東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテルに泊まる際、気になるのがお風呂の使い勝手ではないでしょうか。アンディの部屋をモチーフにした客室の魅力は十分理解していても、「バスルームは実際どうなの?」「4人家族でも快適に使える?」という疑問をお持ちの方も多いはず。特に小さなお子様連れでの宿泊を検討されている方にとって、バスルームの広さや機能性は重要なポイントです。
この記事では、トイストーリーホテルのお風呂の特徴から、実際の広さ、アメニティ情報、そして限られたスペースを有効活用するコツまで徹底解説します。さらに、ホテル内のコインランドリーやウォーターサーバーなどの便利な施設情報も併せてご紹介。家族旅行やカップル旅行で快適にトイストーリーホテルを満喫するための情報が満載です。
記事のポイント!
- トイストーリーホテルのバスルームの特徴と広さについて具体的に理解できる
- 客室タイプによるお風呂の違いと、アメニティの内容を把握できる
- 4人家族でも快適に過ごすための工夫とコツがわかる
- ホテル内の関連施設(コインランドリー・ウォーターサーバーなど)の利用方法を理解できる
トイストーリーホテルのお風呂とバスルームの特徴や使い方を徹底解説
- トイストーリーホテルのお風呂はユニットバス形式でトイレと別になっている
- トイストーリーホテルのお風呂の大きさは足を伸ばせないコンパクトサイズ
- トイストーリーホテルのお風呂には洗い場が広めに設計されている
- トイストーリーホテルのお風呂の壁はキャラクターデザインで映画の世界観を再現
- トイストーリーホテルのお風呂には浴室乾燥機が設置されている活用法
- トイストーリーホテルのお風呂にはアメニティや設備が充実している内容
トイストーリーホテルのお風呂はユニットバス形式でトイレと別になっている
トイストーリーホテルのバスルームは、よくある「ユニットバス」という言葉から想像するものとは少し異なります。一般的なユニットバスでは浴室とトイレが一体になっていることが多いですが、トイストーリーホテルではトイレと浴室が別々に設計されています。この点は、特に家族連れの方にとって朗報でしょう。
バスルームとトイレの間には適度なスペースが設けられており、動きやすい設計となっています。洗面台は浴室とトイレの両方から使いやすい位置に配置されており、大きな鏡が特徴です。また、左右両側にタオル掛けがあるため、左利きの方でも右利きの方でも使いやすいよう配慮されています。
洗面台の下には脱衣籠やお子様用のステップ台、ゴミ箱が備え付けられています。特にお子様用のステップ台は、小さなお子様が洗面台を使う際に便利な設備です。ファミリー層を意識したホテルらしい気配りが感じられます。
パズル模様のカラフルな壁が特徴的なバスルームエリアは、トイ・ストーリーの世界観を存分に味わえる空間となっています。トイレと浴室が分かれていることで、ひとりが入浴中でも他の人がトイレを使えるという実用性も兼ね備えています。
なお、アクセシブルルームでは、車いすご利用の方向けに設計されているため、バスルームとトイレに仕切りがないタイプもあります。特別な配慮が必要な方は、予約時にご確認ください。
トイストーリーホテルのお風呂の大きさは足を伸ばせないコンパクトサイズ
トイストーリーホテルのバスタブは、正直なところかなりコンパクトです。丸みを帯びた形状になっているため、狭さの印象は少し軽減されていますが、身長175cmの大人が入浴すると足をまっすぐに伸ばすことができないサイズとなっています。
バスタブの深さは約50cm(床からバスタブの高さは43cm)あり、座って入浴するには十分な深さがあります。リラックスして浸かることはできますが、長時間のバスタイムや足を伸ばしてくつろぎたい方には少し物足りなさを感じるかもしれません。
バスタブは横に広く設計されている一方で、長さがないという特徴があります。このため、大人が足を伸ばして入浴することは難しいですが、お子様と一緒に入るなど家族での利用には適しているとも言えるでしょう。また、座って入浴する分には普通に入れる広さは確保されています。
