横浜のシンボルとして愛され続けるホテルニューグランドは、1927年の開業以来、日本を代表するクラシックホテルとして多くの人々に愛されています。山下公園の目の前という絶好のロケーションに位置し、横浜の歴史とともに歩んできたこのホテルは、単なる宿泊施設を超えた特別な存在といえるでしょう。ドリアやナポリタンなど、日本の洋食文化に革命をもたらした発祥の地としても知られています。
本記事では、ホテルニューグランドの魅力を徹底的に調査し、料金体系からレストラン情報、アクセス方法、歴史的背景まで、訪れる前に知っておきたい情報を網羅的にまとめました。実際の宿泊を検討している方はもちろん、レストランやバーのみの利用を考えている方にも役立つ実用的な情報を提供します。
| この記事のポイント |
|---|
| ✅ ホテルニューグランドの詳細な料金体系と予約方法 |
| ✅ 本館・タワー館の違いと各客室の特徴 |
| ✅ 8つのレストラン・バーの詳細情報と料金 |
| ✅ アクセス方法と周辺観光スポット情報 |
ホテルニューグランド横浜の基本情報と宿泊詳細
- ホテルニューグランド横浜とは日本屈指のクラシックホテル
- 宿泊料金は時期とプランで大きく変動する仕組み
- 本館とタワー館では雰囲気と設備が大きく異なる
- 予約方法は公式サイトと宿泊予約サイトで選択可能
- アクセスは元町・中華街駅から徒歩1分の好立地
- 駐車場は140台完備で宿泊者は1泊1,500円
ホテルニューグランド横浜とは日本屈指のクラシックホテル
ホテルニューグランドは、1927年（昭和2年）に開業した横浜を代表するクラシックホテルです。関東大震災からの復興の象徴として建設され、横浜市中区山下町10番地、山下公園の目の前という絶好のロケーションに位置しています。
このホテルの歴史は単なる宿泊施設の枠を超えています。開業当時から皇族やイギリス王族、喜劇王チャーリー・チャップリン、野球選手ベーブ・ルースなど、数多くの著名人が宿泊したことで知られています。特に注目すべきは、ダグラス・マッカーサーが1937年の新婚旅行と1945年のSCAP（連合国軍最高司令官総司令部）として来日した際に宿泊したことです。
建物自体も歴史的価値が高く、本館は渡辺仁氏の設計による和洋折衷の美しい建築として評価されています。ロビーの大階段や高さ6メートルのマホガニーの柱、川島織物製のタペストリーなど、当時の豪華な設えが現在も大切に保存されています。
現在のホテルニューグランドは、1927年建築の本館と1991年に開業した18階建てのタワー館から構成されており、総客室数は251室（本館49室、タワー館202室）となっています。プリファード・ホテル・グループに加盟し、JR東日本ホテルズの準会員ホテルとしても位置づけられています。
宿泊料金は時期とプランで大きく変動する仕組み
ホテルニューグランドの宿泊料金は、選択する客室タイプや時期、予約プランによって大きく変動します。一般的な料金帯を把握しておくことで、予算に応じた計画を立てやすくなるでしょう。
📊 基本料金帯一覧表
| 客室タイプ | 通常料金（2名1室） | 早割料金（2名1室） | 面積 |
|---|---|---|---|
| タワー館スタンダードツイン | 22,000円～ | 16,000円～ | 32㎡ |
| 本館グランドダブル | 23,000円～ | 16,800円～ | 27㎡ |
| ベイビューコーナーダブル | 25,000円～ | 18,400円～ | 33㎡ |
| スーペリアフロア | 25,000円～ | 18,400円～ | 32㎡ |
実際の調査によると、早期予約による割引制度が充実しており、60日前予約の「早割君」と30日前予約の「早割ちゃん」が用意されています。60日前予約では最大で6,000円程度の割引が適用される場合があり、計画的な予約が経済的なメリットをもたらします。
チェックイン時間は15:00～24:00、チェックアウト時間は11:00となっています。これは一般的なホテルと同様の設定ですが、深夜到着にも対応している点が特徴的です。また、宿泊プランによって若干の時間変更がある場合もあるため、予約時の確認が推奨されます。
料金に含まれるサービスとして、客室内のWi-Fi利用、アメニティ一式、ルームサービス（時間限定）などが挙げられます。ただし、朝食は別料金となっており、レストランでの朝食は4,500円程度の設定となっています。
