ディズニーランドホテルに宿泊予定の喫煙者にとって、ホテル内の喫煙環境は重要な関心事です。2020年4月に施行された改正健康増進法により、ホテルの屋内は原則禁煙となりましたが、ディズニーランドホテルでは喫煙者のために専用の喫煙室を設けています。この記事では、ディズニーランドホテルの喫煙所の場所や利用時間、周辺施設などについて詳しく解説します。
ディズニーランドホテルは全館禁煙ですが、3階のロビーフロアに喫煙室が設置されています。24時間利用可能で、ソファも備えられた快適な空間となっています。また、ディズニーランドホテルだけでなく、アンバサダーホテルやトイストーリーホテルなど、他のディズニーホテルの喫煙環境や、ディズニーパーク内の喫煙所についても紹介します。これらの情報を参考に、喫煙者も非喫煙者も快適に過ごせるディズニー旅行を計画してみましょう。
記事のポイント！
- ディズニーランドホテルの喫煙所の場所と利用時間について理解できる
- ディズニーランドホテルの喫煙所の特徴と周辺施設について知ることができる
- 他のディズニーホテルやパーク内の喫煙環境について比較できる
- 喫煙者と非喫煙者が共に快適に過ごすための工夫やポイントを学べる
ディズニーランドホテルの喫煙所はどこにある？場所と利用時間の完全ガイド
- ディズニーランドホテルの喫煙所は3階ロビーフロアに設置されている
- 喫煙所は24時間利用可能でアクセスが簡単
- ディズニーランドホテルの喫煙所はマーセリンサロンの正面に位置する
- 喫煙室内はソファがあり快適な空間になっている
- 喫煙所周辺の設備とサービスは充実している
- 非喫煙者とともに過ごす際の時間の使い方のコツ
ディズニーランドホテルの喫煙所は3階ロビーフロアに設置されている
ディズニーランドホテルの喫煙所は、ホテルの3階にあるロビーフロアに設置されています。ホテル全体が禁煙エリアとなっているため、この喫煙室が館内で唯一タバコを吸うことができる場所です。宿泊者が多く訪れるロビーに設置されているため、アクセスが非常に便利な点が特徴です。
喫煙所を探す際は、3階のロビーフロアへ行き、マーセリンサロンを目印にするとわかりやすいでしょう。喫煙所の正面がマーセリンサロンになっているため、マーセリンサロンを見つけたら、その対面に喫煙室があります。また、ホテル内には案内表示もあるので、それに従って進むこともできます。
ディズニーランドホテルの喫煙所は、改正健康増進法に対応した設計になっています。2020年4月に全面施行された改正健康増進法により、旅館やホテルなどの宿泊施設は、客室を除き屋内禁煙が義務付けられました。そのため、ディズニーランドホテルでは、適切な換気設備を備えた専用の喫煙室を設置しています。
この喫煙室は、宿泊者だけでなく、ホテル内のレストランやショップを利用する方も利用することができます。パーク内で一日遊んだ後に、ホテルのレストランで食事をし、その後に喫煙所でひと息つくといった使い方も可能です。
初めてディズニーランドホテルを訪れる方は、チェックイン時にフロントスタッフに喫煙所の場所を尋ねておくと安心です。また、ホテルの館内マップやテレビのメニュー画面でも確認できるので、滞在前に場所を把握しておくと便利でしょう。
喫煙所は24時間利用可能でアクセスが簡単
ディズニーランドホテルの喫煙所は24時間利用可能です。深夜や早朝であっても、タバコを吸いたいときに利用できるので、喫煙者にとっては非常に便利なサービスといえるでしょう。パークからホテルに戻った夜遅くや、朝の準備をしている時間帯など、いつでも利用できる点が魅力です。
アクセスも非常に簡単で、エレベーターで3階に上がれば、すぐに見つけることができます。ホテルのエントランスからもアクセスしやすい位置にあるため、チェックイン前やチェックアウト後にも気軽に利用できます。客室から喫煙所まで、エレベーターを使えばスムーズに移動できるでしょう。