コンパクトなサイズながらも、映画「トイ・ストーリー」をモチーフにしたかわいらしいデザインが魅力です。バスタブ周りにも作品のテーマに沿ったイラストが施されており、トイ・ストーリーの世界観を楽しむことができます。
なお、アクセシブルルームのバスタブには、浴槽上の壁面に3箇所の手すりが設置されています。また、バスマット、バスボード、シャワーベンチの貸出もあるため、お身体の不自由な方も安心して利用できる配慮がされています。
トイストーリーホテルのお風呂には洗い場が広めに設計されている

トイストーリーホテルのユニットバス内には、一般的なホテルよりも広めの洗い場スペースが設けられています。この広い洗い場は、特に小さなお子様がいるファミリーにとって大きなメリットとなるでしょう。お子様と一緒に入浴する際、十分なスペースがあると安心して洗体・洗髪ができます。
洗い場には浴室用の洗面器とバスチェアも用意されています。これらのアイテムがあることで、日本の一般的な入浴スタイルを維持できるのはうれしいポイントです。特に小さなお子様がいる家族にとって、自宅と同じような環境でお風呂に入れることは重要な要素となります。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープは壁に備え付けのディスペンサー式になっています。このタイプはエコにも配慮されていますが、ブランド名などは明記されていないようです。髪質によっては合わない場合もあるかもしれないので、気になる方は自前のヘアケア用品を持参するのも良いでしょう。
洗い場のスペースが広いおかげで、ファミリーでの滞在でも効率的に入浴時間を活用できます。例えば、子どもを洗っている間に大人が交代で洗体することも可能です。これはコンパクトなバスタブのデメリットを補う設計と言えるでしょう。
また、浴室内には洗濯物を干せるよう、ロープの設備も備わっています。水着や下着などの小物を洗って干すのに便利ですし、連泊する際には特に役立つ設備です。広い洗い場と機能的な設備の組み合わせは、限られた空間を最大限に活用する工夫といえるでしょう。
トイストーリーホテルのお風呂の壁はキャラクターデザインで映画の世界観を再現
トイストーリーホテルのバスルームの壁には、映画「トイ・ストーリー」の世界観を再現したキャラクターデザインが施されています。特に目を引くのが、バスルームの壁に描かれたウィージーのイラスト。まるでキャラクターと一緒にお風呂に入っているような楽しい気分を味わえます。
壁面全体がカラフルなパズル模様でデザインされており、子どもだけでなく大人も楽しめる空間となっています。この独特のデザインは、ただのホテルのバスルームではなく、トイ・ストーリーの世界の一部として体験できる仕掛けです。シャボン玉が浮かんでいるかのような洗面所の鏡デザインも、細部までこだわりが感じられます。
バブルバスを楽しんでいるようなイメージを演出する壁面装飾は、ホテル滞在の思い出作りに一役買うでしょう。特に子どもたちは、お気に入りのキャラクターと一緒にお風呂に入れることで、いつもの入浴時間がより楽しいものになるはずです。
パズル模様の壁紙は、映画「トイ・ストーリー」に登場するアンディの部屋のデザインと統一感があり、まさに物語の世界に入り込んだような臨場感があります。バスルームだけでなく客室全体がアンディの部屋をイメージしているため、お風呂タイムも含めて総合的にトイ・ストーリーの世界観を堪能できることでしょう。
なお、水着や水遊び用のおもちゃを持参すれば、よりキャラクターの世界観に浸りながら、家族でのバスタイムをさらに楽しめるかもしれません。限られたスペースではありますが、創意工夫次第で特別な時間を過ごせるよう設計されています。
トイストーリーホテルのお風呂には浴室乾燥機が設置されている活用法
トイストーリーホテルのユニットバスには、浴室乾燥機が設置されており、様々な場面で活用することができます。この設備は特に連泊時や雨天時に大いに役立ちます。たとえば、パークで遊んでいる間に雨に濡れてしまった服やタオル、水着などを短時間で乾かすことができるため、持参する荷物を減らすメリットもあります。