宿泊料金の変動要因として、横浜の観光シーズンや大型イベント開催時期が挙げられます。特に花火大会や年末年始、ゴールデンウィークなどの繁忙期には料金が大幅に上昇する傾向があるため、早めの予約検討が重要です。
本館とタワー館では雰囲気と設備が大きく異なる
ホテルニューグランドの大きな特徴の一つが、本館とタワー館という異なる個性を持つ2つの建物で構成されていることです。それぞれに独特の魅力があり、宿泊目的や好みに応じて選択できる点が魅力的です。
本館は1927年建築の歴史ある建物で、クラシックホテルならではの重厚感と格調を感じられます。客室数は49室と限られており、27㎡～56㎡の広さを持つ客室が3階と4階に配置されています。特に注目すべきは「マッカーサーズスイート」で、実際にマッカーサーが宿泊した315号室を再現した特別な客室となっています。
一方、タワー館は1991年開業の近代的な建物で、18階建ての高層ホテルとして横浜港の素晴らしい眺望を楽しめます。客室数は202室と豊富で、6階から17階に配置されています。特に正面客室からは、ベイブリッジや大桟橋など横浜港のパノラマビューを一望できる点が大きな魅力です。
🏨 建物比較表
| 項目 | 本館 | タワー館 |
|---|---|---|
| 建築年 | 1927年 | 1991年 |
| 階数 | 地上5階 | 地上18階・地下5階 |
| 客室数 | 49室 | 202室 |
| 客室階 | 3階-4階 | 6階-17階 |
| 特徴 | クラシカルな雰囲気 | モダンで眺望抜群 |
タワー館内には、15階から17階に**エグゼクティブフロア（グランドクラブフロア）**が設置されており、専用ラウンジ「ザ・クラブ」の利用やコンシェルジュサービスなど、上質なサービスを受けられます。このフロアの宿泊者は、朝食やティータイム、イブニングサービスなどを専用ラウンジで楽しめるため、特別な滞在体験を求める方におすすめです。
客室の設備面では、タワー館の方が新しいため一般的には充実していますが、本館の客室には歴史的価値の高い調度品や家具が配置され、他では味わえない特別な雰囲気を演出しています。どちらを選ぶかは、クラシカルな雰囲気を重視するか、モダンな設備と眺望を重視するかによって決まるでしょう。
予約方法は公式サイトと宿泊予約サイトで選択可能
ホテルニューグランドの予約は、複数の方法から選択できます。それぞれに特徴やメリットがあるため、自分の利用スタイルに合わせて最適な予約方法を選ぶことが重要です。
公式サイト予約が最も直接的な方法で、ホテルが提供する最新の宿泊プランや特典を確認できます。公式サイトでは、JRホテルメンバーズ向けの特別プランや、ホテル独自の宿泊パッケージなども用意されています。また、公式サイト限定の特典が付く場合もあるため、他の予約サイトと比較検討する価値があります。
主要な宿泊予約サイトとしては、一休.com、楽天トラベル、じゃらんなどがあります。これらのサイトでは、ポイント還元やクーポン利用による割引メリットを受けられる場合があります。特に一休.comでは、ダイヤモンド会員特典やふるさと納税対象プランなども用意されており、利用者の状況に応じてお得に予約できる可能性があります。
📞 予約方法一覧
| 予約方法 | メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| 公式サイト | 最新プラン、限定特典 | 他サイトとの価格比較必要 |
| 一休.com | ポイント20%還元あり | 会員登録が必要 |
| 楽天トラベル | 楽天ポイント利用可能 | 楽天会員である必要 |
| 電話予約 | 直接相談・質問可能 | 営業時間内のみ |
電話での予約も可能で、代表番号の045-681-1841で受け付けています。電話予約の場合、客室の詳細な説明を受けたり、特別なリクエストを相談したりできるメリットがあります。また、大人数での宿泊や特別な記念日での利用など、個別対応が必要な場合には電話予約が適しているでしょう。
予約時の注意点として、キャンセルポリシーの確認が重要です。一般的に、宿泊日の前日や当日のキャンセルには料金が発生する場合が多いため、予約確定前に必ず条件を確認しておくことをおすすめします。