ただし、深夜や早朝の利用時には、他の宿泊者への配慮が必要です。特に、エレベーターホールや廊下での会話は控えめにし、静かに移動することをおすすめします。ディズニーランドホテルは多くのファミリー層も利用するため、特に子供連れの家族が休んでいる可能性がある時間帯は注意が必要です。
喫煙所への行き方に不安がある場合は、館内マップを参考にするとよいでしょう。ディズニーランドホテルの公式ウェブサイトや東京ディズニーリゾート・アプリでも、館内マップを確認することができます。また、チェックイン時に渡される館内案内の冊子にも、喫煙所の場所が記載されています。
アクセスの良さと24時間利用できる点が、ディズニーランドホテルの喫煙所の大きなメリットです。滞在中にストレスなくタバコを楽しめる環境が整っているため、喫煙者にとって快適なホテルライフを送ることができるでしょう。
ディズニーランドホテルの喫煙所はマーセリンサロンの正面に位置する
ディズニーランドホテルの3階ロビーフロアにある喫煙所は、マーセリンサロンの正面に位置しています。マーセリンサロンとは、ディズニーランドホテルの宿泊特典の一つで、特定のグレードの客室に宿泊するゲスト専用のラウンジです。このマーセリンサロンを目印にすることで、初めて訪れる方でも喫煙所を簡単に見つけることができます。
喫煙所の入り口には「喫煙室」と表示されており、明確に識別できるようになっています。入り口は自動ドアになっており、中に入ると適切な換気システムが整えられた専用の空間があります。この位置関係は実用的で、例えばマーセリンサロンを利用できる宿泊者であれば、非喫煙者の家族や同行者にサロンでくつろいでもらいながら、喫煙者は向かいの喫煙室を利用するという使い方もできます。
また、喫煙所の場所は館内の案内表示でも確認できます。ロビーフロアのエレベーターホールから出ると、方向を示す案内板があり、そこに喫煙所のマークと方向が表示されています。さらに、レセプション(フロントデスク)のスタッフに尋ねれば、詳しく案内してもらえるでしょう。
なお、マーセリンサロンの営業時間は7:00から22:00までですが、喫煙所は24時間利用可能です。そのため、マーセリンサロンが閉まっている深夜や早朝でも、喫煙所は問題なく利用できます。ただし、夜間はホテル全体が静かな時間帯となるため、他の宿泊者への配慮をお忘れなく。
このように、ディズニーランドホテルの喫煙所はマーセリンサロンという目印があることで、ロビーフロアでの位置確認がしやすくなっています。初めてホテルを訪れる方でも迷うことなく利用できるでしょう。
喫煙室内はソファがあり快適な空間になっている
ディズニーランドホテルの喫煙室内は、居心地の良い空間として設計されています。入り口を入ると、ソファが設置されており、座ってゆっくりとタバコを楽しむことができます。このソファは大きめのものが用意されているため、複数人でも利用しやすい環境です。
室内は清潔に保たれており、定期的な清掃が行われています。壁や床、ソファなどにタバコの臭いが染み付かないよう、強力な換気システムが稼働しているため、快適に過ごせる空間となっています。この換気システムのおかげで、タバコの煙がこもることなく、常に新鮮な空気が循環しています。
喫煙室内には適切な数の灰皿も設置されており、使用後は自動的に吸い殻が処理される仕組みになっています。そのため、利用者は吸い殻の処理に悩むことなく、マナーを守りながらタバコを楽しむことができます。また、火災防止のための対策も十分に施されているので、安心して利用できるでしょう。
ディズニーランドホテルの喫煙室のもう一つの特徴は、その広さです。一般的なホテルの喫煙所と比べると、やや広めのスペースが確保されています。これは、ホテルの規模や利用者数を考慮したもので、混雑時でも快適に利用できるよう配慮されています。特に、パークの閉園後や朝のパーク開園前などは利用者が増える傾向がありますが、そのような時間帯でも対応できるよう設計されています。