浴室乾燥機の操作はシンプルで、ユニットバス内の壁に設置されたパネルから設定を行います。乾燥機能だけでなく、換気や暖房の設定も可能なため、室内の湿気を抑えたり寒い日のお風呂を快適にしたりすることもできます。この多機能性が、宿泊者の快適さを高める要素となっています。
使用時の注意点としては、バスルーム全体が温かくなるため、タイミングを考えて利用することが大切です。例えば、入浴後すぐに乾燥機を使うと湿気がこもりやすくなるので、換気機能と併用することで効率的な乾燥が可能になります。特に家族連れで複数の洗濯物を乾かす必要がある場合は、この点に気をつけると良いでしょう。
また、浴室乾燥機を活用することで、パジャマや下着などの小物を手洗いして乾かすこともできます。連泊する場合は特に便利で、荷物を最小限に抑えたい旅行者にとって重宝する設備です。トイストーリーホテルでの滞在をより快適にするためにも、この設備をぜひ活用してみてください。
なお、より多くの洗濯物を洗濯・乾燥したい場合は、ホテル内にコインランドリーも設置されています(ウッディ棟の3階)。浴室乾燥機と使い分けることで、効率的な滞在プランを立てられるでしょう。ホテル内の設備を上手に活用することが、快適な滞在のポイントです。
トイストーリーホテルのお風呂にはアメニティや設備が充実している内容
トイストーリーホテルのバスルームには、豊富なアメニティが用意されています。洗面台には身体を洗うためのタオル(ウォッシュクロス)、歯ブラシ、アメニティキット(綿棒・コットン・ヘアゴム)、ブラシが備え付けられています。これらのアメニティは、トイ・ストーリーをテーマにしたオリジナルデザインとなっており、ホテルでの思い出作りにもぴったりです。
バスルーム内のタオル類も充実しています。浴室内には約4枚のバスタオルが用意されているため、家族で利用しても十分な量が確保されています。また、カップはプラスチック製なので、落として割れる心配がなく、特に小さなお子様連れの家族には安心です。
ただし、注意点としてひげそりやお子様用パジャマ、おむつ袋、お子様用スリッパ、お子様用歯ブラシなどは客室には置かれていません。これらのアイテムが必要な場合は、ゲストサービスカウンターで受け取る必要があります。チェックイン時にゲストサービスカウンターに立ち寄り、必要なものをまとめて受け取っておくと、後で一階まで取りに行く手間が省けるでしょう。
アメニティの中には持ち帰り可能なものもあります。例えば、歯ブラシやボディタオル、折りたたみのクシ、綿棒、コットン、ヘアゴムなどは持ち帰りが可能です。特に、スリッパは裏面に「アンディ」の名前が書かれており、ウッディになった気分を味わえる特別なデザインとなっています。これらは素敵な思い出の品として自宅でも活用できるでしょう。
一方、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ハンドソープ、パジャマなどは持ち帰り不可のアイテムとなっています。これらは備え付け品として宿泊中のみ利用するものですので、ご注意ください。ホテルのアメニティを上手に活用しながら、トイストーリーホテルならではの宿泊体験を満喫しましょう。
トイストーリーホテルのお風呂を快適に使うためのポイントと客室情報
- トイストーリーホテルには大浴場はないがユニットバスは使いやすく設計されている
- トイストーリーホテルの客室タイプによってお風呂の広さは変わらない
- トイストーリーホテルのスタンダードルームでは4人で利用する際の入浴順番の工夫が必要
- トイストーリーホテルのアメニティは持ち帰り可能なものと不可能なものがある
- トイストーリーホテルの予約時の料金はビューによって異なるがお風呂の仕様は同じ
- トイストーリーホテル各階にはウォーターサーバーがあるのでお風呂上がりの水分補給が便利
- まとめ:トイストーリーホテルのお風呂は狭いけど工夫次第で快適に過ごせる
トイストーリーホテルには大浴場はないがユニットバスは使いやすく設計されている