また、繁忙期や特別なイベント開催時期には、早期に満室となる場合があります。特に本館の客室は数が限られているため、クラシカルな雰囲気を求める方は早めの予約を心がけることが重要です。
アクセスは元町・中華街駅から徒歩1分の好立地
ホテルニューグランドのアクセスの良さは、横浜観光の拠点として選ばれる大きな理由の一つです。横浜高速鉄道みなとみらい線「元町・中華街駅」1番出口から徒歩1分という抜群の立地により、電車でのアクセスが非常に便利です。
みなとみらい線は、東急東横線と相互直通運転を行っているため、渋谷駅から乗り換えなしでアクセスできます。これにより、東京都心部からの所要時間は約40分程度となり、日帰りでの利用も十分可能です。また、副都心線との直通運転により、池袋や新宿三丁目からの直通アクセスも可能となっています。
🚃 主要駅からのアクセス時間
| 出発駅 | 路線 | 所要時間 | 乗り換え |
|---|---|---|---|
| 渋谷駅 | 東急東横線→みなとみらい線 | 約40分 | なし |
| 新宿三丁目駅 | 副都心線→みなとみらい線 | 約45分 | なし |
| 横浜駅 | JR→みなとみらい線 | 約15分 | 1回 |
| 羽田空港 | 京急線→みなとみらい線 | 約35分 | 1回 |
JR線を利用する場合は、根岸線「石川町駅」から徒歩13分でアクセス可能です。こちらのルートは若干時間がかかりますが、JRの方が利用しやすい方には適したオプションとなります。石川町駅からは、元町商店街を通り抜けるルートもあり、横浜の街並みを楽しみながら向かうことができます。
羽田空港からのアクセスも充実しており、山下公園・みなとみらい地区・赤レンガ倉庫を結ぶリムジンバスが運行されています。バスの所要時間は約24分で、山下公園前で下車すればホテルまで徒歩圏内です。このリムジンバスは観光地を巡るルートとなっているため、初めて横浜を訪れる方には観光も兼ねた移動手段として魅力的です。
自動車でのアクセスの場合、横浜駅から約10分、桜木町駅から約5分、関内駅から約3分の距離に位置しています。高速道路を利用する場合、日曜・祝日は新山下ランプが混雑するため、横浜公園ランプの利用が推奨されています。
周辺の観光スポットとしては、徒歩圏内に山下公園、横浜中華街、赤レンガ倉庫、元町商店街などがあり、横浜観光の中心地として最適な立地といえるでしょう。
駐車場は140台完備で宿泊者は1泊1,500円
自動車でホテルニューグランドを訪れる場合、敷地内に140台収容の駐車場が完備されています。宿泊者の駐車料金は1泊あたり1,500円と、都市部のホテルとしては比較的リーズナブルな設定となっています。
駐車可能時間は13:00から翌日12:00までとなっており、チェックイン前からチェックアウト後まで利用できる点が便利です。これにより、早めに到着してホテル周辺を散策したり、チェックアウト後も横浜観光を続けたりできます。
🚗 駐車場利用詳細
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 駐車台数 | 140台 |
| 料金（宿泊者） | 1泊1,500円 |
| 利用時間 | 13:00～翌12:00 |
| 駐車場タイプ | 屋内・屋外・機械式 |
| バレーサービス | なし |
現在、地下駐車場の工事が実施されているため、一部のカーリフトが閉鎖されています。工事期間は2025年8月4日から9月26日（予定）となっており、この期間中は入出庫時の混雑が予想されます。車でのアクセスを予定している場合は、時間に余裕を持って到着することが推奨されています。
駐車場の構造は、屋内・屋外・機械式の3タイプが組み合わされており、車種や利用状況に応じて案内されます。バレーサービスは提供されていないため、自分で駐車する必要がありますが、ホテルスタッフによる案内は受けられます。
周辺の有料駐車場と比較すると、1日料金が2,000円～3,000円程度かかる場合が多いため、宿泊者料金の1,500円は経済的といえるでしょう。また、ホテル敷地内のため、荷物の移動や天候に左右されない点も大きなメリットです。
