大阪の中心地・本町に位置するセントレジスホテル大阪は、マリオットの最高級ブランドとして1904年にニューヨークで誕生したセントレジスの伝統を受け継ぐ、日本で唯一のセントレジスホテルです。御堂筋沿いという抜群のロケーションに佇むこのホテルは、地下鉄本町駅直結という利便性の高さと、ミシュランガイドのホテル部門で「5レッドパビリオン」を獲得した格式の高さを併せ持つ特別な宿泊施設として知られています。
本記事では、セントレジスホテル大阪のアフタヌーンティーやレストラン情報、客室の特徴、アクセス方法、宿泊料金まで、実際に訪れる前に知っておきたい情報を徹底的にまとめました。バトラーサービスやシグネチャーリチュアルといった独自のおもてなし文化、季節ごとに変わるアフタヌーンティーのテーマ、そして大阪の景色を一望できる高層階の客室など、セントレジスならではの極上体験についても詳しくご紹介していきます。
| この記事のポイント |
|---|
| ✓ セントレジスホテル大阪は日本唯一のセントレジスブランドで本町駅直結の好立地 |
| ✓ 伝統のバトラーサービスが24時間対応で贅沢な滞在をサポート |
| ✓ セントレジスバーのアフタヌーンティーは季節のテーマで定期的に変わる |
| ✓ 客室は全て17階以上で大阪の眺望を楽しめる洗練された空間 |
セントレジスホテル大阪の基本情報とアクセスガイド
- セントレジスホテル大阪とは日本で唯一のセントレジスブランドホテル
- アクセスは地下鉄本町駅7番出口すぐで梅田・なんばから好アクセス
- チェックイン・チェックアウト時間と駐車場情報
- 客室タイプは全160室で17階以上の高層階に配置
- バトラーサービスが100年以上の伝統を持つセントレジスの象徴
- 宿泊料金の目安は2名で7万円台から
セントレジスホテル大阪とは日本で唯一のセントレジスブランドホテル
セントレジスホテル大阪は、大阪市中央区本町3-6-12に位置する、マリオットインターナショナルの最高級ブランド「セントレジス」の名を冠した日本で唯一のホテルです。1904年にニューヨークで誕生したセントレジスブランドは、創業者であるジョン・ジェイコブ・アスター4世が築き上げた伝統と革新の精神を今日まで受け継いでいます。
大阪のメインストリートである御堂筋沿いに建つこのホテルは、ミシュランガイドのホテル部門において「豪華で最上級」を意味する5レッドパビリオンを受賞しており、その格式の高さは折り紙付きです。ビジネスの中心地でありながら、高級ブランドショップから地元の雰囲気を楽しめるレストランまでが立ち並ぶエリアに位置しているため、観光にもビジネスにも理想的なロケーションといえるでしょう。
🏨 セントレジスホテル大阪の基本データ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 正式名称 | セント レジス ホテル 大阪(The St. Regis Osaka) |
| 住所 | 〒541-0053 大阪府大阪市中央区本町3-6-12 |
| 客室数 | 160室 |
| 開業 | 日本で唯一のセントレジスブランド |
| 評価 | ミシュランガイド5レッドパビリオン獲得 |
| 電話番号 | 06-6258-3333 |
ホテルのコンセプトは「Live Exquisite(洗練された生き方)」。全客室が17階以上に配置されており、高い天井と大きな窓から大阪の眺望を存分に楽しめる設計になっています。和と洋が調和する洗練された客室デザインは、まるで自宅にいるかのような居心地の良さを提供してくれます。
セントレジスの象徴ともいえるバトラーサービスは、100年以上もの間大切にお届けし続けてきた伝統のおもてなしです。レストランの提案やアレンジから、重要な会議前のスーツのアイロン掛け、お好みの本の調達、大切な方への贈り物の手配まで、どのようなご要望にも24時間対応でお応えします。
御堂筋沿いの中央に位置する、マリオットの最高級ブランドホテル。1904年ニューヨーク生まれの、日本で唯一のセントレジスホテル。
