セントレジスホテル大阪のレビューから分かる！宿泊者が語る本音の評価と注目ポイント

大阪の中心地・本町に佇む「セントレジスホテル大阪」。マリオットグループの最高級ブランドとして、日本国内で唯一のセントレジスホテルという特別な存在感を放っています。でも、実際に泊まった人たちの評価はどうなのでしょうか？

この記事では、インターネット上に散らばる宿泊者のリアルな口コミやレビューを徹底的に調査し、セントレジスホテル大阪の実力を多角的に分析しました。朝食の評判から客室の質、バトラーサービスの実態、そして気になる価格に見合う価値があるのかまで、様々な角度から検証していきます。

この記事のポイント
✓ セントレジスホテル大阪の総合評価と宿泊者の満足度が分かる
✓ 朝食・客室・サービスなど項目別の詳細レビューが理解できる
✓ バトラーサービスやイブニングリチュアルの実態が把握できる
✓ マリオットボンヴォイのエリート特典の詳細が確認できる

セントレジスホテル大阪のレビューから見る総合評価と特徴

1. セントレジスホテル大阪の総合評価は高評価が多数を占める
2. バトラーサービスが宿泊体験の大きな差別化要素となっている
3. 朝食は質・量ともに非常に高い評価を獲得
4. 立地の良さが多くのレビューで言及されている
5. 客室の広さと設備に対する満足度が高い
6. 価格が高めでもそれに見合う価値があるとの声が多い

セントレジスホテル大阪の総合評価は高評価が多数を占める

複数のレビューサイトを調査した結果、セントレジスホテル大阪は全体的に高い評価を獲得していることが分かりました。**一休.comでは総合得点4.43点（5点満点）**という優れたスコアを記録しており、楽天トラベルでも5.00点という最高評価を維持しています。

この高評価の背景には、いくつかの共通した要因があります。まず、ホテル全体の雰囲気や設備に対する満足度が非常に高いことが挙げられます。レビューでは「格式高い雰囲気」「洗練された空間」「一流ホテルの品格」といった表現が頻繁に登場します。

大阪ならセントレジス。リッ〇や帝〇には何度かお世話になっていたがこちらも負けていません。玄関はこじんまりしていますがエレベータを上がれば天井高の高級感漂うロビー。

出典：一休.com – セントレジスホテル大阪のクチコミ

項目別で見ると、客室・アメニティが4.47点、施設・設備が4.52点と特に高評価を獲得しています。一方で、接客・サービスは4.34点とやや控えめな評価となっており、改善の余地があることも示唆されています。

📊 主要レビューサイトの評価スコア比較

サイト名	総合評価	評価基準	口コミ件数
一休.com	4.43	5点満点	64件
楽天トラベル	5.00	5点満点	486件
マリオットボンヴォイアメックス紹介サイト	4.0〜5.0	5点満点	複数

特筆すべきは、ミシュランガイド京都・大阪2021で5レッドパビリオン（5つ星プラス）を獲得している点です。これは大阪地区ではコンラッド大阪と並ぶ最高評価であり、リッツ・カールトン大阪やインターコンチネンタルホテル大阪を上回る評価となっています。

ただし、すべてのレビューが好意的というわけではありません。一部には「チェックイン時の対応に問題があった」「朝食会場の混雑や対応の遅さ」といった指摘もあり、特にサービス面での課題が散見されます。それでも、大多数の宿泊者が満足度の高い体験を報告していることは間違いありません。

バトラーサービスが宿泊体験の大きな差別化要素となっている

セントレジスホテルの最大の特徴として、多くのレビューで言及されているのがバトラーサービスです。これは創業時から続くセントレジスブランドの伝統的なサービスで、全客室で利用可能という点が他の高級ホテルとの大きな差別化ポイントとなっています。

バトラーサービスの具体的な内容としては、以下のようなものがあります。客室内の電話機に「バトラー直通ボタン」が設置されており、24時間いつでもリクエストが可能です。ウェルカムドリンクの提供、モーニングコーヒーやティーの配達、洋服2着までの無料プレス、靴磨きサービスなど、まさに執事のようなきめ細やかな対応を受けられます。

