東京ディズニーリゾートの魅力的な宿泊施設の一つである「東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル」。2022年4月にオープンしたこのホテルは、ディズニー&ピクサー映画『トイ・ストーリー』シリーズをテーマにしており、訪れるゲストが本当におもちゃの世界に入り込んだような体験ができる夢のような場所です。特に注目を集めているのが、ホテルのエントランスエリアに広がる「スリンキー・ドッグパーク」と呼ばれるカラフルな広場と、そこにある印象的なエントランスサインです。
しかし、このホテルには大きな特徴があります。それは、ホテルの敷地内には宿泊者以外は入ることができないという点です。このため、エントランスサインや広場の様子を知りたい方や写真を撮りたい方は、実際に宿泊することが必要になります。本記事では、トイ・ストーリーホテルのエントランスサインの魅力や、エントランスエリアで楽しめるフォトスポット、エントランス側の部屋からの眺望など、宿泊を検討している方に役立つ情報を詳しくご紹介します。
記事のポイント!
- トイ・ストーリーホテルのエントランスサインとスリンキー・ドッグパークの特徴
- エントランスエリアで押さえておきたい7つのフォトスポット
- エントランス側の客室からの眺望と部屋選びのポイント
- 宿泊者以外はエントランスに入れない理由と、ホテル内の他の見どころ
トイストーリーホテルのエントランスサインと写真撮影スポット
- エントランスサインはカラフルで大きなデザイン
- スリンキー・ドッグパークがエントランス正面に広がる
- バズ・ライトイヤーとジェシーの巨大フィギュアが絶好の撮影ポイント
- ピクサー・ボールやサイコロもフォトジェニックな装飾
- グリーンアーミーメンの壁画も撮影におすすめ
- 夜間はライトアップされて幻想的な雰囲気になる
エントランスサインはカラフルで大きなデザイン
トイ・ストーリーホテルのエントランスサインは、ホテルの世界観を表現するかのようにカラフルで目を引くデザインになっています。サインはまるでおもちゃのブロックで作られたかのような印象で、トイ・ストーリーの世界観に相応しい遊び心あふれる外観です。
エントランスサインがあるのは、ホテル敷地の入り口付近。JR舞浜駅からモノレール「ディズニーリゾートライン」に乗り、「ベイサイド・ステーション」で下車後、駅から徒歩約1分の場所にあります。駅を出るとすぐにこの特徴的なサインが目に入り、ワクワク感が高まります。
サインはトイ・ストーリーのキャラクターをモチーフにしたデザイン要素が散りばめられており、子どもだけでなく大人も楽しめる工夫が施されています。特にトイ・ストーリーファンにとっては、映画に登場する小道具やキャラクターの要素を見つける楽しさもあります。
このエントランスサインは、ホテルへの期待感を高めるための重要な役割を担っています。サインを見た瞬間に「おもちゃの世界に入っていく」という没入感が生まれ、通常のホテルとは一線を画す特別な体験の始まりを感じさせてくれます。
ただし、このエントランスサインを実際に見るためには、ホテルに宿泊する必要があります。ホテルの敷地入口では、スタッフが宿泊者かどうかの確認を行っており、宿泊者以外は立ち入ることができないシステムになっています。これは、宿泊者の安全やプライバシーを守るとともに、特別感を演出するためのポリシーです。
スリンキー・ドッグパークがエントランス正面に広がる
トイ・ストーリーホテルのエントランスを抜けると、目の前に広がるのが「スリンキー・ドッグパーク」と呼ばれる広場です。この広場は、映画に登場するダックスフント型のおもちゃ「スリンキー・ドッグ」をモチーフにしており、ゲームボードのようなデザインが印象的です。
スリンキー・ドッグパークの地面はカラフルなクッション素材でできており、まるでボードゲームの上を歩いているような気分を味わえます。この素材は安全面を考慮したもので、子どもが転んでも怪我をしにくい設計になっています。
広場の周囲には、ホテルの立体駐車場が配置されていますが、これも一般的な駐車場とは異なり、『トイ・ストーリー』の世界観に合わせたポップなデザインに仕上げられています。外からは広場が見えないよう工夫されており、宿泊者だけの特別な空間として演出されています。