なお、喫煙室内は全体的にディズニーらしい雰囲気が漂っており、ホテル全体のデザインとの一体感があります。ただし、あくまで機能性を重視した空間であるため、派手な装飾はありません。シンプルながらも居心地の良い空間で、ホテル滞在中のひとときをリラックスして過ごすことができるでしょう。
喫煙所周辺の設備とサービスは充実している
ディズニーランドホテルの喫煙所周辺には、さまざまな便利な設備やサービスが充実しています。まず、喫煙所の正面にはマーセリンサロンがありますが、これは特定の客室タイプに宿泊するゲスト専用のラウンジです。マーセリンサロンの営業時間は7:00から22:00までで、軽食やドリンクを楽しめる特別な空間となっています。
また、3階のロビーフロアには、ホテルの中心的な施設であるレセプション(フロントデスク)やベルデスクがあります。チェックインやチェックアウトの手続きはもちろん、荷物の預かりや空港行きのリムジンバスの予約・チケット販売、バゲッジデリバリーサービスのお荷物受け取りなど、様々なサービスを受けることができます。喫煙所を利用した後、そのままホテルのサービスを利用することができるため、時間を効率的に使えるでしょう。
3階のロビーフロアには、「ドリーマーズ・ラウンジ」というロビーラウンジもあります。ここでは、軽食やデザート、ドリンクなどを楽しむことができます。喫煙所を利用した後、ラウンジでゆっくりと休憩するのも良いでしょう。特に、パークでの長い一日の後に、喫煙所でタバコを楽しんだ後、ラウンジでホットドリンクを飲むという使い方は、多くのゲストに好評です。
さらに、3階には授乳室もあり、赤ちゃん連れの家族にとって便利な設備となっています。また、「メダリオンメーカー」という、オリジナルのメダルを作ることができる機械も設置されています。これは、ディズニーの思い出を形に残すことができる人気のアクティビティです。
1階には、「ルッキンググラス・ギフト」というコンビニエンスストアが6:00から24:00まで営業しています。ここでは、飲み物や軽食、日用品などを購入することができます。また、「ディズニー・マーカンタイル」というショップもあり、ディズニーグッズを購入することができます。喫煙所の利用前後に、必要なものを購入したり、お土産を見たりすることも可能です。
非喫煙者とともに過ごす際の時間の使い方のコツ
ディズニーランドホテルに家族や友人など非喫煙者と一緒に滞在する場合、喫煙者と非喫煙者の両方が快適に過ごすための工夫が必要です。まず、喫煙のタイミングを効率的に計画することが重要です。例えば、パークから戻った直後やパークに向かう前の準備時間を利用して喫煙所に行くと、同行者を長時間待たせることなく済みます。
非喫煙者にとっては、喫煙者が喫煙所に行っている間の時間の過ごし方が課題になります。この時間を有効に使うアイデアとして、例えば非喫煙者はその間にシャワーを浴びる、荷物の整理をする、次の日の準備をするなど、ホテル滞在中に必要な作業を行うと良いでしょう。また、喫煙所の正面にあるマーセリンサロン（対象客室宿泊者のみ）を利用できる場合は、喫煙者が喫煙室を利用している間、非喫煙者はサロンでリラックスするという使い方も可能です。
家族連れの場合は、子どもたちの就寝後や起床前に喫煙所を利用するという方法もあります。子どもが熟睡している時間帯に、パートナーに一声かけてから喫煙所に向かえば、家族の時間を邪魔することなくタバコを楽しむことができるでしょう。ただし、深夜や早朝は静かに移動することを心がけてください。
ホテル内のレストランを利用する際は、食事の後に喫煙所でひと休みするプランを立てると良いでしょう。例えば、1階の「シャーウッドガーデン・レストラン」や「カンナ」での食事後、非喫煙者は客室に戻る途中で「ルッキンググラス・ギフト」などのショップを見学し、喫煙者は3階の喫煙所を利用するという分担も効率的です。