トイストーリーホテルには大浴場の設備はありません。各部屋に備えられたユニットバスを使用する形となります。この点は、温泉や広々としたお風呂を期待して宿泊される方には少し物足りなさを感じさせるかもしれません。しかし、この選択はテーマパークの滞在を重視した効率的な設計として考えられています。
ユニットバスとはいえ、洗い場スペースが一般的なホテルより広めに設計されているのが特徴です。特に小さなお子様連れの家族には、洗い場が広いことが安心ポイントとなるでしょう。また、バスタブもコンパクトながらリラックスできるデザインで、テーマに沿ったかわいらしいイラストが施されています。
トイストーリーホテルのバスルームは、清潔感があり機能的に設計されています。使いやすさを重視した配置と、キャラクターデザインによる楽しさが両立されているのが魅力です。大浴場こそありませんが、各部屋のバスルームでも十分にリラックスできる環境が整っています。
もし大浴場のような広々とした入浴体験を希望される場合は、あらかじめ周辺のスパ施設を調べておくのも一案です。舞浜エリアには日帰り入浴が可能な施設もありますので、ホテルでの宿泊と組み合わせて利用することも可能です。
トイストーリーホテルでの宿泊では、各部屋のユニットバスを活用した滞在スタイルを楽しむことをおすすめします。パークでの疲れを癒すのに十分な機能を備えていますので、ユニットバスならではの使い勝手の良さを体験してみてください。
トイストーリーホテルの客室タイプによってお風呂の広さは変わらない
トイストーリーホテルには、スタンダードルームとスーペリアルームという2つの基本的な客室タイプがありますが、バスルームのサイズや設備はほぼ共通しています。部屋の広さや眺望によって料金が異なっても、お風呂自体の広さや設備に大きな差はないと考えられます。このため、バスルームの広さを理由に上位グレードの部屋を選ぶ必要はないでしょう。
全595室の客室はすべて、映画『トイ・ストーリー』シリーズ第1作に登場するアンディの部屋をイメージしたデザインで統一されています。バスルームも同様に、カラフルなパズル模様の壁とトイ・ストーリーのキャラクターデザインが施されており、どの部屋タイプでも同じ世界観を楽しむことができます。
客室タイプによる主な違いは、部屋の広さや窓からの眺望、ベッドの数などです。スタンダードルームは27㎡〜31㎡、スーペリアルームは35㎡(アクセシブルルームは55㎡)という違いがありますが、バスルームについては同様の設計となっています。
車いす利用者向けのアクセシブルルームでは、バスルームとトイレに仕切りがない場合があり、手すりが設置されているなど、いくつかの配慮がされています。特別なニーズがある方は、予約時にこれらの詳細について確認しておくと良いでしょう。
部屋選びの際は、バスルームの広さではなく、部屋の広さや窓からの眺め、予算などを基準に決めると良いでしょう。特にトイフレンズ・スクエアが見えるスクエアビュールームは人気が高いですが、バスルームの仕様は他の部屋と同様です。
トイストーリーホテルのスタンダードルームでは4人で利用する際の入浴順番の工夫が必要

トイストーリーホテルのスタンダードルームは、最大4人まで宿泊可能ですが、バスルームがコンパクトなため、4人で快適に利用するためにはいくつかの工夫が必要です。特に家族旅行やグループでの宿泊の場合、入浴の順番や時間配分を計画的に考えることがスムーズな滞在のコツとなります。
まず、入浴の順番を効率的に決めることが重要です。例えば、パークから帰ってきた後の入浴時間を事前に話し合っておくと、待ち時間のストレスを減らすことができます。小さなお子様がいる場合は、大人と一緒に入浴することで時間短縮になるでしょう。また、シャワーだけで済ませる人と湯船にゆっくり浸かりたい人で分けるなどの工夫も有効です。
浴室の使用時間を短縮するためのテクニックとして、洗顔や歯磨きは洗面台で済ませておくことも効果的です。トイレとお風呂が別になっているという利点を活かし、誰かが入浴中でも他の人がトイレや洗面台を利用できるようにすると、全体の時間を効率的に使えます。