レストランやバーのみの利用者向けの駐車場サービスについては、利用時間や料金体系が異なる可能性があるため、事前の確認が推奨されます。特に夜間のバー利用などでは、公共交通機関の利用も検討するとよいでしょう。
ホテルニューグランド横浜のレストラン・グルメ情報
- 館内には8つのレストラン・バーが営業中
- ドリア・ナポリタン・プリンアラモードの発祥地として有名
- ル・ノルマンディは横浜港を望むパノラミックレストラン
- ザ・カフェではホテル発祥料理を手軽に味わえる
- アフタヌーンティーは複数の会場で楽しめる
- ランチ料金は2,000円から6,000円程度の幅広い設定
- まとめ：ニューグランドホテル横浜は歴史とグルメが融合した特別な場所
館内には8つのレストラン・バーが営業中
ホテルニューグランドは、8つの多彩なレストラン・バーを擁する美食の宝庫として知られています。それぞれが異なるコンセプトと料理ジャンルを提供しており、1つのホテル内でまったく違った食体験を楽しめる点が大きな魅力です。
本館とタワー館、さらには館外の施設にも展開されており、用途や好みに応じて選択できる豊富なオプションが用意されています。フランス料理からイタリア料理、京料理、そしてカジュアルなカフェスタイルまで、あらゆるニーズに対応できる体制が整っています。
🍽️ レストラン・バー一覧
| 店舗名 | 料理ジャンル | 場所 | 営業時間の特徴 |
|---|---|---|---|
| ル・ノルマンディ | フランス料理 | タワー館5階 | 朝・昼・夜営業 |
| イル・ジャルディーノ | イタリア料理 | 本館1階 | 昼・夜営業 |
| ザ・カフェ | 洋食・カフェ | 本館1階 | 10:00-21:30 |
| ラ・テラス | ラウンジ | 本館1階 | カフェタイム |
| シーガーディアンII | バー | 本館1階 | バータイム |
| 熊魚菴たん熊北店 | 京料理 | 本館5階 | 朝・昼・夜営業 |
| ル グラン | カフェ・洋食 | 横浜髙島屋8階 | 館外施設 |
| シーガーディアンIII | カフェ・バー | そごう横浜店10階 | 館外施設 |
各レストランは独自の内装と雰囲気を持っており、同じホテル内とは思えないほど多様な空間を演出しています。特筆すべきは、歴史あるホテルならではの重厚感と、現代的な洗練されたサービスが絶妙に調和している点です。
営業時間や定休日は店舗により異なるため、訪問前の確認が重要です。特にレストランの貸切営業日などがある場合は、一般利用ができない場合があるため、公式サイトでの事前確認が推奨されます。
予約方法も店舗により異なり、電話予約とオンライン予約の両方に対応している店舗が多いですが、一部の店舗では予約不可の場合もあります。特に人気の高いディナータイムや土日祝日の利用を予定している場合は、早めの予約が安心です。
ドレスコードについては、タンクトップ、ビーチサンダル、ぞうりでの入店は基本的に禁止されています。横浜の格式あるホテルとして、適切な服装での来店が求められており、この点は事前に確認しておくべき重要なポイントです。
ドリア・ナポリタン・プリンアラモードの発祥地として有名
ホテルニューグランドが日本の食文化に与えた影響は計り知れません。現在では日本全国で愛されているドリア、ナポリタン、プリンアラモードの3つの料理が、このホテルで生まれたという歴史的事実は、多くの食通にとって感動的な発見となるでしょう。
ドリアの誕生秘話は特に興味深く、初代総料理長のサリー・ワイルが体調を崩した外国人銀行家のために即興で創作したのが始まりとされています。「のど越しの良いもの」というリクエストに応えて、バターライスに海老のクリーム煮を乗せ、グラタンソースにチーズをかけてオーブンで焼いた一皿が、後に日本全国に広まる「ドリア」の原型となりました。
ナポリタンの歴史も同様に興味深く、2代目総料理長の入江茂忠が戦後の進駐軍文化からヒントを得て創作したものです。米兵たちが茹でたスパゲッティにケチャップを和えて食べているのを見て、これをホテルにふさわしい料理にアレンジしようと考えたのがきっかけでした。
🍝 発祥料理の特徴
| 料理名 | 創作者 | 創作年代 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ドリア | サリー・ワイル | 1927年頃 | バターライス+海老クリーム煮 |