このホテルの特徴は、単なる宿泊施設ではなく、セントレジスが創業以来大切にしてきた「リチュアル(儀式)」と呼ばれる伝統的な体験を提供している点です。夕暮れ時に行われるシャンパンセーバリング(ナイフでシャンパンの口を切り落とす儀式)や、オリジナルのブラッディマリーカクテルなど、セントレジスならではの文化を体験できるのが大きな魅力となっています。
アクセスは地下鉄本町駅7番出口すぐで梅田・なんばから好アクセス
セントレジスホテル大阪の最大の強みの一つが、そのアクセスの良さです。大阪メトロ御堂筋線「本町駅」の7番出口を出てすぐという駅直結の立地で、雨の日でも濡れずにホテルまで到着できます。御堂筋線は大阪の主要エリアを南北に貫く路線のため、梅田まで2駅約6分、なんばまで2駅約3分という抜群の利便性を誇ります。
新大阪駅からも御堂筋線で約14分と、新幹線を利用する出張者にとっても便利な立地です。関西国際空港からはリムジンバスまたは南海電鉄とメトロを乗り継いで約60分、伊丹空港からもリムジンバスまたは電車で約60分とアクセス可能です。
🚇 主要駅からのアクセス時間
| 出発地 | 交通手段 | 所要時間 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 本町駅 | 徒歩 | 直結 | 地下鉄7番出口すぐ |
| 梅田駅 | 地下鉄御堂筋線 | 約6分 | 2駅 |
| なんば駅 | 地下鉄御堂筋線 | 約3分 | 2駅 |
| 新大阪駅 | 地下鉄御堂筋線 | 約14分 | 直通 |
| 関西国際空港 | 電車 | 約60分 | なんば経由 |
| 伊丹空港 | 電車 | 約60分 | 梅田経由 |
車でのアクセスも良好で、梅田方面からは御堂筋「備後町3」の信号を左折、一筋目を右折して直進し本町通を渡った右手にホテルがあります。なんば方面からは四ツ橋筋「中央通り」を右折、三休橋筋を左折して本町通りを西へ進むとホテルに到着します。
駐車場は35台分用意されており、宿泊者は1泊3,500円(税込)で利用できます。バレーサービスも提供されているため、車での来館も快適です。ただし、駐車スペースには限りがあるため、混雑が予想される時期は事前に確認することをおすすめします。
ホテル周辺は大阪の中心地ということもあり、コンビニまで徒歩5分以内、高級ブランドショップや飲食店も徒歩圏内に多数あります。ビジネスエリアとしても栄えているため、平日は周辺のオフィスで働くビジネスパーソンで賑わい、休日はショッピングや食事を楽しむ人々で活気づく、まさに大阪を体感できる立地といえるでしょう。
チェックイン・チェックアウト時間と駐車場情報
セントレジスホテル大阪のチェックインは15:00から24:00まで、チェックアウトは12:00となっています。一般的なホテルよりもチェックアウト時間が遅めに設定されているため、朝もゆっくりと過ごすことができるのは嬉しいポイントです。午前中まで部屋で寛いだり、朝食を楽しんだりと、時間に追われることなく贅沢な朝を過ごせます。
チェックイン時には、セントレジスバトラーがウェルカムビバレッジとともにお迎えし、荷解きのサポートも提供してくれます。到着後すぐに部屋でリラックスできるよう、細やかな気配りがなされているのがセントレジス流のおもてなしです。
駐車場については先述の通り35台分のスペースがあり、宿泊者は1泊3,500円で利用可能です。バレーパーキングサービスが提供されているため、フロントに鍵を預けるだけで駐車の手間がかかりません。車高や車幅の制限については、おそらく一般的な乗用車であれば問題なく利用できると思われますが、大型車両の場合は事前に確認したほうが安心でしょう。
⏰ チェックイン・チェックアウト情報
| 項目 | 時間・詳細 |
|---|---|
| チェックイン | 15:00〜24:00 |
| チェックアウト | 12:00 |
| アーリーチェックイン | 要確認(空室状況による) |
| レイトチェックアウト | 要確認(空室状況による) |
| 駐車場料金 | 1泊3,500円(税込) |
| 駐車台数 | 35台 |
| バレーサービス | あり(有料) |