4人家族の場合、子供同士で一緒に入浴させたり、親子で入浴したりすることで、回数を減らすことも検討できます。洗い場が広めに設計されているという特徴を活かせば、親子での入浴も比較的スムーズに行えるでしょう。
また、浴室の使用時間をずらす工夫も有効です。例えば、一部のメンバーが朝入浴し、他のメンバーが夜入浴するなど、時間帯を分散させることで混雑を避けられます。特に連泊の場合は、こうした工夫がより快適な滞在につながります。限られたスペースでも、事前の計画と家族やグループメンバー間の協力があれば、ストレスなく過ごすことができるでしょう。
トイストーリーホテルのアメニティは持ち帰り可能なものと不可能なものがある
トイストーリーホテルのアメニティには、持ち帰りが可能なものと不可能なものがあります。宿泊の記念として持ち帰れるものと、ホテル内でのみ使用するものを明確に区別しておきましょう。
持ち帰り可能なアメニティには、歯ブラシ、ボディタオル(ウォッシュクロス)、折りたたみのクシ、綿棒、コットン、ヘアゴム、そしてスリッパなどがあります。特に人気なのがスリッパで、裏面には映画に登場するアンディの名前が書かれており、まるでウッディになったような気分を味わえる特別なデザインになっています。こうしたアイテムは、ディズニーファンにとって素敵な思い出の品となるでしょう。
一方、持ち帰り不可のアメニティには、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ハンドソープ、パジャマなどがあります。これらは備え付け品として宿泊中のみ利用するもので、壁面に設置されたディスペンサーや部屋の引き出しに収納されています。パジャマはバズ・ライトイヤーデザインの上下別タイプで、さらっとした生地が特徴です。
注目すべきは、お子様用のアメニティがゲストサービスカウンターでのみ受け取れる点です。お子様用パジャマは、Sサイズ(身長100cm以下)、Mサイズ(身長100〜120cm)、Lサイズ(身長120〜140cm)の3サイズが用意されています。その他、おむつ袋、お子様用スリッパ、お子様用歯ブラシなども、ゲストサービスカウンターで受け取ることができます。チェックイン時にまとめて依頼しておくと便利です。
アメニティに関する特別な要望がある場合は、サービスホットラインに電話して対応してもらうこともできます。例えば、ハンガーの追加やアイロンの貸出なども行っています。ホテルのサービスを上手に活用することで、より快適な滞在が実現できるでしょう。
アメニティの種類や持ち帰り可否を知っておくことで、旅行の荷物計画にも役立ちます。必要なものは持参し、ホテル提供のものは上手に活用する準備をしておきましょう。
トイストーリーホテルの予約時の料金はビューによって異なるがお風呂の仕様は同じ
トイストーリーホテルの宿泊料金は、部屋から見える景色(ビュー)によって大きく変わってきます。パーシャルビュー(建物で視界が遮られる)が最も安く、スクエアビュー(中庭のトイフレンズ・スクエアが見える)が最も高い傾向にあります。また、部屋の広さによっても料金が異なり、スーペリアルーム(35㎡以上)はスタンダードルーム(27㎡〜31㎡)よりも高めに設定されています。
2024年の料金例を見ると、最安値はオフシーズンの6月で35,500円〜(スタンダードルーム・パーシャルビュー)、最高値はGWなどの繁忙期の5月で75,500円〜(スーペリアルーム・スクエアビュー)となっています。季節や時期によって大きく変動するため、予算に合わせて宿泊日を選ぶことも検討すると良いでしょう。
重要なポイントとして、料金が変わってもバスルームの仕様はほぼ同じであるということです。つまり、より高額なスクエアビューやスーペリアルームを選んでも、バスルームが広くなったり、より豪華になったりするわけではありません。バスルームの快適さを求めるなら、部屋のグレードアップよりも、使用時間の工夫などの方が効果的かもしれません。