特に感動したのはバトラーサービスです。私が紅茶が好きだと知ると余分にお紅茶を持ってきてくださっただけで無く、ティーポットやはちみつまでご準備くださり、他のリクエストにも、リクエスト以上の対応で応えてくださいました。

出典：一休.com – セントレジスホテル大阪のクチコミ

バトラーボックスという非対面での受け渡しシステムも好評です。客室入口横に設置されたこのボックスを通じて、プレスを依頼した衣類やドリンク、新聞などを非対面で受け取ることができます。コロナ禍においては特に評価が高く、「プライバシーを保ちながらもサービスを受けられる」という点が支持されています。

🎯 バトラーサービスの主な内容

サービス内容	詳細	利用条件
ウェルカムドリンク	チェックイン後に客室へ配達	全宿泊者
モーニングドリンク	朝のコーヒーまたは紅茶	全宿泊者
プレスサービス	洋服のアイロンがけ	1名2着まで無料
シューシャイン	靴磨き	全宿泊者
荷物の荷解き/荷造り	スーツケース整理	全宿泊者
ピローリクエスト	11種類から選択可能	全宿泊者

ただし、バトラーサービスの質については個人差があるようで、一部のレビューでは「期待していたほどではなかった」という声も見られます。おそらく、担当するスタッフによってサービスレベルに幅があるのかもしれません。それでも、多くの宿泊者がバトラーサービスを高く評価しており、「セントレジスらしい体験ができた」との感想が目立ちます。

朝食は質・量ともに非常に高い評価を獲得

セントレジスホテル大阪の朝食に関しては、圧倒的に高い評価が集まっています。一休.comの項目別評価では「お食事」が4.44点と高スコアを記録しており、「今まで食べたホテルの朝食で一番おいしかった」という最大級の賛辞も寄せられています。

朝食は12階のイタリアンレストラン「ラ ベデュータ」または1階の「ルドール」で提供されます。料金は大人・中高生が4,807円、小学生が2,404円という価格設定です。一般的なホテル朝食と比較するとかなり高額ですが、その価格に見合う、あるいはそれを上回る価値があるとの評価が多数を占めています。

2025年12月現在の朝食スタイルは、完全なビュッフェ形式ではなく、セミビュッフェまたはセットメニュー形式となっているようです。和朝食とウエスタン（洋食）から選択でき、メイン料理が運ばれてくる一方で、パンやフルーツなどは自由に取れる形式を採用しています。

🍽️ 朝食メニューの構成（ウエスタン）

カテゴリー	内容
プレート料理	グリーンサラダ、ミックスサラダ、スモークサーモン、コールドチーズ、ヨーグルト、フルーツ
パン類	トースト、クロワッサン、デニッシュ（種類豊富）
卵料理（選択式）	ベネディクト、スクランブル、ポーチドエッグ、オムレツ、目玉焼き、ゆで卵
サイドディッシュ	ポテト、ベーコン、ソーセージ、トマト、キノコ
サプリメント	うどん、フレンチトーストなど追加注文可能

特に評価が高いのがエッグベネディクトです。「スタッフ一押し」とされており、多くのレビューで「絶妙なバランス」「うまみがお口の中に溶け出してくる」と絶賛されています。また、シャインマスカットのデニッシュなど、パン類のクオリティの高さも頻繁に言及されています。

和朝食を選択した場合も、焼き魚、だし巻き玉子、豆腐料理、煮物、刺身など品数が多く満足度が高いとの声が多数あります。「ブリの照り焼きが朝から出てきて驚いた」というレビューもあり、メニューの充実ぶりが伝わってきます。

今回のスープはマッシュルームの冷製スープで、塩味が効いていました。和朝食はメインが焼き魚で、ふっくらしていて厚切りでおいしかったです。ウエスタンは卵料理ときのこや野菜のソテーで、バターの香りの良いオムレツは非常にふわふわしています。