マリオットボンヴォイの上級会員であれば、空室状況によってアーリーチェックインやレイトチェックアウトなどの特典が受けられる可能性があります。特に繁忙期以外であれば、柔軟な対応をしてもらえることが多いため、希望がある場合は予約時または到着時に相談してみることをおすすめします。
客室タイプは全160室で17階以上の高層階に配置
セントレジスホテル大阪の客室は全160室で、その全てが17階以上の高層階に配置されているのが大きな特徴です。高い天井と大きな窓からは大阪の街並みを一望でき、昼夜を問わず美しい景色を楽しむことができます。特に夜景は格別で、御堂筋の光や大阪の煌めく夜景を眺めながら過ごす時間は、まさに非日常的な体験です。
客室のデザインコンセプトは、日本の花や植物がテーマとなっています。百合や藤、松といった日本を代表する植物をモチーフに、それぞれのテーマに沿ったカラーやインテリアでデザインされており、和と洋が見事に調和した洗練された空間となっています。
🛏️ 主な客室タイプと広さ
| 客室タイプ | 広さ | 定員 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| デラックスツイン | 43㎡ | 1〜2名 | スタンダードな客室 |
| 高層階デラックスツイン | 43㎡ | 1〜2名 | より高層階からの眺望 |
| グランドデラックスプリミエツイン | 46㎡ | 1〜2名 | ビューバス付き |
| グランドデラックスキング | 51㎡ | 1〜2名 | キングベッド仕様 |
| 高層階グランドデラックスキング | 51㎡ | 1〜2名 | 高層階のキング仕様 |
| スイートルーム | 様々 | 要確認 | 花や植物がテーマ |
全室に備えられているアメニティは、シャンプー・リンス、ボディソープ、タオル類、ハミガキセット、くし・ブラシ、シャワーキャップ、ドライヤー、髭剃り、バスローブ、スリッパ、綿棒、コットンなど充実しています。ただし、ボトルタイプのシャンプー・リンスについては、一部の口コミで「価格帯からするともう少し高級感のあるアメニティが良い」という声もあるようです。
最も良かったのは、ホスピタリティ溢れるホテリエの皆さんです。二日連続でゴルフだった私に合わせ早朝にコーヒーを届けてくれたバトラー、大通りまでタクシーを呼びに行ってくれたドアマン、皆さんの一生懸命な姿勢にセントレジスええやんの連続で、大満足の滞在となりました。
客室にはテレビ、金庫、冷蔵庫、ミニバー、湯沸しポット、お茶セット、CDプレイヤー、DVDプレイヤーなども完備されており、長期滞在でも快適に過ごせる設備が整っています。また、無料のWi-Fiも利用可能なため、ビジネス利用でも問題ありません。
バトラーサービスが100年以上の伝統を持つセントレジスの象徴
セントレジスホテル大阪を語る上で欠かせないのが、100年以上もの歴史を持つ「セントレジスバトラーサービス」です。これはセントレジスブランドの象徴ともいえるおもてなしで、24時間体制で様々なリクエストに応えてくれる専任バトラーが各フロアに配置されています。
バトラーサービスの内容は多岐にわたります。到着時のウェルカムビバレッジの提供から始まり、荷解きや荷造りのお手伝い、靴磨き、スーツのプレスサービスといった伝統的なバトラーの仕事はもちろん、レストランの予約や提案、観光スポットの案内、お好みの本の調達、大切な方への贈り物の手配など、滞在中のあらゆるニーズに対応してくれます。
👔 セントレジスバトラーサービスの主な内容
✓ 到着時のサポート
- ウェルカムビバレッジのサービス
- お荷物の荷解きサポート
- 客室設備の説明
✓ 滞在中のサービス
- スーツやシャツのプレス・アイロン掛け
- 靴磨き
- レストランやスパの予約代行
- 観光情報の提供とアレンジ
- お好みの本や新聞の調達
✓ 特別なリクエスト
- 記念日のサプライズ演出
- 贈り物の調達・手配
- 個別のニーズへの柔軟な対応
- 早朝コーヒーのルームサービス(要望に応じて)
