大江戸温泉物語で犬連れ旅行が叶う！わんわんリゾート全施設完全ガイド

愛犬と一緒に温泉旅行を楽しみたいと考えている飼い主さんにとって、大江戸温泉物語グループの犬連れ対応施設は魅力的な選択肢の一つです。一般的に温泉宿では犬の同伴が難しいことが多い中、大江戸温泉物語では専用の「わんわんリゾートシリーズ」や「プラスわん」客室を展開しており、愛犬と一緒に温泉や食事を楽しむことができます。

この記事では、大江戸温泉物語グループで犬連れ宿泊が可能な全施設について、料金体系、設備、予約方法、注意事項まで徹底的に調査した結果をお伝えします。各施設の特色や違い、実際の宿泊プランの詳細、さらには新しくオープンした施設の情報まで、愛犬との温泉旅行を計画する際に必要な情報を網羅的にまとめました。

この記事のポイント
✅ 大江戸温泉物語の犬連れ対応施設は全8施設ある
✅ わんわんリゾートシリーズとプラスわん客室の2つのタイプがある
✅ 2025年7月に新施設「わんわんリゾート信州上田」がオープン
✅ 各施設の料金相場は15,000円～40,000円程度

大江戸温泉物語犬連れ対応施設の基本情報

1. 大江戸温泉物語犬連れ対応は「わんわんリゾート」と「プラスわん」の2タイプ
2. わんわんリゾートシリーズは北陸・信州エリアに3施設展開
3. プラスわん客室は全国5施設で利用可能
4. 犬連れ宿泊には狂犬病ワクチンと混合ワクチン接種証明書が必要
5. 体重制限は基本的に10kg未満の小型犬のみ
6. 施設利用料は1頭あたり2,200円が基本

大江戸温泉物語犬連れ対応は「わんわんリゾート」と「プラスわん」の2タイプ

大江戸温泉物語グループの犬連れ対応施設は、大きく分けて2つのカテゴリーに分類されます。一つは犬連れ専用の温泉宿として運営される「わんわんリゾートシリーズ」、もう一つは通常の温泉宿内に犬連れ専用客室を設けた「プラスわん」客室です。

わんわんリゾートシリーズの最大の特徴は、宿泊客全員が犬連れであるということです。これにより、他のお客様に気兼ねすることなく、愛犬と一緒にリラックスした時間を過ごすことができます。施設内には屋内ドッグランやセルフグルーミングコーナー、犬専用の湯船まで完備されており、まさに犬と飼い主のための専用リゾートといえるでしょう。

一方、プラスわん客室は通常の温泉宿の中に設けられた特別な客室で、犬連れ以外のお客様も同じ宿に宿泊しています。こちらは犬連れ専用エリアが限定されているため、わんわんリゾートシリーズほどの自由度はありませんが、より多くの地域で選択肢があるというメリットがあります。

🐕 わんわんリゾートシリーズの特徴

項目	内容
宿泊客	全員が犬連れのお客様
専用設備	ドッグラン、グルーミングコーナー、犬用湯船
食事	愛犬と一緒にレストランで食事可能
自由度	館内ほぼ全エリアで愛犬同伴可能

🏨 プラスわん客室の特徴

項目	内容
宿泊客	犬連れ・犬連れ以外混在
専用設備	客室内の犬用アメニティ
食事	愛犬のレストラン同伴は基本的に不可
利用範囲	指定客室とその周辺エリアのみ

両タイプとも小型犬（体重10kg未満）を2頭まで受け入れており、狂犬病ワクチンと5種以上の混合ワクチンの接種証明書（1年以内）の提示が必要です。また、施設利用料として1頭につき2,200円（税込）が別途かかることが一般的です。

わんわんリゾートシリーズは北陸・信州エリアに3施設展開

わんわんリゾートシリーズは、現在3つの施設で展開されており、すべて北陸・信州エリアに集中しています。各施設は歴史ある温泉地に位置し、それぞれ異なる魅力を持っています。