スリンキー・ドッグパークはエントランスエリアの核となる場所で、ホテル内の他のエリアへと続く重要な結節点になっています。ここから先にはホテルのロビーやトイフレンズ・スクエアと呼ばれる中庭などへアクセスできます。
この広場は単なる通過点ではなく、滞在の思い出に残る写真を撮るための絶好のロケーションです。多くの宿泊者が、チェックイン前やチェックアウト後に時間を取って、この広場でさまざまな角度から写真撮影を楽しんでいます。
バズ・ライトイヤーとジェシーの巨大フィギュアが絶好の撮影ポイント
スリンキー・ドッグパークの中でも特に人気の撮影スポットとなっているのが、高さ約4メートルの巨大なバズ・ライトイヤーとジェシーのフィギュアです。これらのキャラクター像は、実際のおもちゃが巨大化したかのような精巧な作りで、映画そのままの姿を再現しています。
バズ・ライトイヤーのフィギュアは、いかにも「宇宙警察官」らしいポーズで立っており、その堂々とした姿はまさに圧巻です。細部にわたる造形の精密さは、ディズニーのクオリティの高さを感じさせます。多くの宿泊者がバズと並んで記念撮影をするため、オープン後も引き続き人気のフォトスポットとなっています。
一方、ジェシーのフィギュアは、カウガール姿で元気いっぱいのポーズをしており、明るく活発なキャラクター性を表現しています。赤い帽子と長い赤毛のおさげが特徴的で、子どもたちに特に人気があります。ジェシーの背後には、彼女がかつて所属していた「ラウンドアップ・ギャング」を思わせるカウボーイテイストの装飾もあり、映画ファンにはたまらないディテールになっています。
これらのキャラクター像との写真撮影は、宿泊者にとって特別な思い出となります。通常のパークでは、こうしたキャラクターとの撮影は混雑や時間制限があることが多いですが、ホテル内なら比較的ゆっくりと撮影を楽しむことができます。
また、これらのフィギュアの配置は、朝と夕方で太陽の位置が変わることを考慮して設計されているようです。時間帯によって光の当たり方が変わるため、昼間の明るい雰囲気の写真だけでなく、夕暮れ時のドラマチックな写真も撮ることができるでしょう。
ピクサー・ボールやサイコロもフォトジェニックな装飾

スリンキー・ドッグパークには、バズやジェシーの巨大フィギュアだけでなく、ピクサー作品の象徴とも言える「ピクサー・ボール」や、ボードゲームに使われるような巨大なサイコロなど、フォトジェニックな装飾が随所に配置されています。
ピクサー・ボールは、青い地に白い星と赤・黄色の三色ボールで、ピクサー作品の冒頭で登場する象徴的なアイテムです。トイ・ストーリーホテルでは、このピクサー・ボールが実物大で広場に置かれており、まるで映画の世界に入り込んだような感覚を味わえます。
サイコロは、まさに「おもちゃになった気分」を演出するアイテムの一つ。実際のサイコロの何倍もある大きさで、それぞれの目の色も鮮やかです。このサイコロの近くで写真を撮ると、自分のサイズが小さくなったような錯覚を楽しめる仕掛けになっています。
また、広場には「スリンキー・ドッグの絵本」や「犬小屋」などの遊び心あふれるオブジェも設置されています。犬小屋の窓から顔を出して撮影したり、絵本の前でポーズを取ったりと、様々な演出で写真を楽しむことができます。
これらの装飾は単に見た目が可愛いだけでなく、実際に触れたり、中に入ったりできるインタラクティブな要素を持つものもあります。子どもたちは特に、これらのオブジェで遊びながら写真を撮られることを楽しむことができるでしょう。
広場全体が、まるで子どものおもちゃ箱をひっくり返したような楽しい雰囲気になっており、大人も童心に返って楽しめる空間となっています。
グリーンアーミーメンの壁画も撮影におすすめ
スリンキー・ドッグパークのフォトスポットとして見逃せないのが、「グリーンアーミーメン」の壁画です。トイ・ストーリーシリーズに登場する小さな緑の兵士たちが、壁一面に描かれています。
この壁画の特徴は、まるで子どもがクレヨンで描いたような可愛らしいタッチで表現されている点です。本来なら小さなおもちゃであるグリーンアーミーメンが、壁一面に大きく描かれることで、まるでアンディの部屋の壁のようなイメージを作り出しています。