実際の宿泊者の口コミでも、「二日連続でゴルフだった私に合わせ早朝にコーヒーを届けてくれたバトラー」といった、一人ひとりのニーズに合わせた細やかなサービスが高く評価されています。これこそがセントレジスが「期待を上回る」おもてなしとして大切にしている精神です。
バトラーサービスは宿泊料金に含まれているため、追加料金を気にすることなく気軽に利用できるのも魅力です。日本のおもてなしの心とセントレジスの伝統が融合した、他のホテルでは味わえない特別な体験を提供してくれます。
宿泊料金の目安は2名で7万円台から
セントレジスホテル大阪の宿泊料金は、そのラグジュアリーな設備とサービスを反映して、一般的なビジネスホテルよりも高めの価格帯に設定されています。2名1室の素泊まりプランで、おおよそ7万円台からというのが基本的な料金レンジです。
一休.comでの掲載情報によると、デラックスツイン(43㎡)の素泊まりプランが2名で税込74,636円から、朝食付きプランが83,238円からとなっています。高層階やより広い客室タイプになるにつれて料金は上がり、高層階グランドデラックスキングでは素泊まりで83,490円から、朝食付きで92,092円からといった価格設定です。
💰 客室タイプ別料金の目安(2名1室・税込)
| 客室タイプ | 素泊まり | 朝食付き |
|---|---|---|
| デラックスツイン | 74,636円〜 | 83,238円〜 |
| 高層階デラックスツイン | 77,166円〜 | 85,768円〜 |
| グランドデラックスプリミエツイン | 80,960円〜 | 89,562円〜 |
| グランドデラックスキング | 80,960円〜 | 89,562円〜 |
| 高層階グランドデラックスキング | 83,490円〜 | 92,092円〜 |
これらの料金は時期や空室状況によって変動するため、あくまで目安として考えてください。一般的に、週末や祝日、大型連休、年末年始などの繁忙期には料金が上昇する傾向にあります。逆に、平日の閑散期であれば、より お得な料金で宿泊できる可能性もあります。
楽天トラベルでも予約が可能で、楽天ポイントの付与や利用ができるため、楽天経済圏を利用している方にとっては実質的な負担を軽減できるかもしれません。また、マリオットボンヴォイの会員であれば、ポイントを使った無料宿泊やポイント還元などの特典も受けられます。
この価格帯は決して安くはありませんが、ミシュラン5レッドパビリオンを獲得した格式あるホテルで、バトラーサービスや高層階からの眺望、洗練された客室、レストランでの食事など、トータルで考えれば納得の価格設定といえるでしょう。特別な記念日や大切なビジネスの場面など、ここぞという時に利用する価値は十分にあります。
セントレジスホテル大阪のダイニングとアフタヌーンティー体験
- セントレジスバーのアフタヌーンティーは季節のテーマで変わる極上体験
- ブラッディマリー発祥のバーで味わうシグネチャーカクテル
- イタリア料理「ラ ベデュータ」で楽しむ伝統と革新の融合
- 鉄板焼「和城」では飯塚隆太シェフの革新的な料理を堪能
- ブラッスリー「RÉGINE」で極上のフレンチビストロ体験
- シグネチャーリチュアルとイブニングセレモニー
- まとめ:セントレジスホテル大阪は大阪を代表するラグジュアリーホテル
セントレジスバーのアフタヌーンティーは季節のテーマで変わる極上体験
セントレジスホテル大阪のアフタヌーンティーは、12階に位置する「セントレジスバー」で提供されており、セントレジスの創業一族であるアスター家の伝統を今に受け継ぐ特別な体験です。19世紀後半、ニューヨークの社交界を牽引したキャロライン・アスターがゲストをもてなすために用意したアフタヌーンティーは、今なお「リチュアル(儀式)」の一つとして各国のセントレジスで催されています。
2025年12月現在提供されているのは、「Love Letter」をテーマにした、世界的な万年筆ブランド「モンブラン」とのコラボレーションアフタヌーンティーです。1906年にドイツで創業したモンブランは、100年以上にわたり高品質な筆記具を作り続けてきたブランドで、そのクラフツマンシップとセントレジスの伝統が融合した、まさにアートのような一品一品が楽しめます。