📍 わんわんリゾート矢田屋松濤園（石川県片山津温泉）

明治29年創業の老舗旅館を犬連れ専用宿としてリニューアルした施設です。片山津温泉は加賀温泉郷の一つで、柴山潟のほとりに位置する風光明媚な温泉地として知られています。老舗の伝統とおもてなしを受け継ぎながら、現代の犬連れ旅行者のニーズに応えた設備を完備しています。

📍 わんわんリゾート粟津（石川県粟津温泉）

北陸最古といわれる粟津温泉にある施設で、約1,300年の歴史を誇る温泉地です。自家掘り源泉から湧き出る温泉は美肌効果も期待でき、愛犬と一緒に温泉の恵みを享受できます。バイキング形式の食事では、本ズワイガニや能登産和牛ステーキなど、地元の食材を活かしたメニューが充実しています。

📍 わんわんリゾート信州上田（長野県鹿教湯温泉）

2025年7月11日にオープンした最新の施設です。鹿教湯温泉は古くから湯治場として栄えた温泉地で、豊かな自然に囲まれた静かな環境が魅力です。既存の「大江戸温泉物語 鹿教湯」の桜館をリニューアルし、約180㎡の屋内ドッグランや犬専用の湯船を新設するなど、最新の設備を導入しています。

🌟 わんわんリゾートシリーズ比較表

施設名	所在地	温泉の特徴	開業/リニューアル
矢田屋松濤園	石川県片山津温泉	柴山潟を望む景観	明治29年創業の老舗
粟津	石川県粟津温泉	北陸最古1,300年の歴史	–
信州上田	長野県鹿教湯温泉	湯治場として栄えた名湯	2025年7月11日オープン

これらの施設はいずれも犬連れ専用のため、他のお客様への配慮を気にすることなく、愛犬と一緒に温泉旅行を満喫できるのが最大の魅力です。また、各施設とも地域の特色を活かした食事や観光スポットへのアクセスも良好で、愛犬との思い出深い旅行を演出してくれるでしょう。

プラスわん客室は全国5施設で利用可能

プラスわん客室は、大江戸温泉物語グループの通常営業している温泉宿内に設けられた犬連れ専用の客室です。わんわんリゾートシリーズと比較すると利用できるエリアは限定されますが、全国5つの施設で展開されており、地域的な選択肢が豊富です。

🏨 プラスわん客室対応施設一覧

施設名	所在地	温泉の特徴	客室タイプ
白浜御苑	和歌山県白浜温泉	日本三古湯の一つ	洋室・和洋室
雲仙東洋館	長崎県雲仙温泉	硫黄泉の美肌効果	ツイン・和室
ホテル蘭風	長崎県平戸温泉	海を望む展望露天風呂	和洋室・露天風呂付き客室
恵那峡	岐阜県恵那峡温泉	湖畔の四季彩豊かな景観	ツイン
三好屋	兵庫県湯村温泉	森林露天風呂が自慢	和室

プラスわん客室の大きな特徴は、通常の温泉宿の中に犬連れ専用エリアを設けていることです。そのため、犬連れでない家族や友人と一緒に宿泊する場合でも、同じ宿内で過ごすことができるというメリットがあります。

ただし、利用に際してはいくつかの制限があります。まず、レストランでの食事は愛犬同伴不可となっている施設がほとんどです。また、客室以外のエリアでは愛犬をキャリーバッグやキャリーケージに入れる必要があります。

💡 プラスわん客室利用時の主な制限事項

• 🚫 レストランでの愛犬同伴は基本的に不可
• 📦 客室以外ではキャリーバッグ・ケージに収納必須
• 🛏️ 利用可能エリアは指定客室とその周辺のみ
• 👥 他の一般客との共用エリア利用時は特に配慮が必要