また、パーク内で過ごす時間が長い場合は、ホテルに一度戻ってリフレッシュする休憩時間に喫煙所を利用するのも良い方法です。特に夏場の暑い時期や、長時間パークで過ごした後は、ホテルでひと休みする価値があります。その際、非喫煙者は客室でゆっくり横になったり、シャワーを浴びたりしている間に、喫煙者は喫煙所を利用することで、お互いの時間を尊重しながら快適に過ごせるでしょう。
ディズニーランドホテルの喫煙所と他のディズニー施設の喫煙環境
- ディズニーパーク内の喫煙所はエリアごとに配置されている
- ディズニーシーの喫煙所は2023年に一部廃止された
- アンバサダーホテルの喫煙所は1階に設置されている
- トイストーリーホテルの喫煙所は2階ロビーフロアにある
- ディズニーホテルの客室は全室禁煙なので注意が必要
- パーク内でタバコを購入できるショップの場所と銘柄
- まとめ：ディズニーランドホテル喫煙所を含むディズニーリゾート全体の喫煙環境を理解して快適に過ごそう
ディズニーパーク内の喫煙所はエリアごとに配置されている
東京ディズニーランドのパーク内には、複数の喫煙所が戦略的に配置されています。パークは完全禁煙エリアとなっていますが、喫煙者のために専用の喫煙所が設けられています。これらの喫煙所は主に「アドベンチャーランド」エリアと「ウエスタンランド」エリアに設置されており、パークの左側に集中しています。
「アドベンチャーランド」エリアの喫煙所は、「ジャングルクルーズ」のすぐそばにあります。ジャングルクルーズの入り口にある見張り台を正面にして、建物に沿って左折し、見える小道を進むと喫煙所があります。この喫煙所はやや奥まった場所にあるため、初めての方は少し見つけにくいかもしれませんが、喫煙マークの看板が目印となっています。
「ウエスタンランド」エリアの喫煙所は、人気アトラクション「ビッグサンダーマウンテン」の近くにあります。ビッグサンダーマウンテンを正面にしたとき、左手前に見える「ウエスタンランド・シューティング・ギャラリー」の方向に進み、その少し手前の屋根が続く木の道の建物内に喫煙所があります。こちらも入り口に喫煙マークが表示されていますので、それを目印に探してみてください。
かつては「トゥモローランド」エリアにも喫煙所がありましたが、スペースマウンテン周辺のリニューアル工事に伴い閉鎖されました。このため、パークの右側（トゥモローランドやトゥーンタウン、美女と野獣エリアなど）にいる場合は、喫煙所までの距離が遠くなっています。
パーク外にも喫煙所があり、ディズニーランドのエントランスから舞浜駅方面とは逆に進むと、バスターミナル・ウエストにある喫煙所を利用できます。「SMOKING AREA」と書かれた看板が出ている引き戸の奥にあり、混雑時でも比較的空いていることが多いです。パークに入る前や出た後に利用するのに便利な場所です。
ディズニーシーの喫煙所は2023年に一部廃止された
東京ディズニーシーの喫煙環境は、近年変化しています。かつては複数あった喫煙所のうち、いくつかが廃止され、現在は主に2か所のパーク内喫煙所と1か所のパーク外喫煙所が利用可能です。
「アメリカンウォーターフロント」エリアの喫煙所は比較的見つけやすい場所にあります。「エレクトリック・レールウェイ」という鉄道型アトラクションの乗り場近く、エメラルドグリーン色の高架が終わる端に位置しています。ベビーカー置き場の近くにある煉瓦色の壁に囲まれたスペースの奥に喫煙所があります。この喫煙所は見つけやすさから、3つの喫煙所の中で最も混雑しやすい傾向があります。
「アラビアンコースト」エリアの喫煙所は、パーク内最奥にあります。カウンター式レストラン「サルタンズ・オアシス」の反対側の建物内にあり、紫色のテントのような屋根が特徴的な入り口が目印です。このエリアは夕方以降暗くなると喫煙所がわかりづらくなるため、昼間のうちに場所を確認しておくことをおすすめします。