🍰 「Love Letter」アフタヌーンティーのスイーツ
| スイーツ名 | コンセプト |
|---|---|
| マイスターシュテュック | モンブランを代表する万年筆をガナッシュで繊細に再現 |
| インク | カシスゼリーとガナッシュをホワイトチョコで包み、インクの流れる躍動感を表現 |
| エンベロープ | 手紙を収める封筒を象り、ライチとラズベリーのムースで仕上げた一品 |
| モンブランポスト | リンゴのコンポートを閉じ込めたムースとチョコフィナンシェの組み合わせ |
スイーツだけでなく、セイヴォリーにも「Love Letter」のテーマが貫かれています。「変わらぬ想い」を表現したスモークサーモントラウトのタルト、「そっと寄り添う」思いを込めた帆立とカリフラワーのムース、「あの頃のぬくもり」を感じさせるベーグルとベーコンのサンドウィッチ、「未来への希望」をイメージした鴨のリエットのサブレなど、一品一品に愛のメッセージが込められています。
ウェルカムドリンクには、ドイツのカクテル「ラドラー」をイメージした、レモンジンジャーやグリーンアップル、トニックウォーターを使用したモクテルが提供されます。ブルーキュラソーの鮮やかな色が美しく、爽やかな酸味と甘み、ほのかな苦みが調和するフルーティーな一杯です。
アフタヌーンティーの料金は1人7,800円、グラスシャンパン付きで9,800円(税・サービス料込)となっています。12:00、12:30、13:00、14:30、15:00、15:30の各時間帯から選べ、2時間制(90分ラストオーダー)でドリンクは90分間自由にオーダー可能です。特典として、モンブランのポストカード2枚とシーリングスタンプ型のステッカーのセットがプレゼントされ、自宅でもその体験の余韻に浸ることができます。
セントレジスのアフタヌーンティーは季節やテーマに合わせて定期的に内容が変わるため、何度訪れても新しい発見と感動があります。2025年10月2日から12月25日まで提供される「Love Letter」テーマの後も、新たなコラボレーションやテーマが登場することでしょう。
ブラッディマリー発祥のバーで味わうシグネチャーカクテル
セントレジスバーは、アフタヌーンティーだけでなく、カクテルタイムも楽しめる洗練された空間です。ここで忘れてはならないのが、セントレジスが誇るシグネチャーカクテル「ブラッディマリー」です。1934年、セントレジス・ニューヨークの名高い「King Cole Bar」のバーテンダー、フェルナン・プティオが考案したこのカクテルは、現在でもセントレジスブランドを代表するカクテルとして世界中で愛されています。
世界各地のセントレジスホテルでは、各国の文化や食材を取り入れたオリジナルのブラッディマリーが存在します。セントレジスホテル大阪でも独自のアレンジを加えた「セントレジス シグネチャー ブラッディマリーコレクション」を提供しており、訪れる度に新しい味わいを発見できます。
セントレジスバーでは、ブラッディマリーだけでなく、ニューヨークにインスパイアされた15種類のユニークなカクテルも楽しめます。アスター家が築き上げたニューヨークの伝統と、活気に満ちたニューヨークの5つの地区のローカルカルチャーをテーマにしたこれらのカクテルは、まさにセントレジスの歴史を味わう一杯といえるでしょう。
🍸 セントレジスバーの営業時間とチャージ料金
| 時間帯 | 営業時間 | チャージ料金 |
|---|---|---|
| ティータイム | 12:00〜17:30(L.O.17:00) | なし |
| 月・火・日曜日 | 17:30〜23:00(L.O. 22:30) | カバーチャージ660円 |
| 水・木曜日 | 17:30〜19:00 | カバーチャージ660円 |
| 19:00〜23:00(L.O. 22:30) | ミュージックチャージ1,800円 | |
| 金・土曜日 | 17:30〜19:30 | カバーチャージ660円 |