一方で、プラスわん客室には愛犬に配慮した設備やアメニティが用意されています。畳敷きの客室では愛犬の足腰に負担をかけにくく、空気清浄機やトイレシーツなどのエチケットアイテムも完備されています。また、足洗い場やリードフックなど、散歩後の利用に便利な設備も設置されているケースが多いです。

犬連れ宿泊には狂犬病ワクチンと混合ワクチン接種証明書が必要

大江戸温泉物語グループの犬連れ対応施設を利用する際には、愛犬の健康管理に関する書類の提示が必須となります。これは他の宿泊客や施設の安全を確保するための重要な条件です。

📋 必要な書類

書類名	条件	備考
狂犬病予防接種証明書	接種日から1年以内	コピー可
5種以上混合ワクチン接種証明書	接種日から1年以内	コピー可
抗体検査結果証明書	十分な抗体が証明できる場合	混合ワクチンの代替可

狂犬病予防接種は法律で義務付けられているため、すべての犬が対象となります。また、5種以上の混合ワクチンも必須で、これにはジステンパー、パルボウイルス感染症、アデノウイルス感染症、パラインフルエンザ、レプトスピラ症などが含まれます。

重要なポイントとして、いかなる理由でも接種証明書を提示できない場合は宿泊できません。これは施設側の規定として厳格に運用されているため、予約前に必ず証明書の有効期限を確認しておくことが大切です。

ただし、混合ワクチンについては例外があります。十分な抗体を持っていることが証明できる**「抗体検査結果証明書」**があれば、混合ワクチン接種証明書の代替として利用可能です。これは、年齢や健康状態などの理由でワクチン接種が困難な犬にとって重要な選択肢となります。

🔍 証明書確認のチェックポイント

• ✅ 発行日から1年以内であること
• ✅ 動物病院の印鑑・サインがあること
• ✅ 愛犬の名前・犬種・生年月日が正確であること
• ✅ 接種したワクチンの種類が明記されていること

体重制限は基本的に10kg未満の小型犬のみ

大江戸温泉物語グループの犬連れ対応施設では、受け入れ可能な犬のサイズに制限があります。基本的に体重10kg未満の小型犬のみが対象となっており、これは施設の設備や安全性を考慮した制限です。

🐕 受け入れ可能な犬のサイズ基準

サイズ分類	体重	受け入れ
小型犬	10kg未満	✅ 可能
中型犬	10-25kg	❌ 不可
大型犬	25kg以上	❌ 不可

この制限の背景には、いくつかの実用的な理由があります。まず、キャリーバッグやキャリーケージでの移動が前提となっているため、飼い主が持ち運び可能なサイズである必要があります。また、客室の広さや設備も小型犬を想定して設計されているため、大型犬では快適に過ごすことが困難な場合があります。

さらに、同伴可能な頭数は2頭までという制限もあります。これは客室のスペースや管理上の観点から設定されており、3頭以上の多頭飼いの場合は複数の客室を予約するか、他の宿泊施設を検討する必要があります。

💭 体重制限に関する注意点

一般的に小型犬とされる犬種でも、個体差により10kgを超える場合があります。例えば、柴犬やフレンチブルドッグなどは小型犬に分類されることもありますが、体重が10kgを超えるケースも珍しくありません。予約前には必ず愛犬の正確な体重を測定し、制限内であることを確認しておくことが重要です。

また、猫や小動物の受け入れについては、施設によって対応が異なります。調査した資料では犬のみの記載が多く、猫や他の小動物については事前に施設に直接確認することをおすすめします。

施設利用料は1頭あたり2,200円が基本

大江戸温泉物語グループの犬連れ対応施設では、通常の宿泊料金に加えて愛犬の施設利用料が別途必要となります。基本的な料金は**1頭あたり2,200円（税込）**で、これは1泊の料金です。