かつて「メディテレーニアンハーバー」エリアのフォートレス・エクスプロレーション内の「ルネサンス号」周辺にあった喫煙所と、「ロストリバーデルタ」エリアの橋の近く、ポートディスカバリー側にあった屋外喫煙所は、現在では廃止されています。これらの喫煙所は比較的空いていることが多く、穴場スポットとして人気がありましたが、健康増進法の改正やパーク全体の禁煙化の流れに伴い撤去されたと考えられます。
パーク外の喫煙所は、ディズニーシーのサウスエントランス側の駐車場内にあります。舞浜駅側からディズニーリゾートラインに乗った場合、ディズニーシーステーションの改札を出て右手側のサウスエントランスをまっすぐ進み、駐車場に出るとこの喫煙所を利用できます。入園前や退園後に便利なスポットです。
このように、ディズニーシーの喫煙所は徐々に減少傾向にありますが、現在でも戦略的な場所に設置されており、パーク内での長時間の滞在中に喫煙者が利用できるよう配慮されています。
アンバサダーホテルの喫煙所は1階に設置されている
ディズニーアンバサダーホテルの喫煙所は、1階のロビーフロアに設置されています。ディズニーランドホテルの喫煙所が3階であるのに対し、アンバサダーホテルでは1階にあるという違いがあります。この喫煙所は、ホテル全体が禁煙であるため、館内で唯一タバコを吸うことができる場所となっています。
アンバサダーホテルの喫煙所の場所は、ロビーフロアの1階にあり、フロントデスクやゲストサービスカウンターの近くに位置しています。具体的には、館内マップの「MAP番号：12」として記載されており、「喫煙室」というラベルが付けられています。このように明確に案内されているため、初めて訪れる方でも見つけやすいでしょう。
アンバサダーホテルの喫煙所も、ディズニーランドホテルと同様に24時間利用可能です。そのため、早朝や深夜でも必要に応じて利用することができます。ただし、特に夜間は他の宿泊者への配慮として、静かに移動することが望ましいでしょう。
施設内には、喫煙所以外にも様々な便利な施設があります。例えば、同じ1階には「シェフ・ミッキー」や「エンパイア・グリル」などのレストラン、「フェスティバル・ディズニー」や「サンセットサンドリー」などのショップがあります。また、「チップとデールのプレイグラウンド」という子供向けの施設も1階にあります。これらの施設と喫煙所が同じフロアにあることで、食事やショッピングの合間に喫煙所を利用するといった使い方がしやすくなっています。
アンバサダーホテルの喫煙所の特徴として、ディズニーランドホテルの喫煙所と同様に、館内全体のデザインとの調和が図られている点が挙げられます。ディズニーらしい雰囲気を維持しながらも、喫煙者のニーズに応える設計となっています。このように、アンバサダーホテルもディズニーランドホテルと同様に、喫煙者と非喫煙者の両方が快適に過ごせるよう配慮されています。
トイストーリーホテルの喫煙所は2階ロビーフロアにある
東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテルの喫煙所は、ホテルのロビーフロアである2階に設置されています。このホテルも全館禁煙となっており、喫煙所が館内で唯一タバコを吸うことができる場所です。比較的新しいホテルであるトイ・ストーリーホテルの喫煙所は、最新の換気システムを備えた設計になっています。
トイ・ストーリーホテルの喫煙所の場所は、2階のロビーエリアにあり、目印としては「ショップ・トゥギャザー」やフロントデスクから近い位置にあります。館内には分かりやすい案内表示が設置されているので、迷うことなく見つけることができるでしょう。