| 19:30〜24:00(L.O. 23:30) | ミュージックチャージ1,800円 |
夕暮れ時には「ザ・バイオレットアワー」と呼ばれる、昼から夜へと移り変わる時間を祝うリチュアルが行われます。洗練されたアイコニックなマティーニとともに、夜の訪れを祝うこの時間は、セントレジスならではの特別な体験です。
また、水・木・金・土曜日の夜にはジャズの生演奏も楽しめます。水・木曜日は19:00から22:30まで、金・土曜日は19:30から23:00まで、30分ごとに演奏が行われ、ソウルフルなジャズの調べとともに上質なカクテルタイムを過ごせます。まるでニューヨークの洗練されたジャズバーにいるかのような雰囲気は、大阪にいながらにして海外のラグジュアリーな夜を体験できる貴重な空間です。
イタリア料理「ラ ベデュータ」で楽しむ伝統と革新の融合
セントレジスホテル大阪の12階には、イタリア料理レストラン「ラ ベデュータ」があります。トスカーナのヴィラのようなエレガントで落ち着いたインテリアの店内は、ノーブルで洗練された雰囲気に包まれており、特別な日のディナーや大切な会食にぴったりの空間です。
「ラ ベデュータ」のコンセプトは、イタリア郷土料理をベースとした現代的かつオリジナリティー溢れる料理の提供です。シェフの吉田道昭氏は、旅行や食べ歩きの趣味が高じて様々な国や地方の料理を味わってきた経験を持ち、その土地ならではの食材や伝統に敬意を持って腕をふるいます。
イタリアならではの伝統や文化を大切にしながら、関西をはじめとする日本の四季折々の良質でユニークな食材を取り入れた一皿一皿は、鮮やかな美しさとともに、その味や香り、食感がまるで優れたアートのように五感に響きます。まるでイタリアを旅するような心に残る美食体験を味わえるのが「ラ ベデュータ」の魅力です。
🍝 ラ ベデュータの基本情報
✓ 営業時間
- 朝食:6:30〜10:30(L.O. 10:00)
- ランチ:12:00〜15:00(L.O. 14:00)
- ディナー:17:30〜22:00(L.O. 21:00)
✓ 座席数
- 64席
✓ 特徴
- イタリアを中心に世界各国の希少なヴィンテージから人気のワイナリーまで、約3,000本のワインを用意
- シェフのスペシャリテ「スタジオーネ」で一年を通してイタリア各地を巡るような美食体験
- アニバーサリープランあり(誕生日や結婚記念日の演出サポート)
約3,000本のワインコレクションは「ラ ベデュータ」の自慢の一つで、イタリアを中心に世界各国の希少なヴィンテージから人気のワイナリーまで幅広く取り揃えています。料理に合わせたワインペアリングもソムリエに相談できるため、ワイン好きにはたまらない環境です。
特別な記念日には、アニバーサリープランの利用がおすすめです。誕生日や結婚記念日など、大切な日の演出をレストランがサポートしてくれるため、思い出に残る時間を過ごせます。
なお、「ラ ベデュータ」は厨房機器の刷新に伴い、2025年12月1日から12月14日までの期間中クローズする予定です。この期間中の朝食は、ブラッスリー「RÉGINE」1・2階で提供されますので、宿泊を検討している方は注意が必要です。
鉄板焼「和城」では飯塚隆太シェフの革新的な料理を堪能
セントレジスホテル大阪でもう一つ見逃せないレストランが、鉄板焼「和城」です。長年フランス料理界で活躍し、ミシュラン2つ星レストラン「Ryuzu」のオーナーシェフである飯塚隆太氏が監修する、革新的な鉄板焼料理が楽しめる特別な空間です。
飯塚シェフは「トロワグロ」などフランスのミシュラン星付きレストランで修業を重ねた後、2011年に自身がオーナーシェフを務める「Ryuzu」をオープン。クラシックなフランス料理に自由な発想で日本のエッセンスや和の食材を融合した料理が高い人気を集め、2013年から現在に至るまでミシュラン2つ星を獲得し続けています。
「和城」のコンセプトは「大阪から発信する最高峰のガストロノミー」。国産のブランド牛や瀬戸内海で獲れる海鮮、京野菜など、関西ならではの多様な旬の食材を厳選し、ソースや食材の組み合わせなど、シェフ飯塚が長年培ってきたフランス料理の技巧を利かせた、斬新で唯一無二のメニューが提供されています。