予約時のもう一つの注意点は、部屋の定員です。定員3名の部屋はレギュラーベッド2台とトランドルベッド1台、定員4名の部屋ではそれに加えてプルダウンベッド(テレビ台から引き出すタイプ)が1台設
置されています。4人家族で宿泊する場合は、必ず定員4名の部屋を選ばなければならない点にご注意ください。
なお、特別な配慮が必要な方向けのアクセシブルルームもあります。スタンダード・アクセシブルルーム(定員3名・31㎡)とスーペリア・アクセシブルルーム(定員4名・55㎡)があり、バスルームには手すりが設置されているなどの工夫がされています。これらの部屋は、通常の部屋よりもやや広めに設計されていますが、基本的なバスルームの設備は同様です。
料金とバスルームの関係を理解した上で、自分たちの優先順位(眺望、部屋の広さ、予算など)に合わせて最適な部屋タイプを選ぶことをおすすめします。トイストーリーの世界観を存分に楽しむなら人気のスクエアビュー、コストを抑えるならパーシャルビュー、海を眺めたいならベイビューというように、自分の滞在スタイルに合わせた選択をしましょう。
トイストーリーホテル各階にはウォーターサーバーがあるのでお風呂上がりの水分補給が便利
トイストーリーホテルの客室内には水のボトルが置かれていない代わりに、各階にウォーターサーバーが設置されています。これはお風呂上がりの水分補給に非常に便利な設備です。特にディズニーパークで一日中遊んだ後は、十分な水分補給が必要になるでしょう。
ウォーターサーバーは常温水と冷水が出るタイプで、客室に用意されているポットを押し当てると水が出てくる仕組みになっています。お湯は出ませんが、客室内にはお湯を沸かすポットがあるため、必要に応じてお湯を沸かすことも可能です。これにより、お茶やインスタントコーヒーなどを楽しむこともできます。
各階には製氷機も設置されており、冷たい飲み物を飲みたい時に便利です。パークからの帰りに飲み物を購入して客室の冷蔵庫に保管し、氷と組み合わせて楽しむこともできます。客室の冷蔵庫は空の状態で提供されるため、自由に使用できる点も魅力です。
お風呂上がりの水分補給だけでなく、朝起きた時や就寝前の水分補給にも便利なこの設備は、宿泊者の快適な滞在をサポートしています。パークでの長時間の滞在で疲れた体には、適切な水分補給が欠かせません。ウォーターサーバーを利用すれば、コンビニエンスストアや自動販売機に行く手間も省けます。
なお、ウォーターサーバーを使用する際は、他の宿泊者への配慮も忘れないようにしましょう。深夜の利用は音が気になる可能性もあるため、周囲に迷惑にならないよう心がけることが大切です。このような共用施設を上手に活用することで、トイストーリーホテルでの滞在がさらに快適なものになるでしょう。
まとめ:トイストーリーホテルのお風呂は狭いけど工夫次第で快適に過ごせる
最後に記事のポイントをまとめます。
- トイストーリーホテルのバスルームはユニットバス形式だがトイレと浴室は別々に設計されている
- バスタブは足を伸ばせないコンパクトサイズだが座って入浴するには十分な広さがある
- 洗い場スペースは一般的なホテルより広めで家族での入浴に適している
- バスルームの壁はパズル模様とキャラクターデザインでトイ・ストーリーの世界観を再現している
- 浴室乾燥機があり雨の日や連泊時に濡れた服や水着を乾かすのに便利
- シャンプー・コンディショナー・ボディソープはディスペンサー式で備え付けられている
- 歯ブラシやスリッパなどの一部アメニティは持ち帰り可能
- お子様用パジャマなど一部アメニティはゲストサービスカウンターで受け取る必要がある
- ホテル内には大浴場はなく全室ユニットバスタイプとなっている
- 部屋料金はビュータイプにより異なるがバスルームの仕様はほぼ同じ
- 4人で利用する場合は入浴順番の工夫が必要
- 各階にウォーターサーバーと製氷機があり、お風呂上がりの水分補給に便利
- ウッディ棟3階にはコインランドリーがあり連泊時に活用できる
- アクセシブルルームには手すりなどバリアフリー設備が整っている
- バスルームが狭くても洗い場が広いので小さなお子様連れのファミリーには適している