフトとして提供されることもあり、子供たちが喜ぶ配慮が見られます。客室に入るとキッズチェアの用意も可能で、朝食会場でもキッズチェアの希望を確認してくれます。ただし、キッズ用のカトラリー(食器)については聞かれないケースもあるため、必要な場合は自分から依頼する必要があるでしょう。
2部屋ともアップグレードしてくれて、大人3人分朝食無料にしてくれた。サービス良すぎて感涙。かわいい人形2体もらった。
プールは浮き輪の持ち込みが可能で、家族で水遊びを楽しめます。ただし、深さが約1mあるため、小さなお子様の場合は必ず保護者が付き添い、目を離さないことが重要です。Astor Barは15時〜19時の間のみ子連れでの利用が可能で、子供にはジュース1杯が無料提供されます。ただし、大人の落ち着いた雰囲気の空間のため、お子様がぐずったり泣いたりした場合は配慮が必要です。
ホテル全体の作りとして、床や廊下が大理石で滑りやすいという点には注意が必要です。特に水回りから出た後や、プールからの帰り道などは転倒のリスクがあるため、小さなお子様連れの場合は十分な注意を払う必要があります。また、シャンデリアや鏡張りの壁など、壊れやすい装飾が多い空間でもあるため、元気いっぱいのお子様が走り回らないよう見守ることも大切です。
一方で、ホテル周辺の環境は子連れに優しい面もあります。徒歩4分のタングリンモールには落ち着いた雰囲気のスーパーやカフェがあり、ちょっとしたベビー用品の買い足しや軽食の購入に便利です。また、各国の大使館や高級コンドミニアムが立ち並ぶエリアのため、治安が良く夜間の外出も比較的安心できる環境と言えるでしょう。
👨👩👧👦 子連れファミリー向けポイント
| チェック項目 | 詳細・注意点 |
|---|---|
| 朝食 | プラチナ会員なら12歳以下の子供無料(大人1人につき1人) |
| ウェルカムギフト | かわいい人形などがもらえる場合も |
| キッズチェア | 朝食会場で用意可能(要リクエスト) |
| プール | 浮き輪持ち込み可、ただし深さ約1mのため要注意 |
| バーラウンジ | 15:00-19:00のみ子連れ可、ジュース1杯無料 |
| 安全面の注意 | 床が滑りやすい、壊れやすい装飾が多い |
| 周辺環境 | 治安良好、タングリンモールでベビー用品購入可 |
アフタヌーンティーは「Brasserie Les Saveurs」で豪華な体験
セントレジスホテルシンガポールでは、「Brasserie Les Saveurs」で毎日15時〜17時までアフタヌーンティーが提供されています。日本人のお客様に特に人気のサービスで、朝食会場と同じく床から天井まで届く大きな窓からトロピカルガーデンとプールを一望できる、エレガントな空間で楽しめます。
アフタヌーンティーの内容は、伝統的な英国スタイルをベースにしながら、シンガポールならではのアレンジが加えられています。おそらく、3段トレイに盛られたフィンガーサンドイッチ、スコーン、プチケーキやマカロンなどのスイーツが提供され、TWGの高級紅茶やコーヒーと一緒に楽しめる形式と推測されます。
セントレジスブランドは、アフタヌーンティーの伝統を大切にしており、世界各地のセントレジスホテル&リゾートでそれぞれ独自の解釈で提供されています。シンガポールでは、トロピカルな雰囲気と西洋の伝統が融合した、ここでしか味わえない体験ができるでしょう。特別な記念日や、女子旅、母娘旅行などにも最適なサービスです。
日本人のお客様に特に人気なのはレストラン「Brasserie Les Saveurs」での豪華なアフタヌーンティー。
料金や予約の必要性については公開情報では明確ではありませんが、一般的には事前予約が推奨されるケースが多いでしょう。特に週末や祝日、シンガポールのホリデーシーズンなどは混雑が予想されるため、宿泊予約時または到着後すぐにバトラーやコンシェルジュに確認することをおすすめします。
その他のレストランとしては、**中国料理「Yan Ting」、インターナショナル「The Drawing Room」、日本料理「Shinji By Kanesaka」、日本料理「Tentsuru」**なども館内に揃っています。特に「Shinji By Kanesaka」は名だたる食通を唸らせる寿司レストランとして知られており、ディナーで利用すれば本格的な江戸前鮨を味わえます。多彩なダイニングオプションも、セントレジスホテルシンガポールの大きな魅力の一つです。
🍰 アフタヌーンティー情報
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 会場 | Brasserie Les Saveurs |
| 提供時間 | 15:00-17:00 |
| スタイル | 伝統的な英国式+シンガポールアレンジ |
| 眺望 | トロピカルガーデン&プールビュー |
| 予約 | 事前予約推奨 |
| 特徴 | TWG紅茶、エレガントな空間 |
まとめ:セントレジスホテルシンガポールで極上のステイを
最後に記事のポイントをまとめます。
- セントレジスホテルシンガポールはマリオット最高峰ブランドの5つ星ラグジュアリーホテルである
- オーチャードエリアの閑静な立地で、MRTオーチャードブールバード駅から徒歩約6分とアクセスも便利
- 客室は最小でも52㎡の広さがあり、最大335㎡のプレジデンシャルスイートまで多彩なタイプを用意
- 全客室に専属バトラーサービスが付帯し、荷造り・荷ほどき・靴磨き・アイロンサービスなどを提供
- アメニティはスウェーデンの高級ブランドSACHAJUANで、TWGの紅茶やネスプレッソも無料
- プラチナエリート以上の会員は2名分の朝食無料、客室アップグレード、バーでの無料ドリンクなど充実した特典を享受できる
- 朝食は「The Astor Grill」で6:30-10:30に提供され、洋食・和食・中華・インド料理と多彩なビュッフェ
- 「Astor Bar」では15:00-19:00にプラチナ会員向けの無料カクテルサービスがあり、毎晩18:30にはシャンパンサーベル儀式も開催
- 屋外プールは長さ約25mで7:00-21:00まで利用可能、プールサイドでの飲食オーダーもできる
- 24時間利用可能なフィットネスジムには最新のトレーニング機器が完備されている
- 子連れファミリーも歓迎されるが、床の滑りやすさや装飾品への配慮が必要
- アフタヌーンティーは「Brasserie Les Saveurs」で15:00-17:00に提供され日本人にも人気
- ホテル内には複数のレストランがあり、日本料理「Shinji By Kanesaka」では本格江戸前鮨が味わえる
- 周辺には徒歩4分のタングリンモールがあり、ちょっとした買い物に便利
- 治安の良いエリアに位置し、各国大使館や高級コンドミニアムが立ち並ぶ安心な環境である
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- 大人達の満足度高のセントレジスシンガポールに朝9時チェックインしてみた
- Reddit – シンガポール JWかセントレジス?
- ザ セント レジス シンガポール 宿泊予約【楽天トラベル】
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