グリーンアーミーメンは「サー、イエス、サー!」というセリフでおなじみのキャラクターで、壁画でもそのユニークな姿勢やポージングが描かれています。映画ファンには特に嬉しい、細部までこだわりが感じられるスポットです。
壁画と一緒に写真を撮る際は、グリーンアーミーメンの「敬礼」のポーズをまねして撮影すると、より映画の世界観に入り込んだ楽しい写真が撮れるでしょう。家族やグループでの撮影なら、全員で敬礼のポーズをとるというアイデアも面白いかもしれません。
昼間は明るい陽射しの中で鮮やかに見える壁画ですが、夕方から夜にかけては照明によって異なる雰囲気で楽しむこともできます。時間帯によって表情が変わるので、チェックイン時とチェックアウト時の両方で訪れてみるのもおすすめです。
夜間はライトアップされて幻想的な雰囲気になる
トイ・ストーリーホテルのエントランスエリアには、昼間とはまた違った楽しみ方があります。それは夜のライトアップです。日が落ちると、スリンキー・ドッグパーク全体が美しくライトアップされ、昼間とは全く異なる幻想的な雰囲気に変わります。
バズ・ライトイヤーやジェシーのフィギュアは、ライトの当たり方によって昼間とは違った表情を見せます。特にバズのスーツに組み込まれた発光パーツは、夜間にその効果を最大限に発揮し、まるで映画のワンシーンのような雰囲気を演出します。
広場全体も色とりどりのライトで照らされ、カラフルな空間に変貌します。サイコロやピクサー・ボールといった装飾も、ライトアップによってより一層存在感を増します。夜のスリンキー・ドッグパークは、まるでおもちゃたちが生き生きと動き出す前の、静かながらも魔法がかかったような時間を感じさせます。
パークからホテルに戻ってくる頃には、すでに暗くなっていることが多いかもしれません。疲れていても、ぜひ少し時間を取って、ライトアップされたエントランスエリアを眺めてみることをおすすめします。昼間とは全く違う景色を楽しむことができるでしょう。
また、『トイ・ストーリー』の映画では、「おもちゃは持ち主がいないときに動き出す」という設定があります。夜のライトアップされたホテルエリアは、まさにその「おもちゃたちが動き出しそうな魔法の時間」を思わせる雰囲気があり、映画ファンには特に感慨深い時間となるでしょう。
トイストーリーホテルのエントランスサインと周辺情報
- エントランスは宿泊者以外は入れない仕組み
- エントランス側の部屋からはスリンキー・ドッグパークが見える
- スクエアビュー、ベイビュー、スタンダードで景観が大きく異なる
- エントランス側高層階からはシンデレラ城やスカイツリーも見える
- トイフレンズ・スクエアは中庭にある別のフォトスポット
- ホテル内には限定グッズを購入できるショップがある
- まとめ:トイストーリーホテルのエントランスサインは宿泊者専用の魅力的なフォトスポット
エントランスは宿泊者以外は入れない仕組み
トイ・ストーリーホテルの大きな特徴として、ホテルの敷地内には宿泊者以外は一切立ち入ることができないという点が挙げられます。これはエントランスサインやスリンキー・ドッグパークも含め、ホテル全体に適用されるルールです。
ホテル敷地の入り口には、常にキャストと呼ばれるスタッフが立っており、来訪者が宿泊者かどうかを確認しています。確認方法としては、予約画面の提示やルームキー、預けた荷物の引換証などが有効です。また、宿泊者の名前を伝えることでも通過可能ですが、身分証明書の提示を求められる場合もあるようです。
このように厳格な入場制限を設けている理由はいくつか考えられます。まず一つ目は、宿泊者の安全とプライバシーを守るためです。ホテル内を宿泊者のみに限定することで、より安心して滞在を楽しめる環境を提供しています。
二つ目は、宿泊者に特別な体験を提供するためです。エントランスエリアやホテル内の様々な施設を宿泊者だけの特権として設定することで、宿泊する価値をより高めています。実際に、トイ・ストーリーホテルは常に予約が取りにくい状況が続いており、この「特別感」は大きな魅力の一つとなっています。
宿泊者でなくても、モノレール「ディズニーリゾートライン」からは遠くからホテルの外観を見ることはできますが、エントランスサインやスリンキー・ドッグパークを実際に体験するためには、ホテルへの宿泊が必須となります。チェックイン日の朝6時からチェックアウト日の24時までの間であれば、敷地内に出入りすることが可能です。