この喫煙所の特徴としては、他のディズニーホテルの喫煙所と比べて、座席の構成が異なる点が挙げられます。ディズニーランドホテルやアンバサダーホテルの喫煙所にはソファが設置されていますが、トイ・ストーリーホテルの喫煙所はチェアが8席とスタンディングスペースが10人分用意されています。これにより、多くの利用者を収容できる設計となっていますが、ソファのようなくつろぎ感は少ないかもしれません。
トイ・ストーリーホテルの喫煙所も24時間利用可能で、パークでの長い一日を終えた後や、早朝のパーク開園前にも利用できます。ホテルの2階という立地は、宿泊者が客室から喫煙所へアクセスする際の利便性を考慮したものと言えるでしょう。
トイ・ストーリーホテルの2階ロビーには、喫煙所の近くに「ショップ・トゥギャザー」というコンビニエンスストアがあります。このコンビニでは、軽食や飲み物、日用品などを購入することができ、営業時間は朝6時から深夜24時までとなっています。喫煙所利用の前後に、飲み物や軽食を購入するのに便利です。
なお、トイ・ストーリーホテルには他のディズニーホテルとは異なり、ルームサービスの提供がありません。そのため、深夜や早朝に何か飲食したい場合は、この「ショップ・トゥギャザー」を利用するか、あらかじめ部屋に持ち込んでおく必要があります。
また、トイ・ストーリーホテルの中庭「トイフレンズ・スクエア」は、ウッディやボー・ピープなどのキャラクター像が並ぶ楽しいスペースですが、ここは禁煙エリアであり、飲食も禁止されています。中庭を楽しむ際は、事前に喫煙所で一服を済ませておくとよいでしょう。
ホテル内には、宿泊者専用のコインランドリーも設置されており、場所は3階のウッディ側エレベーター付近にあります。長期滞在する喫煙者にとっては、洗濯物に付着したタバコの臭いを取り除くのにも役立つ設備です。
このように、トイ・ストーリーホテルの喫煙所は機能性を重視した設計となっており、多くの利用者を収容できる反面、ゆったりとくつろげるソファ席はありません。そのため、短時間の利用に適しているといえるでしょう。
ディズニーホテルの客室は全室禁煙なので注意が必要
東京ディズニーリゾートの全てのディズニーホテルでは、客室が全室禁煙となっています。これはディズニーランドホテル、ディズニーアンバサダーホテル、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ、東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル、東京ディズニーセレブレーションホテル、そして2023年にオープンした東京ディズニーシー・ファンタジースプリングスホテルのすべてに適用されるルールです。
これは2020年4月に全面施行された改正健康増進法に基づくものであり、旅館やホテルなどの宿泊施設は、客室を除き屋内禁煙が義務付けられたためです。ただし、ディズニーホテルでは客室も含めて全館禁煙としており、より厳格な禁煙ポリシーを採用しています。
客室内での喫煙は固く禁止されており、万が一客室内で喫煙した場合、特別清掃費用が請求される可能性があります。また、火災報知器が作動する恐れもあるため、絶対に客室内では喫煙しないようにしましょう。これは紙巻きタバコだけでなく、電子タバコや加熱式タバコなども同様です。
喫煙者が滞在する際は、各ホテルのロビーフロアに設置された喫煙室を利用することが必須となります。ディズニーランドホテルでは3階、アンバサダーホテルでは1階、ホテルミラコスタでは2階、トイ・ストーリーホテルでは2階に喫煙室があります。いずれも24時間利用可能なので、必要に応じていつでも利用できます。
また、長期滞在する場合は、タバコやライターなどの喫煙グッズの保管場所にも注意が必要です。客室内に保管することは問題ありませんが、特に小さなお子様連れの場合は、お子様の手の届かない場所に保管することをおすすめします。
宿泊予約の際に喫煙ルームを希望することはできませんので、その点はあらかじめ了承しておく必要があります。ディズニーホテルでの滞在を最大限に楽しむためには、この全室禁煙のルールを理解し、指定された喫煙室を適切に利用することが大切です。