出典：しろくま旅ブログ – セントレジスホテル大阪の宿泊記

一方で、朝食時のサービス面での課題を指摘する声もあります。「混雑時の待ち時間が長い」「対応が遅い」「スタッフの質にばらつきがある」といった指摘が散見されます。特に週末や繁忙期には注意が必要かもしれません。

立地の良さが多くのレビューで言及されている

セントレジスホテル大阪の立地面での評価は非常に高く、一休.comではロケーション項目が高評価を獲得しています。地下鉄御堂筋線「本町駅」7番出口から徒歩約1分という抜群のアクセスの良さが最大の魅力です。

ホテルは大阪のメインストリートである御堂筋沿いに位置し、「本町ガーデンシティ」という複合ビルの11階から27階部分を占めています。このビルは地下鉄駅と直結しており、雨の日でもほとんど濡れずにホテルまでたどり着けるという利便性があります。

📍 周辺エリアへのアクセス

目的地	交通手段	所要時間
大阪駅（梅田）	地下鉄御堂筋線	約3〜4分（2駅）
なんば	地下鉄御堂筋線	約5分（3駅）
心斎橋	地下鉄御堂筋線	約2分（1駅）
新大阪駅	地下鉄御堂筋線	約10分
関西国際空港	リムジンバス/電車	約60分

周辺環境も充実しています。徒歩圏内にコンビニ、飲食店、カフェなどが多数あり、ビジネス街の中心地でありながら生活利便性も高いエリアです。ホテル周辺にはおしゃれで美味しい店も点在しており、スタッフに尋ねれば地元の名店を紹介してもらえるとのレビューもあります。

ただし、車でのアクセスを検討している方は注意が必要です。ホテルの駐車場料金は1泊3,500円とかなり高額な設定となっています。そのため、近隣の駐車場を利用する宿泊者もいるようです。また、玄関前の車寄せはそれほど広くないとの指摘もあり、大型車での訪問には若干の注意が必要かもしれません。

観光にもビジネスにも便利な立地であることは間違いなく、「大阪の中心地にすぐに行ける」という点を評価するレビューが多数見られます。外国人観光客にとっても分かりやすい場所にあることから、インバウンド需要にも強いホテルといえるでしょう。

客室の広さと設備に対する満足度が高い

セントレジスホテル大阪の客室に関しては、広さ、設備、清潔感のすべてにおいて高評価を獲得しています。一休.comでは客室・アメニティ項目が4.47点という優れたスコアを記録しており、宿泊者の満足度の高さがうかがえます。

ホテルには10種類の客室カテゴリーが用意されており、最もスタンダードなデラックスルームでも43㎡という十分な広さを確保しています。グランドデラックスルームは51㎡、スイートルームになると87㎡から最大197㎡まで、多様なニーズに対応できるラインナップとなっています。

🏨 客室カテゴリーと広さ

ルームタイプ	室数	広さ	特徴
デラックス	40室	43㎡	スタンダードタイプ
グランドデラックスプリミエ	40室	46㎡	–
グランドデラックス	66室	51㎡	最も客室数が多い
グランドデラックススイート	5室	87㎡	–
エグゼクティブスイート	2室	102㎡	–
ロイヤルスイート	1室	197㎡	最高峰の客室

**客室の雰囲気は「クラシカルで落ち着きがある」**との評価が多く、白とベージュ、ブラウンを基調とした洗練されたデザインが好評です。天井が高く、大きな窓からは大阪の街並みを一望できます。特に高層階の客室からの眺望は素晴らしく、夜景を楽しめる点も魅力の一つとなっています。

ベッドはキングサイズまたはダブルサイズで、「シーリー社のベッドは寝心地が良く、朝起きたときに身体がとても楽」というレビューもあります。ベッドサイドには電動カーテンの開閉ボタンやコンセントが収納された引き出しがあり、使い勝手の良さも考慮されています。

バスルームは大理石調で高級感があり、シンクはダブルシンク、バスタブは広々としており、一部の客室ではバスルームから大阪の景色を眺められる「ビューバス」仕様となっています。シャワーはレインシャワーとハンドシャワーの2種類が用意されており、水圧も十分との評価です。