エントランス側の部屋からはスリンキー・ドッグパークが見える
トイ・ストーリーホテルの客室選びで重要なポイントの一つが、部屋からの眺望です。特に「エントランス側」の部屋を選ぶと、スリンキー・ドッグパークを窓から見下ろすことができます。これは、宿泊体験をさらに特別なものにしてくれる要素の一つです。
エントランス側の部屋は、公式サイトでは「スタンダード」として分類されることが多いようです。ただし、同じ「スタンダード」でも、部屋の位置によっては別の方向(例えば隣接するオフィシャルホテル側)を向いている場合もあるため、予約時にホテルへの問い合わせで確認するとよいでしょう。
エントランス側の客室の中でも、特に高層階(10階や11階など)の部屋からは、スリンキー・ドッグパークを見下ろす素晴らしい眺めが楽しめます。上層階からの眺めは、パーク全体を俯瞰できるため、パークのデザインや広さを改めて実感することができます。
また、エントランス側の高層階からは、スリンキー・ドッグパークだけでなく、その先にある建設中のファンタジースプリングスの新ディズニーホテル(2024年時点では建設中)や、天気が良ければ遠くにシンデレラ城やスカイツリーまで見えることもあります。左手にはスプラッシュマウンテンやビッグサンダーマウンテンといったアトラクションも視界に入る場合があり、ディズニーリゾート全体を感じられる眺望が魅力です。
夜間には、パークの花火「ライト・ザ・ナイト」が見える可能性もあります。客室からの花火観賞は、パーク内の混雑を避けて快適に花火を楽しめる特権と言えるでしょう。ただし、花火の見え方は部屋の位置や天候によって変わるため、確実に見えるとは限らない点には注意が必要です。
スクエアビュー、ベイビュー、スタンダードで景観が大きく異なる
トイ・ストーリーホテルの客室は、大きく分けて「パーシャルビュー」「スタンダード」「ベイビュー」「スクエアビュー」の4種類に分類されています。それぞれの部屋タイプによって窓から見える景色が全く異なるため、予約時の選択の参考にしてみてください。
「スクエアビュー」は、ホテル内の中庭「トイフレンズ・スクエア」を見下ろす部屋です。中庭には大きなウッディやボー・ピープのフィギュアがあり、トイ・ストーリーの世界観を楽しめる人気の部屋タイプです。同じスクエアビューでも、階数や位置によって見え方が変わります。上層階からは中庭全体を俯瞰できる一方、低層階だと中庭により近い視点で楽しめます。ただし、低層階のスクエアビューは中庭から部屋の中が見えやすいというデメリットもあるようです。
「ベイビュー」は、東京湾に面した部屋で、海を一望できます。天気が良ければ富士山も見えることがあり、都会的な景観を楽しみたい方におすすめです。ホテルの最上階からのベイビューは、特に開放感があり、朝日や夕日の美しさも堪能できるでしょう。
「スタンダード」は、上記の特定の景観が名称に含まれない部屋タイプです。位置によって見える景色が大きく異なり、エントランス側(スリンキー・ドッグパーク側)、ホテルオークラ東京ベイ側、ヒルトン東京ベイ側などがあります。前述の通り、エントランス側の高層階からはパークやシンデレラ城が見えることもあり、意外な掘り出し物かもしれません。
「パーシャルビュー」は、フロント側3階に位置し、視界が建物で遮られる部屋です。景観よりも価格を重視する方や、部屋で過ごす時間が少ない方向けのお部屋です。
ホテル予約時に部屋タイプを選ぶ際は、これらの景観の違いを考慮すると良いでしょう。また、具体的にどの方向の眺めが希望かをリクエストすることも可能ですが、混雑状況によっては必ずしも希望通りにならない場合もあるため、期待しすぎないよう注意が必要です。
エントランス側高層階からはシンデレラ城やスカイツリーも見える

トイ・ストーリーホテルのエントランス側に位置する高層階の部屋からは、スリンキー・ドッグパークを見下ろせるだけでなく、天気が良い日には遠くまで視界が広がる特典があります。特に11階や10階などの上層階からは、東京ディズニーランドのシンボルであるシンデレラ城や、東京の象徴であるスカイツリーまで見えることがあります。
シンデレラ城が見えるのは、客室からの何気ない眺めの中にディズニーマジックを感じられる素敵な瞬間です。城の白い尖塔が遠くに見える様子は、ホテルに滞在している間も常にディズニーの世界観につながっていることを実感させてくれます。