🥩 鉄板焼「和城」の特徴とメニュー
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 営業時間 | ランチ 12:00〜15:00(L.O. 14:00)<br>ディナー 17:30〜22:00(最終入店 20:30 / L.O. 21:00) |
| 定休日 | 火・水曜日(祝日除く) |
| 座席数 | 16席(カウンター8席、個室「草庵」8席) |
| 人気メニュー | 神戸ビーフディナーコース、ブルーオマールディナー(期間限定)、飯塚シェフ監修「メニュー和城」 |
| 特記事項 | カウンター席は12歳以上、個室は年齢制限なし |
2025年10月11日からは、国産ブランド牛「神戸ビーフ」をメインにした神戸ビーフコースの提供を開始しています。神戸ビーフならではの肉本来の甘みと風味を、飯塚シェフの技術で最大限に引き出した逸品を堪能できます。
また、2025年12月1日から18日、および26日から30日までの期間限定で、青みを帯びた美しい殻と凝縮した旨みと甘み、希少性から高級食材として名高い「オマールブルー」を使用したブルーオマールディナーも提供されます。シェフ自慢のアメリケーヌソースを添えた逸品を含むこのコースは、年末の特別な時間にふさわしい贅沢な内容です。
「和城」には「草庵」と呼ばれる個室もあり、黄金の茶室をイメージしたプライベート空間は、ご家族との記念日などのお祝い事やビジネスの特別なお席におすすめです。個室は年齢を問わず利用できるため、小さなお子様連れのファミリーでも安心して利用できます。
なお、キャンセル料については2日前から80%、当日100%が発生するため、予約の変更やキャンセルが必要な場合は早めに連絡することをおすすめします。
ブラッスリー「RÉGINE」で極上のフレンチビストロ体験
セントレジスホテル大阪の1階には、フレンチビストロ「RÉGINE(レジーヌ)」があります。洗練された空間で極上のひとときを提供するこのレストランは、上質な時間を演出するスタイリッシュなダイニングとして人気です。
高い天井と広々とした空間が開放感を生み出し、洗練されたインテリアが心を落ち着かせます。モダンな照明が温かみを加え、赤を基調としたアクセントが上品な彩りを添える店内は、大切な人とのディナーや特別な日にぴったりな雰囲気です。こだわりの料理とともに、贅沢なひとときを過ごせる空間となっています。
「RÉGINE」では、フレンチビストロならではのカジュアルながらも洗練された料理を提供しています。朝食からランチ、ディナーまで幅広い時間帯で営業しているため、様々なシーンで利用できるのも魅力です。
また、2025年11月20日から2026年1月30日までの期間限定で、「RÉGINE」の2階では、世界中の女性たちから愛されるイギリス発のラグジュアリーシューズブランド「マノロ ブラニク」とのコラボレーションアフタヌーンティー「マリー・アントワネット by マノロ ブラニク」が提供されます。セントレジスバーのアフタヌーンティーとはまた違った、ファッションとガストロノミーが融合した特別な体験を楽しめます。
ホテル内に複数のダイニングオプションがあることで、滞在中に様々な食事体験を楽しめるのがセントレジスホテル大阪の大きな魅力です。イタリアン、鉄板焼、フレンチビストロ、そしてバーと、その日の気分や目的に合わせて選べる多様性は、長期滞在でも飽きることがありません。
シグネチャーリチュアルとイブニングセレモニー
セントレジスホテルには、創業以来大切にされてきた「リチュアル(儀式)」と呼ばれる伝統的な体験があります。これらのリチュアルは、上流階級の伝統に基づくもので、セントレジスならではの特別な時間を演出してくれます。
最も有名なリチュアルの一つが、夕暮れ時に行われる「シャンパンセーバリング」です。これは一日の終わりを祝う儀式で、毎日決まった時間にナイフでシャンパンの口を切り落とすパフォーマンスが行われます。この華麗な儀式は、昼から夜への移り変わりを祝福するひとときとして、多くのゲストに愛されています。