アメニティについては、バスアメニティが「SACHAJUAN（サシャワン）」や「remede（ルメードゥ）」といった高級ブランド、ドライヤーは「REPRONIZER（レプロナイザー）4DPlus」という高性能モデルが採用されています。バスローブは「表地と裏地の素材が違い、ゴワゴワしていなくて着心地が良い高級品」との評価もあります。

ベッドはキングサイズだったので、観光の疲れを十分に取ることができました。ソファの横にある扉を開くと、テレビが備え付けられていました。テレビの左側にある作業デスクには、鏡が収納されているので、化粧台として利用することもできます。

出典：しろくま旅ブログ – セントレジスホテル大阪の宿泊記

一方で、一部のレビューでは**「テレビが古い型番で画質が悪い」「家具に傷がある」「シャンプーがボトル式でチープな印象」**といった指摘もあります。2010年開業のホテルであることを考えると、一部設備の更新時期に来ている可能性もあるでしょう。

価格が高めでもそれに見合う価値があるとの声が多い

セントレジスホテル大阪の宿泊料金は、間違いなく高額な部類に入ります。通常期でもスタンダードな客室で1泊5万円前後、週末や繁忙期には10万円を超えることも珍しくありません。スイートルームともなれば、1泊13万円以上という価格設定です。

しかし、多くのレビューでは「価格に見合う価値がある」との評価が目立ちます。「最高のサービス」「極上の体験」「妥協のないウェディング」といった表現が使われており、特別な日の宿泊先として選ばれていることが分かります。

💰 概算宿泊料金（参考）

客室タイプ	平日	週末・休前日	備考
デラックスルーム	5万円〜	7万円〜	最もスタンダード
グランドデラックス	6万円〜	8万円〜	–
スイートルーム	10万円〜	13万円〜	カテゴリーにより変動大

※時期や予約タイミングにより大きく変動します

マリオットボンヴォイのポイントを活用すれば、よりお得に宿泊できる可能性があります。スタンダードルームであれば50,000ポイント、トップオフ制度を利用すれば最大65,000ポイントで予約可能です。マリオットボンヴォイアメックスカードの無料宿泊特典を使えば、年会費49,500円で最大65,000ポイント分の宿泊ができるため、通常料金と比較すると非常にお得といえます。

料金に見合う価値を感じる要素として、レビューでは以下の点が挙げられています：1日1組限定の貸切感（ワンフロア完全貸切）、伝統的なバトラーサービス、質の高い朝食、洗練された空間、細やかなホスピタリティなどです。

想像以上にきれいなホテルで、同伴の母親も大喜びでした。特にバトラーさんやホテルの方々の笑顔が素敵でした。朝食のパンがすごく美味しかったです。

出典：楽天トラベル – セントレジスホテル大阪のクチコミ

ただし、「コストを抑えたい方には不向き」との指摘もあります。ミニバーの料金も高めに設定されており（コーラ700円、ミネラルウォーター920円など）、追加費用が嵩む可能性があります。プラチナエリート会員であれば1泊3,000円分のミニバーが無料になるため、マリオットボンヴォイ会員としての利用がより賢明といえるでしょう。

セントレジスホテル大阪のレビューで明らかになった詳細情報

1. イブニングリチュアルは宿泊者全員が楽しめる無料イベント
2. セントレジスバーは大阪屈指のオーセンティックバー
3. マリオットボンヴォイのエリート特典が充実している
4. 館内施設は最小限だがクオリティは高い
5. スタッフの対応には個人差がある様子
6. チェックイン・チェックアウトの流れがスムーズ
7. まとめ：セントレジスホテル大阪のレビューから分かる総合評価

イブニングリチュアルは宿泊者全員が楽しめる無料イベント

セントレジスホテルの伝統的なイベントである**「イブニングリチュアル（シャンパンサーベラージュ）」は、多くのレビューで言及されている人気の催しです。これは毎日17時に12階ロビーで開催**され、宿泊者であれば誰でも無料で参加できます。