💰 犬連れ宿泊の料金構成

項目	料金	備考
基本宿泊料金	プランにより変動	人間の宿泊料金
犬施設利用料	2,200円/頭・泊	チェックイン時にフロントで支払い
その他オプション	別途料金	犬用食事、グルーミングサービスなど

この施設利用料は表示される宿泊料金には含まれていないため、予約時の料金表示よりも実際の支払い額は高くなります。例えば、2頭連れで1泊する場合は4,400円の追加料金が発生することになります。

施設利用料に含まれるサービスには、客室内の犬用アメニティ（トイレシーツ、食器、空気清浄機など）、共用エリアの利用（ドッグラン、足洗い場、グルーミングコーナーなど）、館内での同伴権利などが含まれます。

ただし、犬用の食事は基本的に別料金となります。わんわんリゾートシリーズでは、ハンバーグプレートやポークソテー、ケーキなどの犬用メニューが用意されていますが、これらは有料オプションです。多くの飼い主は普段のフードを持参しているため、特別な食事を希望しない場合は追加料金は発生しません。

🍽️ 犬用食事オプション例

• 🥩 ハンバーグプレート
• 🥓 ポークソテー
• 🍰 犬用ケーキ
• 🥗 野菜プレート

これらのオプションメニューは、特別な記念日や愛犬の誕生日などに利用する飼い主が多く、旅行の思い出作りの一環として人気があります。料金は施設により異なるため、予約時に確認することをおすすめします。

大江戸温泉物語犬連れ宿泊の実践的な利用ガイド

1. 各施設の料金相場は15,000円～40,000円で地域差がある
2. 新オープンの信州上田は最新設備で注目度が高い
3. 予約方法は公式サイトまたは電話で5月8日から受付開始
4. わんわんリゾートなら犬用貸切風呂も利用可能
5. 関東からのアクセスは北陸新幹線利用が便利
6. 九州エリアなら長崎県の2施設が選択肢
7. 宿泊時の持参品はリードとキャリーバッグが必須

各施設の料金相場は15,000円～40,000円で地域差がある

大江戸温泉物語グループの犬連れ対応施設の宿泊料金は、地域や施設のグレード、季節によって大きく変動します。調査した結果、おおむね15,000円～40,000円の価格帯で推移しており、わんわんリゾートシリーズの方がやや高めの設定となっています。

💰 施設別料金相場（2名1室1泊・犬施設利用料別）

施設名	エリア	料金相場	特徴
わんわんリゾート矢田屋松濤園	石川県	27,400円～90,200円	老舗旅館の格式
わんわんリゾート粟津	石川県	18,600円～80,200円	北陸最古の温泉
わんわんリゾート信州上田	長野県	25,800円～77,400円	2025年新オープン
白浜御苑（プラスわん）	和歌山県	16,800円～101,000円	日本三古湯
雲仙東洋館（プラスわん）	長崎県	15,200円～81,600円	展望風呂が魅力

料金に幅があるのは、宿泊プランの違いによるものです。例えば、「早宿45」のような早期予約割引プランでは比較的リーズナブルな料金で利用できる一方、グルメプラン（本ズワイガニ付き、和牛ステーキ付きなど）では料金が大幅に上昇します。

🦀 グルメプラン料金例（わんわんリゾート粟津）

プラン内容	追加料金	内容
基本バイキング	基本料金	通常のバイキング
本ズワイガニ宝楽蒸し付き	+約6,000円	カニ料理追加
能登産和牛ステーキ付き	+約5,500円	地元ブランド牛
豪華海鮮焼き付き	+約7,000円	鮑・ホタテ・伊勢海老

また、季節要因も料金に大きく影響します。年末年始、ゴールデンウィーク、お盆などの繁忙期には料金が大幅に上昇し、平日と休日でも価格差があります。最もリーズナブルに利用したい場合は、平日の閑散期を狙うことをおすすめします。

さらに、これらの料金には**犬の施設利用料（2,200円/頭）**は含まれていないため、実際の支払い額はさらに高くなることを念頭に置いておく必要があります。例えば、2頭連れの場合は4,400円の追加料金が発生します。