パーク内でタバコを購入できるショップの場所と銘柄
東京ディズニーリゾートのパーク内では、一般的な認識とは異なり、実はタバコを購入できるショップが存在します。ただし、これらのショップでは棚に陳列されておらず、キャストに直接尋ねる必要があります。
東京ディズニーランド内では、いくつかの主要なショップでタバコを販売しています。「グランドエンポーリアム」はワールドバザールにある最大のショップで、タバコを取り扱っていますが、多くのゲストが訪れるため、タバコだけを購入する目的ではレジが混雑している可能性があります。同じくワールドバザールに近い「ホームストア」では、比較的スムーズに購入できることが多いです。また、アドベンチャーランドの「アドベンチャーランドバザール」は喫煙所が近くにあるため、便利に利用できます。トゥモローランドの「プラネットM」も販売店舗の一つですが、規模が大きく常に混雑しているため、購入しづらいかもしれません。ウエスタンランドの「トレーディングポスト」は喫煙所に近く、比較的空いていることが多いため、スムーズに購入できる店舗として人気があります。
一方、東京ディズニーシーでも複数のショップでタバコを販売しています。メディテレーニアンハーバーの「エンポーリオ」は最も多くの種類の商品を扱う店舗ですが、混雑していることが多いです。同じエリアの「ガッレリーア・ディズニー」はエントランスに最も近いダッフィーグッズ取扱店です。アメリカンウォーターフロントの「タワーオブテラーメモラビリア」、ロストリバーデルタの「エクスペディション・フォトアーカイヴ」、ミステリアスアイランドの「ノーチラスギフト」なども販売店舗として知られています。
これらの店舗で購入できる銘柄は限られており、一般的に5〜10種類程度のタバコが取り扱われています。主要な日本のブランドが中心ですが、外国製のタバコは限定的です。銘柄や販売店舗は予告なく変更される可能性がありますので、最新情報はキャストに確認することをおすすめします。
また、パーク外では、舞浜駅前のコンビニエンスストアでより多くの種類のタバコを購入できます。パークへ向かう前に必要な銘柄を購入しておくと安心です。ホテル内のコンビニエンスストア（ディズニーランドホテルの「ルッキンググラス・ギフト」やトイ・ストーリーホテルの「ショップ・トゥギャザー」など）でもタバコを取り扱っている場合がありますが、こちらも事前に確認することをおすすめします。
まとめ：ディズニーランドホテル喫煙所を含むディズニーリゾート全体の喫煙環境を理解して快適に過ごそう
最後に記事のポイントをまとめます。
- ディズニーランドホテルの喫煙所は3階ロビーフロアに設置されており、24時間利用可能
- 喫煙所はマーセリンサロンの正面に位置し、ソファを備えた快適な空間となっている
- ホテル内は全面禁煙で、客室内での喫煙は固く禁止されている
- ディズニーランドパーク内の喫煙所は主にアドベンチャーランドとウエスタンランドに設置されている
- トゥモローランドエリアの喫煙所はリニューアル工事に伴い閉鎖された
- ディズニーシーの喫煙所はアメリカンウォーターフロントとアラビアンコーストのエリアに2箇所ある
- メディテレーニアンハーバーとロストリバーデルタにあった喫煙所は廃止された
- アンバサダーホテルの喫煙所は1階に、トイ・ストーリーホテルの喫煙所は2階ロビーフロアに設置されている
- パーク内では複数のショップでタバコを販売しているが、直接キャストに尋ねる必要がある
- 非喫煙者と一緒に過ごす場合は、効率的な時間の使い方を工夫すると快適に過ごせる
- パーク外の喫煙所はエントランス付近のバスターミナルに設置されており、入退園時に便利
- 改正健康増進法により、ホテルの屋内は原則禁煙だが、適切な換気設備を備えた喫煙室が用意されている