また、スカイツリーが見えるのは、東京ディズニーリゾートが東京湾に近い千葉県浦安市に位置しているからこそ。都市と夢の国が融合したような景観は、トイ・ストーリーホテルならではの特徴と言えるでしょう。
エントランス側の部屋からは、ディズニーランドのアトラクションも見ることができる場合があります。例えば、ビッグサンダーマウンテンやスプラッシュマウンテンなどのアトラクションが視界に入ることもあります。昼間はアトラクションの動きを遠くから観察でき、夜は照明に彩られた姿を楽しめるかもしれません。
また、客室からパークの花火「ライト・ザ・ナイト」を観賞できる可能性もあります。花火の開催日であれば、混雑したパークから離れて、快適な部屋から花火を楽しむという贅沢な体験ができるかもしれません。ただし、花火の見え方は天候や部屋の正確な位置によって変わるため、確実に見えるとは限らない点には注意が必要です。
これらの眺望は、エントランス側高層階の隠れた魅力と言えます。部屋予約時に「エントランス側の高層階希望」とリクエストしておくと、このような特別な景色を楽しめるチャンスが高まるかもしれません。
トイフレンズ・スクエアは中庭にある別のフォトスポット
トイ・ストーリーホテルには、エントランスエリアの「スリンキー・ドッグパーク」だけでなく、ホテル内部の中庭に「トイフレンズ・スクエア」という別のフォトスポットがあります。この中庭は、トイ・ストーリーの世界観をさらに深く体験できる特別な空間です。
トイフレンズ・スクエアへは、ホテルのロビーを通り抜けて行くことができます。ロビーにはリトルグリーンメンとハムのフィギュアがお出迎えしてくれ、その先の階段を上がるとトイフレンズ・スクエアに到着します。
中庭の中央には、大きなウッディのフィギュアが立っています。映画さながらのポーズと表情で、まるで実際に話しかけてくれそうなリアルな造形です。また、ボー・ピープとその羊たちのフィギュアもあり、ルービックキューブの上に羊が乗っているというユニークな演出も見どころです。
中庭の床はピクサーボールをモチーフにしたカラフルなデザインで、トイ・ストーリーの世界観を存分に味わえます。床材はスリンキー・ドッグパーク同様、柔らかい素材でできているため、小さな子どもが転んでも安全に配慮されています。
このエリアは、カラフルなホテルの壁に囲まれた空間になっており、まさにおもちゃ箱の中にいるような雰囲気を楽しめます。周辺には、ウィージーやブルズアイなど他のキャラクターのフィギュアや、カードゲーム風の看板など、細部にわたる演出も見逃せません。
スクエアビューのお部屋は、この中庭を見下ろす位置にあります。低層階のスクエアビューだと中庭から部屋の中が見えやすいという点には注意が必要です。
トイフレンズ・スクエアは、昼と夜で異なる表情を見せることも魅力のひとつです。日中は自然光の中でカラフルな装飾が映え、夜はライトアップによって幻想的な雰囲気に包まれます。特に夜間のトイフレンズ・スクエアは、まるでおもちゃたちが動き出しそうな神秘的な空間を演出しており、昼間とはまた違った写真を撮影することができます。
このエリアは比較的空いていることも多く、スリンキー・ドッグパークよりもゆっくりと写真撮影を楽しめる場合があります。様々な角度からキャラクターと一緒に写真を撮ったり、中庭全体の雰囲気を楽しんだりと、思い思いの時間を過ごすことができるでしょう。
また、階段の踊り場からもトイフレンズ・スクエアを見下ろすことができ、そこからの眺めもまた違った魅力があります。踊り場の壁には、お豆ちゃんやペガサスなどのキャラクターが描かれており、細部までトイ・ストーリーの世界観で統一されています。
トイフレンズ・スクエアは、エントランスエリアのスリンキー・ドッグパークと合わせて訪れることで、トイ・ストーリーホテルの魅力をより深く体験することができるでしょう。チェックイン前やチェックアウト後に時間があれば、ぜひ両方のエリアを訪れて、それぞれの特色を比較しながら楽しんでみてください。
ホテル内には限定グッズを購入できるショップがある