新オープンの信州上田は最新設備で注目度が高い

2025年7月11日にオープンした**「わんわんリゾート信州上田」は、大江戸温泉物語グループのわんわんリゾートシリーズとしては3番目の施設**となります。既存の「大江戸温泉物語 鹿教湯」の桜館をリニューアルし、最新の犬連れ対応設備を導入した注目の施設です。

🏨 わんわんリゾート信州上田の新設備

設備名	詳細	特徴
屋内ドッグラン	約180㎡	悪天候でも利用可能
セルフグルーミングコーナー	完全セルフサービス	愛犬のお手入れに便利
犬専用湯船	貸切風呂内に併設	愛犬と同じ空間で入浴
足洗い場	エントランス設置	散歩後の清拭に便利
フォトスポット	館内複数箇所	記念撮影用

最新施設ならではの魅力として、バリアフリー設計が挙げられます。客室の畳やカーペットは愛犬の足腰に負担がかからないよう特別に選定され、「空間除菌脱臭機ジアイーノ」も全客室に設置されています。これにより、衛生面でも安心して滞在できる環境が整っています。

立地面でも優位性があります。鹿教湯温泉は信州の隠れた名湯として知られ、古くから湯治場として栄えた歴史があります。周辺は豊かな自然に囲まれており、愛犬との散歩コースも豊富です。また、上信越自動車道東部湯の丸ICから約45分、長野自動車道松本ICからも約45分というアクセスの良さも魅力の一つです。

🚗 わんわんリゾート信州上田へのアクセス

出発地	ルート	所要時間
東京方面	上信越道→東部湯の丸IC	約3時間
名古屋方面	長野道→松本IC	約3時間30分
関西方面	中央道→松本IC	約4時間

レストランも完全リニューアルされ、コンパクトながら落ち着いた造りとなっています。大江戸温泉物語グループ自慢のバイキングを愛犬と一緒に楽しむことができ、犬用の別注グルメも豊富に用意されています。

新施設のため、予約受付は2025年5月8日から開始されており、夏休みシーズンの予約は既に込み合っている可能性があります。早めの予約計画をおすすめします。

予約方法は公式サイトまたは電話で5月8日から受付開始

大江戸温泉物語グループの犬連れ対応施設の予約方法は、基本的に公式サイトまたは電話での受付となります。特に新オープンの信州上田については、2025年5月8日から予約受付が開始されており、注目度の高さから早期の予約が推奨されます。

📞 予約方法一覧

予約方法	詳細	受付時間	備考
公式サイト	各施設の専用ページ	24時間	リアルタイム空室確認可能
電話予約	050-3615-3456（信州上田）	9:00~19:00	直接相談可能
旅行サイト	楽天トラベル、じゃらんなど	24時間	ポイント活用可能

公式サイト予約の最大のメリットは、リアルタイムでの空室確認ができることです。また、公式サイト限定の割引プランや早期予約特典なども用意されている場合があります。一方で、犬連れ宿泊に関する詳細な質問や特別な要望がある場合は、電話予約の方が安心です。

🔍 予約時の確認事項

• ✅ 愛犬の頭数・体重・犬種
• ✅ ワクチン接種証明書の有効期限
• ✅ 希望する客室タイプ
• ✅ 犬用オプションサービスの要否
• ✅ アレルギーや特別な配慮事項

楽天トラベルやじゃらんなどの旅行予約サイトでも一部の施設は予約可能ですが、犬連れプランの詳細情報が限定的な場合があります。また、犬の施設利用料が予約画面に反映されていないケースも多いため、最終的な料金確認は必須です。

特にわんわんリゾートシリーズについては、専用の予約システムが整備されており、愛犬の情報入力から特別リクエストまで一括で管理できるようになっています。初回利用時は電話で詳細を確認し、2回目以降はオンラインで簡単に予約できるシステムが構築されている施設も増えています。