また、セントレジスではご朝食やブランチをシャンパンとともに味わえるのも特徴です。ほどよい泡の刺激で始まる極上の一日は、セントレジスならではの贅沢な体験といえるでしょう。シャンパンを楽しむ機会が多いのも、セントレジスが大切にしてきた上流階級の伝統の一つです。
🥂 セントレジスのシグネチャーリチュアル
| リチュアル名 | 内容 |
|---|---|
| シャンパンセーバリング | 夕暮れ時にナイフでシャンパンの口を切り落とす儀式 |
| ブラッディマリー | 1934年に誕生したセントレジスを代表するカクテル |
| イブニングリチュアル | 夕暮れ時、昼から夜への移り変わりを祝福する時間 |
| アフタヌーンティー | キャロライン・アスターの伝統を受け継ぐ社交の場 |
| 深夜の晩餐 | キャロライン・アスターが大切にした伝統を記念する特別イベント |
これらのリチュアルは、単なるサービスではなく、セントレジスの歴史と伝統を体現する重要な要素です。創業者の一族であるアスター家が築き上げた社交文化を今に受け継ぐことで、ゲストに特別な体験を提供し続けています。
セントレジスの創業者であるジョン・ジェイコブ・アスター4世は、生来の発明家であり変革者でした。1904年にセントレジス・ニューヨークを創業し、たちまち『ニューヨークタイムズ』紙から「全米最高のホテル」と評されました。先見性のある発明家だった彼は、創業当初から贅沢を極めるだけでなく、先進テクノロジーの導入にこだわり、各室への電話の設置など、当時としては革新的な設備を整えました。
1世紀以上を経た今も、セントレジスの継続的な成長と発展を通じてアスターのレガシーは生き続けています。伝統を守りながらも革新を続けるその姿勢こそが、セントレジスが世界中で愛され続ける理由なのです。
まとめ:セントレジスホテル大阪は大阪を代表するラグジュアリーホテル
最後に記事のポイントをまとめます。
- セントレジスホテル大阪は日本で唯一のセントレジスブランドで、1904年ニューヨーク誕生の伝統を受け継ぐ
- 大阪メトロ御堂筋線「本町駅」7番出口直結で、梅田・なんばから数分の好立地
- ミシュランガイドのホテル部門で「5レッドパビリオン」を受賞した格式あるホテル
- 全160室の客室は全て17階以上に配置され、大阪の眺望を楽しめる
- 100年以上の伝統を持つバトラーサービスが24時間体制で様々なリクエストに対応
- チェックインは15:00から、チェックアウトは12:00とゆったりした時間設定
- 宿泊料金は2名1室で7万円台からで、時期や客室タイプにより変動する
- セントレジスバーのアフタヌーンティーは季節のテーマで定期的に内容が変わる
- 2025年12月現在は「Love Letter」をテーマにしたモンブランとのコラボレーション
- アフタヌーンティーの料金は1人7,800円、グラスシャンパン付きで9,800円
- ブラッディマリーは1934年にセントレジス・ニューヨークで誕生したシグネチャーカクテル
- セントレジスバーでは水・木・金・土曜日の夜にジャズの生演奏が楽しめる
- イタリア料理「ラ ベデュータ」では約3,000本のワインコレクションを誇る
- 鉄板焼「和城」はミシュラン2つ星シェフ飯塚隆太氏が監修する革新的な鉄板焼
- 神戸ビーフディナーコースやブルーオマールディナーなど特別なメニューも提供
- ブラッスリー「RÉGINE」ではフレンチビストロ料理が楽しめる
- 夕暮れ時のシャンパンセーバリングなどのリチュアル(儀式)が体験できる
- 駐車場は35台分で1泊3,500円、バレーサービスも利用可能
- 創業者アスター家の伝統と革新の精神が今も受け継がれている
- 記念日や特別なビジネスシーンなど、ここぞという時に利用する価値がある
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- 五つ星ホテルで贅沢な体験を | セントレジスホテル&リゾート
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