ミラコスタのヴェネツィアサイドは、東京ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーに面した、ロマンティックな雰囲気が魅力の宿泊エリアです。パラッツォ・カナルと呼ばれる運河沿いの街並みを望むことができ、まるでイタリアのベネチアに滞在しているかのような気分を味わえます。
しかし、ヴェネツィアサイドには外れ部屋と呼ばれるお部屋も存在するのをご存知でしょうか。せっかくミラコスタに宿泊するのなら、できるだけ満足度の高い滞在にしたいですよね。そこで今回は、ミラコスタのヴェネツィアサイドについて、外れ部屋の特徴や見分け方、おすすめの宿泊プランなどを詳しく解説します。
この記事を読むと、以下のことがわかります。
・ヴェネツィアサイドで外れ部屋に当たる確率と特徴
・ヴェネツィアサイドの各客室タイプの違いと眺望
・外れ部屋を避けるためのリクエスト方法
・パラッツォカナルビューなどのおすすめ宿泊プラン
ミラコスタのヴェネツィアサイドは、メインエントランスがあるトスカーナサイドの向かい側、パーク側から見て左手に位置しています。ヴェネツィアサイドの客室は、スーペリアルームやトリプルルームが中心で、それぞれパラッツォ・カナルビューを指定できるタイプもあります。また、ヴェネツィアサイドの最上階には、広々としたテラス付きのダブルルーム「テラスルーム」もあります。
一方で、ヴェネツィアサイドの低層階の一部の部屋は、プール「テルメ・ヴェネツィア」の屋根で眺望が遮られてしまう「外れ部屋」になるリスクがあります。特にスーペリアルームは当たり外れが大きいと言われています。部屋指定ができないスーペリアルームやトリプルルームを予約する際は、高層階のお部屋をリクエストするのがおすすめです。
また、ヴェネツィアサイドには、2023年4月からパラッツォ・カナルビューのお部屋が登場しました。運河沿いの素晴らしい眺望を楽しめると評判ですが、指定できる部屋数は限られています。そのため、パラッツォ・カナルビューの確約を取りたい方は、早めの予約が必要でしょう。
さらに、ヴェネツィアサイドの1階には、専用テラス付きの「パラッツォパティオルーム」というユニークな客室もあります。しかし、テラス目当てに予約する前に、隣室との仕切りがないことや、フロントから遠い立地であることを理解しておく必要があります。
ミラコスタのヴェネツィアサイドで外れ部屋に当たる確率と特徴
- ヴェネツィアサイドの外れ部屋の位置と眺望
- ヴェネツィアサイドのスーペリアルームの当たりと外れ
- パラッツォカナルビューの部屋数と景色
- ヴェネツィアサイドのトリプルルームの位置と眺め
- パラッツォパティオルームの特徴と注意点
- ヴェネツィアサイドの客室をリクエストするコツ
ヴェネツィアサイドの外れ部屋の位置と眺望
ミラコスタのヴェネツィアサイドには、残念ながら外れ部屋と呼ばれるお部屋が存在します。主に低層階で、ホテルのプール「テルメ・ヴェネツィア」の屋根が眺望を遮ってしまうお部屋がそれにあたります。
もしヴェネツィアサイドの外れ部屋に当たってしまった場合、期待していたようなパーク側の景色を楽しむことができないかもしれません。テルメ・ヴェネツィアの屋根により、パラッツォ・カナルの街並みが見えにくくなってしまうのです。眺望を重視する方は、高層階のお部屋をリクエストするのがおすすめです。
ヴェネツィアサイドのスーペリアルームの当たりと外れ
ヴェネツィアサイドのスーペリアルームは、ミラコスタの中でも比較的リーズナブルな部屋タイプですが、眺望に関しては当たりはずれがあります。当たり部屋は、パラッツォ・カナルやヴェネツィアン・ゴンドラを望むことができるお部屋。一方で外れ部屋は、先述の通りテルメ・ヴェネツィアの屋根に眺望を遮られてしまうお部屋です。
スーペリアルームを予約した場合、事前にパラッツォ・カナル側のお部屋をリクエストしておくことをおすすめします。ただし、リクエストはあくまでも希望であり、必ず叶うとは限りませんので、その点は予めご了承ください。