キャンセルポリシーについても事前確認が重要です。一般的に、愛犬の体調不良による急なキャンセルは通常のキャンセル扱いとなるため、ペット保険の加入やキャンセル保険の検討も必要に応じて考慮すべきでしょう。

わんわんリゾートなら犬用貸切風呂も利用可能

わんわんリゾートシリーズの大きな魅力の一つが、犬専用の湯船を併設した貸切風呂です。これは通常の温泉宿では体験できない、まさに犬連れ専用宿ならではの特別なサービスといえます。

🛁 犬用貸切風呂の特徴

項目	内容	備考
利用方式	完全貸切制	プライベート空間
犬用湯船	専用の小さな浴槽	人間用とは別設置
温度管理	犬に適した温度設定	38-39度程度
利用料金	有料オプション	施設により異なる
予約方法	チェックイン時受付	先着順が一般的

犬用の湯船は人間用よりも低い温度に設定されており、愛犬の体に負担をかけないよう配慮されています。また、滑り止めマットや段差軽減ステップなども設置されており、安全面でも十分な対策が取られています。

この犬用貸切風呂の利用により、飼い主と愛犬が同じ空間でリラックスできる特別な時間を過ごすことができます。多くの利用者からは「愛犬が温泉に入っている姿を見られて感動した」「一緒にお風呂に入れるなんて夢のよう」といった感想が寄せられています。

💡 犬用貸切風呂利用時の注意点

• 🕐 利用時間は通常30-45分程度
• 🌡️ 愛犬の体調を常にチェック
• 🧼 シャンプーは犬用のものを持参推奨
• 💧 水分補給を忘れずに
• 📷 記念撮影は適度に（ストレス軽減のため）

ただし、すべての犬が温泉を好むわけではないことも理解しておく必要があります。水が苦手な犬や、新しい環境に敏感な犬の場合は、無理に入浴させる必要はありません。愛犬の様子を見ながら、ストレスを感じていないかを常に確認することが大切です。

また、犬用貸切風呂は数に限りがあるため、利用希望者が多い場合は順番待ちとなることがあります。特に週末や繁忙期は競争が激しいため、チェックイン時に早めの予約を取ることをおすすめします。

関東からのアクセスは北陸新幹線利用が便利

関東地方から大江戸温泉物語の犬連れ対応施設を利用する場合、特に北陸エリアのわんわんリゾートシリーズへのアクセスについて詳しく解説します。愛犬連れでの移動は通常の旅行とは異なる配慮が必要なため、事前の計画が重要です。

🚄 北陸新幹線を利用したアクセス（愛犬連れ）

区間	所要時間	料金目安	愛犬同伴の注意点
東京→金沢	約2時間30分	14,000円程度	キャリーケージ必須
金沢→片山津温泉	約30分（バス）	500円程度	路線バスは犬同伴制限あり
金沢→粟津温泉	約20分（タクシー）	3,000円程度	タクシーが最も安心

北陸新幹線での愛犬同伴については、JRの規定により手回り品料金（290円）が必要で、愛犬を専用のキャリーケースに収容する必要があります。キャリーケースのサイズ制限は「縦・横・高さの合計が120cm以内」かつ「重量10kg以内」となっており、小型犬であれば問題なく利用可能です。

🚗 自家用車でのアクセス（推奨ルート）

関東から車でアクセスする場合は、愛犬にとって最もストレスの少ない移動方法といえます。また、現地での移動も自由度が高く、散歩スポットへの立ち寄りも容易です。

目的地	推奨ルート	所要時間	高速料金
片山津温泉	関越道→上信越道→北陸道	約4時間	7,000円程度
粟津温泉	関越道→上信越道→北陸道	約4時間30分	7,500円程度
鹿教湯温泉	関越道→上信越道	約3時間	6,000円程度