イベントの内容は、サーベル（剣）を使ってシャンパンボトルを開栓するというもの。これはナポレオン・ボナパルトが勝利に関係なくサーベルでシャンパンを開けたという故事に由来しており、セントレジスホテルでは世界中の施設でこの伝統を守り続けています。

開栓されたシャンパンは参加者全員に無料で振る舞われます。「食事前にいただくシャンパンはとてもおいしい」との感想が多く、17時に間に合うようにチェックインすることをおすすめするレビューも見られます。

🍾 イブニングリチュアルの詳細

項目	内容
開催時間	毎日17:00
開催場所	12階ロビー
参加資格	宿泊者（無料）
内容	サーベルによるシャンパン開栓
所要時間	約10〜15分

このイベントは他の宿泊者との交流の機会にもなり、「アットホームな雰囲気」「特別な体験ができた」との評価が多数あります。家族連れでも楽しめる内容となっており、子供たちにとっても印象に残る思い出になるようです。

ただし、タイミングによっては「ターンダウンサービスと重なって部屋に戻れなかった」というケースも報告されています。イベントに参加する場合は、事前にバトラーへターンダウンの時間調整を依頼しておくとスムーズでしょう。

セントレジスホテルならではの特別な体験として、多くの宿泊者が楽しみにしているイベントであることは間違いありません。ホテルステイをより豊かにしてくれる要素の一つといえます。

セントレジスバーは大阪屈指のオーセンティックバー

12階ロビー階にある**「セントレジスバー」**は、宿泊者以外も利用できるホテル内施設として高い評価を得ています。縦長の風格ある胡桃材の大きなドアが特徴的で、中に入ると紳士淑女にふさわしいオーセンティックバーの空間が広がります。

セントレジスバーの最大の魅力は、定期的に開催されるライブ演奏です。水曜日から土曜日の夜には、ジャズなどの生演奏を楽しめます。通常であればミュージックチャージとして1人1,800円が必要ですが、宿泊客は無料で楽しめるという特典があります。

🎵 セントレジスバーの営業情報

時間帯	営業時間	チャージ料金
ティータイム	12:00〜17:30	なし
バータイム（月〜木、日祝）	17:30〜23:00	カバー660円
バータイム（金土祝前日）	17:30〜24:00	カバー660円
ライブ演奏時（水木）	19:00〜23:00	ミュージック1,800円
ライブ演奏時（金土）	19:30〜24:00	ミュージック1,800円

セントレジスホテルを代表するカクテル**「ブラッディマリー」**は必飲です。セントレジス大阪では、「レッドスナッパー」と「ショーグンマリー」という2種類のバリエーションが用意されています。ショーグンマリーは、ゆず、わさび、醤油といった日本独特のフレーバーを加えた大阪オリジナルのレシピとなっています。

バーの正面には、大阪の街が描かれた金色の絵画が飾られており、豪華な雰囲気となっています。ブラッディマリーは2種類用意されており、両方ともいただきました。トマト好きには「レッドスナッパー」の方がおすすめですが、軽く飲みたい方には「ショーグンマリー」の方があっさりしていておすすめです。

出典：しろくま旅ブログ – セントレジスホテル大阪の宿泊記

マリオットボンヴォイのゴールドエリート会員であれば、バーでのドリンク1杯が無料になるバウチャーがもらえます。プラチナエリート会員の場合も同様の特典があり、この特典を利用してバーでの時間を楽しむ宿泊者が多いようです。

店内は天井が高く広々としており、カウンター席のほかにテーブル席も用意されています。デート利用にも最適な雰囲気で、宿泊しなくても訪れる価値のあるバーといえるでしょう。珍しいジャパニーズウイスキーのラインナップも豊富で、外国人ゲストからも人気があるとのことです。

マリオットボンヴォイのエリート特典が充実している

セントレジスホテル大阪はマリオットボンヴォイのプログラム参加ホテルであるため、エリート会員には様々な特典が提供されます。レビューを分析すると、特典内容の充実度が高く評価されていることが分かります。