パラッツォカナルビューの部屋数と景色
2023年4月以降、ミラコスタのヴェネツィアサイドには「パラッツォ・カナルビュー」というカテゴリーのお部屋が登場しました。しかし、具体的な部屋数は公表されていないため、事前のリクエストが難しい状況です。
パラッツォ・カナルビューのお部屋からは、ヴェネツィアサイドの中でも特に景観が優れているとされるパラッツォ・カナルの街並みを楽しむことができます。運が良ければ、ヴェネツィアン・ゴンドラが行き交う姿も見られるかもしれません。
ヴェネツィアサイドのトリプルルームの位置と眺望
ヴェネツィアサイドのトリプルルームは、スーペリアルームよりも広めの造りになっています。しかし、眺望に関しては、スーペリアルームと同様に当たりはずれがあるのが現状です。
トリプルルームを予約する際は、高層階のお部屋をリクエストするのがおすすめ。低層階の場合、テルメ・ヴェネツィアの屋根に眺望が遮られてしまう可能性が高くなります。また、エレベーターから近いお部屋だと、人の往来が気になってしまうかもしれません。
パラッツォパティオルームの特徴と注意点
パラッツォパティオルームは、ヴェネツィアサイドの1階に位置する、テラス付きのお部屋です。テラスからはホテルのプールを望むことができますが、隣接するお部屋との仕切りがないため、プライバシーは期待できません。
また、パラッツォパティオルームからはパークの雰囲気を感じることができますが、景色を期待するのは難しいでしょう。お部屋の窓からは屋外プールが見えるのみで、パラッツォ・カナルやパークの景観を楽しむことはできません。
さらに、パラッツォパティオルームはミラコスタの中で最もフロントから遠い位置にあります。Parks ticketsやレストランまで行くには、かなりの距離を歩くことになるので、その点は予め理解しておきましょう。
ヴェネツィアサイドの客室をリクエストするコツ
ミラコスタのヴェネツィアサイドで理想のお部屋に宿泊するためには、事前のリクエストが重要です。リクエストの際は、具体的にどのあたりのお部屋を希望するのかを伝えると良いでしょう。
例えば、「パラッツォ・カナルが見える高層階のお部屋」や「ヴェネツィアン・ゴンドラに近いお部屋」など、できるだけ詳細に希望を伝えることがポイントです。また、低層階は避けたいという希望も併せて伝えておくと良いかもしれません。
ただし、リクエストはあくまでも希望に過ぎません。必ずしも希望通りのお部屋に泊まれるとは限りませんので、その点は理解しておきましょう。リクエストが通らなかったからといって、ミラコスタのスタッフに苦情を言うのは避けましょう。
ミラコスタヴェネツィアサイドの外れを避ける宿泊プランの選び方
- ヴェネツィアサイドの位置と客室の種類
- ミラコスタで最も高級な客室の位置と眺望
- ヴェネツィアサイドのダブルルームが位置する階
- 外れ部屋のリスクが低いヴェネツィアサイドの宿泊プラン
- パラッツォカナルビューで指定できる眺望
- 外れ部屋を避けるための宿泊時の確認事項
ヴェネツィアサイドの位置と客室の種類
ミラコスタのヴェネツィアサイドは、パーク側から見て左手に位置しています。ポルト・パラディーゾ・サイドやトスカーナ・サイドに比べると、全体的に落ち着いた雰囲気が特徴です。
ヴェネツィアサイドには、スーペリアルーム、スーペリアルーム(パラッツォ・カナルビュー)、トリプルルーム、トリプルルーム(パラッツォ・カナルビュー)など、様々な客室タイプがあります。それぞれ広さや眺望が異なるので、予算や人数に合わせて選ぶと良いでしょう。
ミラコスタで最も高級な客室の位置と眺望
ミラコスタの中で最も高級な客室は、ポルト・パラディーゾ・サイドの最上階に位置する「イル・マニーフィコ・スイート」です。このスイートルームは、なんと140平米もの広さを誇ります。