トイ・ストーリーホテルには、宿泊者だけが購入できる限定グッズを販売するショップ「ギフト・プラネット」があります。このショップでは、ホテル限定デザインのぬいぐるみやステーショナリー、Tシャツなど、さまざまなアイテムを取り揃えています。
「ギフト・プラネット」という名前は、トイ・ストーリーの世界観に合わせた可愛らしいネーミングで、店内の装飾もトイ・ストーリーのテーマに沿ったデザインになっています。壁画や天井の装飾など、細部までこだわりが感じられる空間です。
宿泊者限定商品の例としては、トートバッグ(3,200円前後)、歯ブラシセット(1,800円前後)、ピクニックシート(2,900円前後)などがあります。これらの商品は、ホテルのデザインをモチーフにしたものが多く、例えばトートバッグはホテル内ショップ「ギフト・プラネット」をモチーフにしたダンボール風のデザインが特徴的です。歯ブラシセットには映画に登場する「エッグマン引越し会社」のロゴがプリントされているなど、ファンにはたまらないディテールが魅力です。
これらの限定グッズは、基本的にトイ・ストーリーホテルの宿泊者しか購入できないため、希少性が高いのも魅力の一つです。一部のグッズはディズニーパーク内でも取り扱いがある場合がありますが、販売店舗や在庫状況は限定的です。
ショップ以外にも、ホテル内には「ショップ・トゥギャザー」というコンビニエンスストアもあります。可愛らしい名前ですが、実際にはディズニー商品多めのデイリーヤマザキとなっており、日用品や軽食、飲み物なども購入可能です。
また、ホテル内にはメダルマシーンも設置されており、トイ・ストーリーデザインのメダルを作ることができます。名前を刻印できるメダルマシーンもあり、オリジナルのお土産として人気があります。
これらのショップやサービスは、宿泊者だけが利用できる特典の一つです。特に限定グッズは在庫が限られていることもあるため、到着後早めにチェックしておくと良いでしょう。
まとめ:トイストーリーホテルのエントランスサインは宿泊者専用の魅力的なフォトスポット
最後に記事のポイントをまとめます。
トイ・ストーリーホテルのエントランスサインとスリンキー・ドッグパークは、宿泊者だけが体験できる特別な空間です。この記事では、エントランスエリアの魅力や楽しみ方、関連する情報を詳しくご紹介してきました。これらの知識が、あなたのトイ・ストーリーホテル滞在をより豊かなものにする手助けとなれば幸いです。
- トイ・ストーリーホテルのエントランスサインは、カラフルでおもちゃのブロックのようなデザインが特徴である
- スリンキー・ドッグパークはエントランス正面に広がるゲームボード風の広場で、カラフルなクッション素材の地面が採用されている
- 高さ約4メートルの巨大なバズ・ライトイヤーとジェシーのフィギュアが、人気の撮影スポットとなっている
- ピクサー・ボールやサイコロなど、フォトジェニックな装飾が随所に配置されている
- グリーンアーミーメンの壁画も撮影におすすめのスポットである
- 夜間はエリア全体がライトアップされ、昼間とは全く異なる幻想的な雰囲気を楽しめる
- ホテルの敷地内は宿泊者以外立ち入り禁止のため、エントランスサインやスリンキー・ドッグパークを見るには宿泊する必要がある
- エントランス側の高層階の部屋からは、スリンキー・ドッグパークを見下ろす景色が楽しめる
- 天気が良ければ、エントランス側高層階からシンデレラ城やスカイツリーも見える場合がある
- ホテル内にはトイフレンズ・スクエアという中庭もあり、ウッディやボー・ピープのフィギュアが設置されている
- 宿泊者限定グッズを購入できる「ギフト・プラネット」というショップがある
- 宿泊予約時には部屋タイプ(スクエアビュー、ベイビュー、スタンダード)による景観の違いを考慮するとよい
- チェックイン前やチェックアウト後も、チェックイン日の朝6時からチェックアウト日の24時までなら敷地内に出入り可能
- トイ・ストーリーホテルの宿泊は常に予約が取りにくいため、早めの予約が推奨される
- アンディの部屋をイメージした客室も、トイ・ストーリーの世界観を堪能できる魅力的なポイントである
トイ・ストーリーホテルのエントランスサインとスリンキー・ドッグパークは、映画の世界に入り込んだような特別な体験を提供してくれます。宿泊することによってのみ体験できるこの空間で、家族や友人との素敵な思い出を作ってみてはいかがでしょうか。