**ゴールドエリート会員（マリオットボンヴォイアメックス保有者は自動付与）**の場合、以下の特典が受けられます：

✅ ゴールドエリート特典の内容

特典内容	詳細
客室アップグレード	空室状況による
レイトチェックアウト	14時まで（空室状況による）
ウェルカムギフト	500ポイント
レストラン割引	15%オフ
ボーナスポイント	25%
バウチャー	カクテル無料券 or 2,000円分利用券

プラチナエリート会員以上になると、さらに充実した特典が受けられます：

✅ プラチナエリート特典の内容

特典内容	詳細
客室アップグレード	スイートを含む（空室状況による）
レイトチェックアウト	16時まで（空室状況による）
ウェルカムギフト	1,000ポイント or ルームフレグランス or 朝食2名分
朝食無料	同伴者1名まで
レストラン割引	20%オフ
ボーナスポイント	50%
ミニバー	1泊につき3,000円まで無料

特に価値が高いのは朝食無料特典です。通常4,807円（1名）の朝食が2名分無料になるため、2泊すれば約2万円分の価値があります。また、ミニバー3,000円分無料も実質的な割引効果が大きく、多くのプラチナ会員がこの特典を活用しています。

プラチナステータス以上の会員には部屋のミニバーと冷蔵庫の中から3,000円分が無料になるサービスがありましたが、バトラーによるお茶のサービスもあったので、使っていませんでした。せっかくなので無料になる範囲内は持って帰ろうと思いました。

出典：PrimeTravel – セントレジスホテル大阪のブログレビュー

チタンエリート会員やアンバサダーエリート会員には、さらに上位の特典が用意されている可能性がありますが、具体的な内容についてはホテルに直接確認することをおすすめします。

ただし、アップグレードについては必ずしも保証されるわけではありません。繁忙期や満室に近い状況ではアップグレードが難しいケースもあるようです。それでも、一般のホテルと比較すると、マリオットボンヴォイ会員向けの特典は非常に充実しているといえるでしょう。

館内施設は最小限だがクオリティは高い

セントレジスホテル大阪の館内施設は、大規模なシティホテルと比較すると最小限の構成となっています。クラブラウンジやプール、大規模なスパ施設などはありませんが、用意されている施設のクオリティは高いとの評価が多いようです。

フィットネスルームは14階に位置し、宿泊者であれば24時間無料で利用できます。ダンベルやアジャスタブルプーリーなど、筋トレ用のマシンも揃っており、本格的なワークアウトも可能です。ウェアとシューズのレンタルもあり、ウェア上下セットが1,500円、シューズが1,000円という料金設定です。

🏋️ 主要施設一覧

施設名	場所	営業時間	利用条件
フィットネスルーム	14階	24時間	宿泊者無料
天空の庭	12階	24時間	宿泊者無料
セントレジスバー	12階	12:00〜24:00	一般利用可
エステサロン	14階	10:00〜21:00	有料・要予約

「天空の庭」と呼ばれる日本庭園がロビー階の12階にあります。都会の喧騒から離れた静かな空間が広がっており、テラス席も用意されています。枯山水をイメージした空間は、外国人ゲストにも人気があるとのことです。また、ここには喫煙スペースも設けられており、喫煙者にとっては貴重な場所となっています。

エステサロン**「IRIDIUM featuring SOTHYS」**も14階に位置しています。フランス発の高級スキンケアブランド「SOTHYS」を使用したトリートメントを受けられます。ただし、レビューでこの施設について言及しているものは少なく、利用者は限られているかもしれません。

ロビー階の12階には日本庭園「天空の庭」があり、外に出ることができます。都会の喧騒から離れた静かな空間が広がっていました。左奥にはテラス席もあるので、晴れた日にゆったり過ごすのも良いですね。

出典：しろくま旅ブログ – セントレジスホテル大阪の宿泊記

レストランは、12階の「ラ ベデュータ」（イタリアン）と1階の「ルドール」（フレンチ）の2つがあります。どちらも高い評価を得ており、特にルドールのディナーコースは「量質共に大満足」との声が多いようです。