イル・マニーフィコ・スイートからは、東京ディズニーシーを一望できる絶景が楽しめます。目の前に広がるメディテレーニアンハーバーを眺めながら、優雅なひとときを過ごすことができるでしょう。ただし、宿泊料金はかなり高額になるので、予算には十分な余裕が必要です。
ヴェネツィアサイドのダブルルームが位置する階
ミラコスタのヴェネツィアサイドには、ダブルベッドを設置したお部屋「テラスルーム」があります。このテラスルームは、ヴェネツィアサイドの最上階である5階に位置しています。
テラスルームの最大の魅力は、広々とした専用テラスからパラッツォ・カナルの景色を楽しめること。テラスには椅子とテーブルが設置されているので、ゆったりとした時間を過ごせます。ただし、テラスで過ごす時間は日中のみに限られます。
外れ部屋のリスクが低いヴェネツィアサイドの宿泊プラン
ヴェネツィアサイドの外れ部屋を避けたい方におすすめなのが、眺望をある程度指定できる宿泊プランです。例えば、先述の「テラスルーム」や「パラッツォ・カナルビュー」のお部屋を予約すれば、外れ部屋に当たるリスクを減らすことができます。
また、ヴェネツィアサイドのスイートルームを予約するのも一つの手です。スイートルームは、ヴェネツィアサイドの高層階に位置していることが多いため、眺望は期待できるでしょう。ただし、スイートルームの宿泊料金は高額になるので、予算とよく相談して決めましょう。
パラッツォカナルビューで指定できる眺望
「パラッツォ・カナルビュー」は、ヴェネツィアサイドの中でもグレードの高い客室タイプです。パラッツォ・カナルとは「宮殿の運河」を意味し、東京ディズニーシーのメディテレーニアンハーバーに面した運河のことを指します。
パラッツォ・カナルビューのお部屋からは、運河沿いのロマンティックな街並みを眺めることができます。ヴェネツィアン・ゴンドラが行き交う姿を目にすることもできるかもしれません。ただし、部屋指定まではできないので、当日の運次第という側面もあります。
外れ部屋を避けるための宿泊時の確認事項
ミラコスタのヴェネツィアサイドで外れ部屋を避けるためには、事前の確認が大切です。予約の際は、できるだけ高層階のお部屋をリクエストしましょう。また、パラッツォ・カナル側のお部屋を希望する旨を伝えておくのも良いでしょう。
チェックイン時には、担当スタッフに割り当てられたお部屋の位置を確認するのがおすすめです。もし低層階のお部屋だった場合は、空室状況を聞いてみても良いかもしれません。ただし、必ずしも希望通りにはならないことを予め理解しておきましょう。
ミラコスタヴェネツィアサイドのはずれ部屋の特徴と見分け方の総括まとめ
ミラコスタのヴェネツィアサイドは、メインエントランスがあるトスカーナサイドの向かい側に位置している
ヴェネツィアサイドには、外れ部屋と呼ばれる眺望が悪い部屋が存在する
外れ部屋は主に低層階に多く、プール「テルメ・ヴェネツィア」の屋根に眺望を遮られることがある
ヴェネツィアサイドのスーペリアルームは、当たり外れが大きいと言われている
部屋指定ができないスーペリアルームやトリプルルームを予約する際は、高層階をリクエストするのが良い
パラッツォ・カナルビューの部屋は、2023年4月から登場した新しい客室タイプである
パラッツォ・カナルビューは眺望が素晴らしいと評判だが、指定できる部屋数が限られている
パラッツォ・カナルビューを確実に予約するには、早めの申し込みが必要である
ヴェネツィアサイドの最上階には、テラス付きの「テラスルーム」がある
テラスルームは、パラッツォ・カナルの景色を専用テラスから楽しめる
ヴェネツィアサイドの1階には、専用テラス付きの「パラッツォパティオルーム」がある
パラッツォパティオルームは、隣室との仕切りがないため、プライバシーが気になる可能性がある
パラッツォパティオルームは、フロントから最も遠い立地にあるため、移動が大変である
ミラコスタで最も高級な客室は、ポルト・パラディーゾ・サイドにある「イル・マニーフィコ・スイート」である
イル・マニーフィコ・スイートは、140平米の広さを誇り、パークを一望できる絶景を楽しめる