車での移動の場合、定期的な休憩が愛犬の健康のために重要です。高速道路のサービスエリアには「ドッグラン」が併設されている施設も多く、愛犬のリフレッシュに活用できます。

🐕 愛犬連れ旅行におすすめのサービスエリア

• 🅿️ 横川SA（上信越道）- ドッグラン完備
• 🅿️ 妙高SA（上信越道）- 大型ドッグラン
• 🅿️ 有磯海SA（北陸道）- 海を望むドッグラン

また、現地での移動手段も事前に検討しておくべきです。公共交通機関は犬連れでの利用に制限がある場合が多いため、レンタカーの利用や、宿泊施設の送迎サービスの有無を確認しておくことをおすすめします。

九州エリアなら長崎県の2施設が選択肢

九州地方にお住まいの方や九州旅行を計画中の方には、長崎県にある2つのプラスわん対応施設が利用可能です。いずれも長崎県の代表的な温泉地に位置し、それぞれ異なる魅力を持っています。

🏨 長崎県の犬連れ対応施設

施設名	所在地	温泉の特徴	料金相場（2名1室）
雲仙東洋館	雲仙温泉	硫黄泉の美肌効果	15,200円～81,600円
ホテル蘭風	平戸温泉	海を望む展望露天風呂	28,000円～84,000円

雲仙東洋館は日本初の国立公園に指定された雲仙温泉にあり、強い酸性の硫黄泉が特徴です。殺菌効果や美肌効果が期待でき、古くから温泉療法が盛んに行われてきた歴史があります。大自然を望むパノラマビューの展望露天風呂からは、四季折々に表情を変える雲仙の自然を楽しむことができます。

ホテル蘭風は異国情緒漂う城下町・平戸にあり、海を眺めながら入れる展望露天風呂が自慢です。平戸は西洋と日本の文化が重なる独創的な景観を持つ地域で、歴史的な観光スポットも豊富です。

🌊 九州エリアの魅力

長崎県の両施設とも、九州ならではの豊富な海の幸を活用したバイキングが人気です。特に平戸のホテル蘭風では、地元で水揚げされた新鮮な魚介類を使った料理が楽しめます。

施設	グルメの特徴	代表的メニュー
雲仙東洋館	長崎県産食材	長崎県産和牛ステーキ、本ズワイガニ
ホテル蘭風	平戸の海の幸	豪華海鮮焼き、活〆鮑

アクセス面では、九州内からであれば比較的容易にアクセス可能です。福岡空港や長崎空港を利用した場合のアクセス時間も含めて計画を立てることができます。

✈️ 九州内主要都市からのアクセス

出発地	雲仙東洋館まで	ホテル蘭風まで
福岡市	約2時間30分	約3時間
熊本市	約2時間	約3時間30分
鹿児島市	約3時間30分	約4時間30分

ただし、プラスわん客室のため、レストランでの愛犬同伴は基本的に不可となります。客室以外では愛犬をキャリーケースに収容する必要があるなど、わんわんリゾートシリーズと比較すると制限があることも理解しておく必要があります。

宿泊時の持参品はリードとキャリーバッグが必須

大江戸温泉物語グループの犬連れ対応施設を利用する際は、事前の準備と持参品の確認が重要です。施設側でも一定のアメニティは用意されていますが、愛犬の健康と安全、そして快適な滞在のためには飼い主側での準備が欠かせません。

📦 必須持参品チェックリスト

カテゴリ	必須アイテム	備考
移動・安全	リード、キャリーバッグ/ケージ	館内移動で必要
健康管理	ワクチン接種証明書	コピー可、1年以内
食事	普段のフード、食器	環境変化によるストレス軽減
衛生用品	ペットシーツ、ウェットティッシュ	清潔維持のため
快適グッズ	普段使いのタオル、おもちゃ	慣れた匂いで安心感を提供