一般的に、ラグジュアリーホテルとしては施設が少ない印象を受けるかもしれません。特にプールがないことを残念がるレビューもあります。しかし、セントレジスホテルのコンセプトは「アスター家の邸宅」であり、巨大なリゾートホテルとは一線を画すプライベート感を重視しているといえるでしょう。

スタッフの対応には個人差がある様子

セントレジスホテル大阪のスタッフ対応については、全体的には高評価が多いものの、一部で課題を指摘する声もあります。一休.comの接客・サービス項目は4.34点と、他の項目と比較してやや低めのスコアとなっています。

好意的なレビューでは、「ホスピタリティ溢れる対応」「細やかな気配り」「プロフェッショナル」「心温まるサービス」といった表現が使われています。特にバトラーサービスやコンシェルジュの対応については高評価が目立ちます。

最も良かったのは、ホスピタリティ溢れるホテリエの皆さんです。二日連続でゴルフだった私に合わせ早朝にコーヒーを届けてくれたバトラー、大通りまでタクシーを呼びに行ってくれたドアマン、皆さんの一生懸命な姿勢にセントレジスええやんの連続で、大満足の滞在となりました。

出典：一休.com – セントレジスホテル大阪のクチコミ

一方で、ネガティブなレビューでは以下のような指摘があります：

⚠️ 指摘されている課題

• チェックイン時の待ち時間が長い
• 朝食会場での対応が遅い、スタッフの質にばらつき
• 一部スタッフの不適切な対応（マスターキーで無断入室、無愛想など）
• 外国人スタッフが地域情報（近隣の神社など）を知らない
• セキュリティデポジットの説明が不十分で不快な思いをした

特に深刻なのは、ターンダウンサービスの不手際やセキュリティデポジットに関するトラブルを報告したレビューです。「チェックイン時に50,000円のデポジットを要求され、説明が不十分で不快だった」「ターンダウンが完了しておらず、使用済みのバスローブがそのままだった」といった指摘は、ラグジュアリーホテルとしては重大な問題といえます。

チェックイン時、50,000円のセキュリティデポジットをクレジットカードに仮請求するよう求められました。その説明はお願いというよりも当然の義務であるかのような態度で伝えられ、とても無礼に感じました。

出典：一休.com – セントレジスホテル大阪のクチコミ

おそらく、スタッフの教育や経験値に差があること、また人手不足の影響が一部で出ている可能性があります。コロナ禍以降、ホテル業界全体で人材確保が課題となっており、セントレジスホテル大阪も例外ではないのかもしれません。

ただし、こうしたネガティブなレビューは全体の一部であり、大多数の宿泊者は満足のいくサービスを受けていることも事実です。訪問時期やタイミング、担当スタッフによって体験が大きく異なる可能性があることを理解しておくと良いでしょう。

チェックイン・チェックアウトの流れがスムーズ

セントレジスホテル大阪のチェックイン・チェックアウト手続きは基本的にスムーズとの評価が多いようです。フロント（レセプション）は12階に位置しており、座って手続きができるスタイルとなっています。

チェックインは通常15時から可能です。1階のベルカウンターで荷物を預けることもできますが、直接12階のフロントへ向かうこともできます。エレベーターで12階に到着すると、大きなクリスマスツリー（時期による）や高い天井のロビーが出迎えてくれます。

📋 チェックイン・アウトの基本情報

項目	時間	備考
チェックイン	15:00	エリート会員は早めの対応も
チェックアウト	12:00	エリート会員は最大16:00まで延長可
フロント営業	24時間	–

フロントでは2組分の席が用意されており、座ってゆっくり手続きができます。ただし、混雑時には待つ可能性もあるため、チェックイン開始直後の15時頃は避けた方が無難かもしれません。外国人スタッフも多く、流暢な日本語を話す方が対応してくれるケースが多いようです。