| ナポリタン | 入江茂忠 | 戦後（1940年代後半） | トマト風味の洋風パスタ |
| プリンアラモード | 当時のパティシエ | 戦後（1940年代後半） | プリン+アイス+フルーツ |
プリンアラモードの創作背景には、アメリカ人将校夫人を喜ばせたいという想いがありました。単なるプリンではなく、アイスクリームや缶詰のフルーツと組み合わせて華やかなデザートを作り上げ、特殊なコルトンディッシュという器で提供したことから「プリン・ア・ラ・モード」と名付けられました。
現在でも、ホテル内の「ザ・カフェ」では、これらの発祥料理を当時のレシピに基づいて提供しています。シーフードドリアは3,289円、スパゲッティナポリタンは2,340円、プリンアラモードは2,024円という価格設定で、歴史的価値を考えれば非常にリーズナブルといえるでしょう。
これらの料理は、単なるメニューを超えて「食の文化遺産」としての価値を持っています。ホテルニューグランドを訪れる際は、ぜひこれらの発祥料理を味わい、日本の洋食文化の原点に触れてみることをおすすめします。
ル・ノルマンディは横浜港を望むパノラミックレストラン
タワー館5階に位置する「ル・ノルマンディ」は、ホテルニューグランドのフラッグシップレストランとして位置づけられるフランス料理店です。パノラミックレストランという名称の通り、横浜港の素晴らしい眺望を楽しみながら、本格的なフランス料理を堪能できる特別な空間となっています。
朝食、ランチ、ディナーの全時間帯で営業しており、それぞれ異なる魅力を提供しています。朝食では横浜港に入港する豪華客船を眺めながらの贅沢な時間を過ごせ、ランチでは昼間の美しい海景色とともに洗練されたフランス料理を楽しめます。ディナーでは夜景とともにロマンチックな雰囲気の中で特別な時間を演出できます。
🌅 ル・ノルマンディの営業概要
| 時間帯 | 営業時間 | 料金帯目安 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 朝食 | 7:00-10:00 | 4,500円 | 港の朝景色 |
| ランチ | 11:30-14:30 | 3,000-8,000円 | 昼間のパノラマビュー |
| ディナー | 17:30-21:30 | 8,000-15,000円 | 夜景とロマンチック |
現在提供されている特別メニューとして、「夏のフランス美食巡り 豊かな大地が育むフレンチ」（2025年8月1日～9月30日）があり、季節の食材を活かしたコースが楽しめます。また、「シェフお任せディナーコース」（2025年9月1日～9月30日）では、料理長の技術と創造性を存分に味わえるプランが用意されています。
席からの眺望は、ベイブリッジ、大桟橋、山下公園、氷川丸など、横浜を代表する景観を一望できます。特に窓際の席では、まるで豪華客船のレストランにいるような感覚を味わえるでしょう。天候の良い日には、遠くに房総半島まで見渡すことができます。
朝食の「洋食（ブレックファストセット）」は4,500円で提供されており、新鮮なジュースやクロワッサンのおかわりが可能です。運が良ければ、朝の入港シーンに立ち会えることもあり、横浜港ならではの特別な体験となるでしょう。
予約は電話（045-681-1841）またはオンラインで受け付けており、特に窓際席を希望する場合は早めの予約が推奨されます。記念日ディナーや特別な会食にも対応しており、事前相談により個別の要望にも応じてもらえる場合があります。
ザ・カフェではホテル発祥料理を手軽に味わえる
本館1階に位置する「ザ・カフェ」は、ホテルニューグランドの歴史的価値を最も身近に感じられるレストランです。先述したドリア、ナポリタン、プリンアラモードの発祥料理を、カジュアルな雰囲気で楽しめる点が大きな魅力となっています。
営業時間は**10:00～21:30（L.O. 21:00）**と長時間営業しており、ランチタイムからディナータイム、さらにはカフェタイムまで幅広く利用できます。ただし、11:00～14:00の時間帯は食事利用のお客様優先となり、飲み物のみでの利用は案内できない場合があるため注意が必要です。
🍰 ザ・カフェの人気メニューと料金
| メニュー名 | 料金 | 特徴 |
|---|---|---|