キャリーバッグまたはキャリーケージは特に重要で、館内の移動や緊急時の避難に必要不可欠です。サイズは愛犬が立ち上がれる高さがあり、方向転換できる程度の広さが理想的です。また、頑丈で安全性の高いものを選ぶことが大切です。

🍽️ 食事関連の準備

環境の変化により愛犬が食欲不振になることがあるため、普段食べ慣れているフードを十分な量持参することをおすすめします。施設によっては犬用の食事メニューも用意されていますが、アレルギーや好みの問題もあるため、基本的には持参が安心です。

食事関連アイテム	数量目安	注意点
ドライフード	滞在日数+1日分	密閉容器で持参
水	普段飲んでいる水	水質変化による下痢予防
食器	普段使用のもの	慣れた器で食欲維持
おやつ	少量	ストレス時のご褒美用

衛生用品については、施設でも基本的なものは用意されていますが、愛犬の体質や習慣に合わせたものを持参するのが安心です。特にペットシーツは多めに用意し、消臭スプレーなども持参しておくと、万が一の事故にも対応できます。

🧸 快適グッズの重要性

普段愛用しているタオルやブランケット、お気に入りのおもちゃなどを持参することで、慣れない環境でも愛犬がリラックスして過ごせます。特に夜間の就寝時には、普段の匂いがついたアイテムがあることで、分離不安や夜鳴きを軽減できる効果があります。

また、散歩用グッズも忘れてはいけません。季節に応じたレインコートや防寒着、懐中電灯なども、現地での散歩を安全に楽しむために重要です。

💊 緊急時対応グッズ

• 🏥 かかりつけ動物病院の連絡先
• 💊 常用薬（処方薬がある場合）
• 🌡️ 体温計
• 📱 現地の動物病院情報

これらの準備により、愛犬との温泉旅行をより安心して楽しむことができるでしょう。

まとめ：大江戸温泉物語犬連れ宿泊の完全ガイド

最後に記事のポイントをまとめます。

1. 大江戸温泉物語グループには犬連れ対応施設が全8施設存在する
2. わんわんリゾートシリーズは犬連れ専用で3施設、プラスわん客室は5施設で展開
3. 2025年7月11日に信州上田が新オープンし最新設備を完備している
4. 利用可能な犬は体重10kg未満の小型犬2頭まで
5. 狂犬病ワクチンと5種以上混合ワクチンの接種証明書が必須
6. 施設利用料として1頭あたり2,200円が別途必要
7. 料金相場は15,000円～40,000円で地域や施設により差がある
8. わんわんリゾートでは犬用貸切風呂も利用可能
9. 関東からは北陸新幹線または自家用車でのアクセスが便利
10. 九州エリアでは長崎県の2施設が選択肢となる
11. 必須持参品はリード、キャリーバッグ、ワクチン証明書
12. レストランでの愛犬同伴はわんわんリゾートのみ可能
13. 予約は公式サイトまたは電話で、信州上田は5月8日から受付開始
14. 犬用オプションメニューやグルーミングサービスも有料で利用可能
15. 施設により設備や制限事項が異なるため事前確認が重要

調査にあたり一部参考にさせて頂いたサイト

1. https://www.ooedoonsen.jp/brands/series/wanwan/
2. https://www.jtb.co.jp/kokunai-hotel/list/feature/ooedoonsen-petstay_o/
3. https://www.ooedoonsen.jp/wanwan-shinshuueda/
4. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000525.000018653.html
5. https://www.ooedoonsen.jp/wanwan-shinshuueda/features/
6. https://hotel.travel.rakuten.co.jp/hotelinfo/plan/69377/?f_teikei=&f_camp_id=5991434
7. https://www.jalan.net/yad311658/kuchikomi/detail_14076075/
8. https://travel.yahoo.co.jp/group/gp1061/aca1048576acr4096/
9. https://hotel.travel.rakuten.co.jp/hotelinfo/plan/69377
10. https://kyuzitsu-inubu.com/hotel/detail/864/