マリオットボンヴォイ会員の場合、アプリでモバイルチェックインが可能です。事前にチェックインを済ませておけば、フロントでの手続きが簡略化され、ルームキーもスマートフォンで受け取れます。ただし、初回訪問時や特別なリクエストがある場合は、直接フロントでの対応が必要になることもあります。

チェックインの時には流ちょうに日本語を話す外国人の女性の方が担当してくれました。21階のグランドデラックススイートルームをご用意頂けるとのことです。レイトチェックアウトは全国旅行支援で混んでいるので、16時までとはいかず、13時までならOKとなりました。

出典：PrimeTravel – セントレジスホテル大阪のブログレビュー

チェックアウトは基本的に12時までですが、エリート会員の場合は延長が可能です。ゴールドエリート会員は14時まで、プラチナエリート会員以上は16時までの延長がリクエストできます。ただし、満室に近い状況では希望通りの延長ができないこともあるようです。

チェックアウト手続き自体は迅速で、通常数分で完了します。エクスプレスチェックアウトも可能で、前日までに精算を済ませておけば、当日はルームキーを返却するだけで退館できます。

一部のレビューでは「チェックアウト時に外国人客の対応で待たされた」という指摘もありますが、全体としては手続きの流れに大きな問題はないといえるでしょう。ビジネス利用でも時間的な心配は少ないホテルです。

まとめ：セントレジスホテル大阪のレビューから分かる総合評価

最後に記事のポイントをまとめます。

1. セントレジスホテル大阪は一休.comで4.43点、楽天トラベルで5.00点という高評価を獲得している
2. ミシュランガイド京都・大阪2021で5レッドパビリオン（5つ星プラス）を受賞
3. 日本唯一のセントレジスホテルとして特別な存在感を放っている
4. バトラーサービスが最大の特徴で、24時間体制できめ細やかな対応を受けられる
5. 朝食は質・量ともに優れており「今まで食べた中で一番おいしい」との声も
6. エッグベネディクトやデニッシュなど特定メニューへの評価が特に高い
7. 地下鉄本町駅から徒歩約1分という抜群の立地条件
8. 客室は最小43㎡から最大197㎡まで10種類のカテゴリーを用意
9. 客室の雰囲気はクラシカルで落ち着きがあり、高級感がある
10. バスルームはダブルシンクで広々、一部客室にはビューバスも
11. イブニングリチュアル（シャンパンサーベラージュ）が毎日17時に開催され無料参加できる
12. セントレジスバーではライブ演奏が定期的に開催され、宿泊者は無料で楽しめる
13. マリオットボンヴォイのゴールド・プラチナ会員向け特典が充実している
14. プラチナ会員は朝食2名分無料とミニバー3,000円分無料の特典がある
15. 館内施設は最小限だがフィットネスルームや日本庭園などクオリティは高い
16. プールやクラブラウンジは用意されていない
17. 宿泊料金は高額だが「価格に見合う価値がある」との評価が多数
18. マリオットボンヴォイのポイントを活用すればお得に宿泊できる
19. スタッフ対応は全体的に高評価だが一部で課題を指摘する声もある
20. チェックイン・チェックアウトは基本的にスムーズで問題なし

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記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト

1. 【宿泊記】セントレジスホテル大阪のブログレビュー！朝食やバトラーサービスを紹介！ | しろくま旅ブログ
2. クチコミ・評判 – セント レジス ホテル 大阪 – 一休.com
3. セント　レジス　ホテル　大阪 に実際に泊まった方のクチコミ ・レビュー【楽天トラベル】
4. 【宿泊記】セントレジス大阪のプラチナ特典・客室をブログレビュー！ | マイルの覇王
5. 【宿泊記】セントレジスホテル大阪のブログレビュー ※チタンエリート｜PrimeTravel
6. 口コミ・評判：セント レジス ホテル 大阪で結婚式【みんなのウェディング】
7. 大阪セント・レジス・ホテルの評判・口コミ – エン カイシャの評判
8. 【宿泊記】セントレジス大阪ブログのブログレビュー！朝食・スイートルームまで紹介 | SPGアメックスカードのすべてを紹介

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