| シーフードドリア | 3,289円 | ホテル発祥の伝統料理 |
| スパゲッティナポリタン | 2,340円 | 2代目総料理長考案 |
| プリンアラモード | 2,024円 | 特殊なコルトンディッシュ使用 |
| 秋のオールドクラシックフェア | 5,500-6,000円 | 期間限定コース |
席数は**100席（全席禁煙）**と十分な規模を持ち、パテーションで仕切られた半個室も用意されています。これにより、大人数でのお食事や、少しプライベートな空間での会話を楽しみたい場合にも対応できます。
予約システムは少し特殊で、お食事利用のお客様限定で若干数の予約席を設けています。多くの席は来店順の案内となるため、確実に利用したい場合は予約を取ることをおすすめします。予約は電話またはオンラインで受け付けており、利用時間は2時間制となっています。
現在の特別メニューとして、「プリン・ア・ラ・モード パフェ」（2,500円、2025年9月1日～10月15日）や、「秋のオールドクラシックフェア」（魚料理コース6,000円、肉料理コース5,500円）が提供されています。これらの限定メニューは、通常メニューとは異なる特別な体験を提供してくれるでしょう。
木のぬくもりを大切にした内装は、外光やグリーンをたっぷりと感じられる明るく温かな雰囲気を演出しています。横浜の歴史を味わいながら、リラックスした時間を過ごせる空間として、多くの来訪者に愛されています。
アフタヌーンティーは複数の会場で楽しめる
ホテルニューグランドでは、複数の会場でアフタヌーンティーを楽しむことができ、それぞれ異なる雰囲気とメニューで特別な午後のひとときを演出しています。特に注目すべきは、季節に応じた限定メニューが定期的に提供される点です。
「ラ・テラス」（本館1階ロビーラウンジ）では、現在**「ハロウィンアフタヌーンティー」**（2025年9月1日～10月31日）が提供されています。本館の歴史ある雰囲気の中で、季節感あふれるスイーツとお茶を楽しめる贅沢な体験となっています。
🫖 アフタヌーンティー会場比較
| 会場名 | 場所 | 雰囲気 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ラ・テラス | 本館1階 | クラシカル | 歴史あるロビーラウンジ |
| ザ・カフェ | 本館1階 | カジュアル | 明るく開放的 |
| ル・ノルマンディ | タワー館5階 | 上質 | 港の眺望付き |
アフタヌーンティーのメニュー構成は、一般的に3段のスタンドに美しく盛り付けられたスイーツとセイボリーが提供されます。ホテルニューグランドの場合、パティシエが手がける繊細なスイーツと、ホテルならではの上質なサンドイッチやキッシュなどが楽しめるでしょう。
紅茶の種類も豊富に用意されており、ダージリン、アールグレイ、アッサムなどの定番から、ホテルオリジナルブレンドまで選択できます。特に「オリジナルブレンドティー」は、ホテルニューグランドでしか味わえない特別な一杯として人気があります。
価格帯は3,000円～5,000円程度と予想され、横浜の格式あるホテルのアフタヌーンティーとしては標準的な設定と考えられます。予約制となっている場合が多いため、特に土日祝日や季節の限定メニュー期間中は早めの予約が推奨されます。
アフタヌーンティーは、女子会、記念日、観光の休憩など、様々なシーンで利用できる柔軟性の高いサービスです。横浜観光の合間に、ホテルニューグランドの上質な雰囲気を味わいながら、優雅な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
ランチ料金は2,000円から6,000円程度の幅広い設定
ホテルニューグランドのランチ料金は、選択するレストランやメニューによって大きく異なり、2,000円程度のカジュアルなものから6,000円を超える本格的なコースまで、幅広い価格帯が設定されています。この多様性により、予算や目的に応じて最適な選択ができる点が魅力的です。
最もリーズナブルな価格帯では、ザ・カフェの単品メニューがあります。ホテル発祥の名物料理であるナポリタンが2,340円、シーフードドリアが3,289円と、歴史的価値を考えれば非常にお得な価格設定となっています。これらは観光客にとって「必食」のメニューといえるでしょう。
💰 レストラン別ランチ料金帯
| レストラン名 | 料金帯 | メニュー例 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| ザ・カフェ | 2,000-4,000円 | 発祥料理、軽食 | カジュアル利用 |
| イル・ジャルディーノ | 3,000-5,000円 | イタリアンコース | 本格イタリアン |
| ル・ノルマンディ | 4,000-8,000円 | フランス料理コース | 最上級の体験 |
| 熊魚菴たん熊北店 | 4,000-7,000円 | 京料理コース | 和食の上質さ |
イル・ジャルディーノでは、現在「秋のオールドクラシックフェアⅠ」として、魚料理コース（6,000円）と肉料理コース（5,500円）が提供されています。これらのコースは、前菜からデザートまでフルコースで楽しめるため、特別な日のランチやビジネスでの会食にも適しています。
ル・ノルマンディのランチは、横浜港の眺望とともに本格的なフランス料理を楽しめる最上級の体験となります。価格は高めですが、景色と料理の質を考慮すれば、特別な記念日やお祝いの場として十分に価値があるでしょう。
ランチタイムの営業時間はレストランにより異なり、一般的には11:30頃から14:30頃までとなっています。ただし、ラストオーダーの時間はさらに早い場合があるため、確実に利用したい場合は営業時間の確認と予約を取ることが重要です。
また、平日と土日祝日で料金が異なる場合もあるため、訪問予定日に応じた価格確認が必要です。特に観光シーズンや年末年始などの繁忙期には、特別料金が設定される場合もあるでしょう。
ランチの予約は、**電話（045-681-1841）**または各レストランのオンライン予約システムで受け付けています。人気の時間帯や窓際席を希望する場合は、早めの予約が安心です。
まとめ：ニューグランドホテル横浜は歴史とグルメが融合した特別な場所
最後に記事のポイントをまとめます。
- ホテルニューグランドは1927年開業の日本を代表するクラシックホテルである
- 宿泊料金は16,000円～で早期予約により大幅な割引が適用される
- 本館とタワー館の2つの建物で異なる魅力と客室タイプを提供している
- 予約は公式サイト、一休.com、楽天トラベルなど複数の方法から選択可能である
- アクセスは元町・中華街駅から徒歩1分の抜群の立地である
- 駐車場は140台完備で宿泊者は1泊1,500円の料金設定である
- 館内には8つのレストラン・バーが営業している
- ドリア・ナポリタン・プリンアラモードの発祥地として歴史的価値が高い
- ル・ノルマンディは横浜港を望むパノラミックレストランである
- ザ・カフェでホテル発祥料理を手軽に味わえる
- アフタヌーンティーは複数の会場で季節限定メニューも楽しめる
- ランチ料金は2,000円から6,000円の幅広い価格帯を設定している
- マッカーサーズスイートなど歴史的価値の高い客室も利用可能である
- JR東日本ホテルズ準会員として質の高いサービスを提供している
- 横浜観光の拠点として山下公園や中華街へのアクセスが便利である
調査にあたり一部参考にさせて頂いたサイト
- https://www.hotel-newgrand.co.jp/
- https://www.ikyu.com/00000145/
- https://www.hotel-newgrand.co.jp/restaurant/
- https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/2013/2013.html
- https://www.hotel-newgrand.co.jp/stay/
- https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89
- https://www.hotel-newgrand.co.jp/the-cafe/
- https://www.instagram.com/hotelnewgrand/
- https://www.new-grand.co.jp/
- https://www.hotel-newgrand-shop.com/SHOP/GR35.html
