トイストーリーホテルは、2022年4月にオープンしたディズニーリゾートの新しいホテルです。映画「トイ・ストーリー」の世界観を再現した楽しい雰囲気が特徴ですが、子連れでの宿泊となると、ベッドの配置や寝る場所の確保が気になるポイントとなります。
特に、ベッドをくっつけて寝られるかどうかは多くの家族連れにとって重要な問題です。この記事では、トイ・ストーリーホテルでのベッドの配置や子連れでの宿泊時の注意点、快適に過ごすためのアドバイスをご紹介します。
この記事のポイント！
- トイ・ストーリーホテルでのベッドの配置と移動の可否
- 子連れ宿泊時の寝る場所の確保方法
- ホテル内の設備やサービスの利用方法
- 快適な滞在のためのアドバイスと工夫
トイストーリーホテル ベッドをくっつける方法と注意点
- ベッドを壁側に寄せることは可能
- トランドルベッドの活用がおすすめ
- サイドテーブルの移動は難しい
- 添い寝は12歳以下の子供が対象
- ベビーベッドは18か月未満まで利用可能
- レギュラーベッドのサイズは110cm幅
ベッドを壁側に寄せることは可能
トイ・ストーリーホテルでは、ベッドを完全にくっつけることは難しいですが、壁側のベッドを壁にぴったりくっつけることは可能です。これは、小さなお子様と一緒に寝る際の落下防止策として有効な方法です。
壁側のベッドを壁にくっつけることで、お子様が寝返りを打っても落ちる心配が少なくなります。特に、寝相の悪いお子様がいる家族にとっては、安心して眠れる環境を作るのに役立ちます。
ただし、ベッドを移動させる際は、備品を壊さないよう注意が必要です。ホテルのスタッフに事前に相談し、安全に移動する方法を確認しておくことをおすすめします。
また、ベッドを壁側に寄せることで、部屋の中央スペースが広くなり、荷物の整理やお子様の遊び場としても活用できるでしょう。家族での滞在をより快適にするための工夫の一つとして、ぜひ検討してみてください。
トランドルベッドの活用がおすすめ
トイ・ストーリーホテルの客室には、レギュラーベッドの下に収納されているトランドルベッドがあります。このトランドルベッドは、子連れ宿泊時に非常に便利な存在です。
トランドルベッドは、レギュラーベッドの半分ほどの高さしかないため、万が一子どもが落ちても、レギュラーベッドからの落下に比べてケガのリスクが低くなります。特に、4～5歳くらいのお子様を寝かせるのに適しています。
トランドルベッドは自由に引き出して使用することができます。レギュラーベッドの間に配置すれば、両親の間で子どもを寝かせることができ、より安心感を得られるでしょう。
ただし、トランドルベッドの幅は85cmと、レギュラーベッドよりも狭いので、大きな子どもや大人が寝るには少し窮屈かもしれません。使用する際は、お子様の体格や寝相を考慮して判断してください。
サイドテーブルの移動は難しい
トイ・ストーリーホテルの客室では、ベッド同士をくっつけることは困難です。その主な理由は、ベッドの間に設置されているサイドテーブルの存在です。
サイドテーブルには電源コードが接続されており、簡単に動かすことができません。無理に動かそうとすると、配線を傷つけたり、設備を破損したりする恐れがあります。
また、サイドテーブルの下には配線用の穴が開いているため、移動すると危険な状態になる可能性があります。特に小さなお子様がいる場合は、安全面でのリスクが高くなります。
サイドテーブルの移動を検討される場合は、必ずホテルのスタッフに相談してください。ただし、構造上の理由から、移動が許可されない可能性が高いことをあらかじめご了承ください。
添い寝は12歳以下の子供が対象
トイ・ストーリーホテルでは、0歳から12歳までの小学生以下の子どもが添い寝の対象となります。これは、ディズニーホテル全体の共通ルールです。
添い寝できる人数は、ベッドのタイプによって異なります。レギュラーベッド（ツインまたはトリプル）の場合、1台につき1名まで添い寝が可能です。一方、ダブルベッドの場合は、1台につき2名まで添い寝ができます。
ただし、トランドルベッドとプルダウンベッド（テレビ台の壁に収納されている引き出し式ベッド）では添い寝はできません。これらのベッドは1人用として設計されているためです。
添い寝をする際は、お子様の年齢や体格、寝相などを考慮し、安全に眠れる環境を整えることが大切です。必要に応じて、ホテルスタッフに相談し、最適な寝る場所の配置を検討しましょう。
ベビーベッドは18か月未満まで利用可能
トイ・ストーリーホテルでは、18か月未満の赤ちゃんを対象にベビーベッドの貸し出しを行っています。これは、小さな赤ちゃんの安全な睡眠環境を確保するための重要なサービスです。
ベビーベッドは数に限りがあるため、利用を希望する場合は、ホテルの予約後にできるだけ早めに電話で予約することをおすすめします。予約が遅れると、希望の日程でベビーベッドが確保できない可能性があります。
ベビーベッドは通常、レギュラーベッドとレギュラーベッドの間に設置されます。これにより、両親が赤ちゃんの様子を常に確認しやすい配置となります。
ただし、18か月以上のお子様の場合は、ベビーベッドを利用することはできません。その場合は、前述のトランドルベッドの利用や添い寝を検討する必要があります。お子様の年齢や成長段階に合わせて、最適な寝る場所を選択しましょう。
レギュラーベッドのサイズは110cm幅
トイ・ストーリーホテルのレギュラーベッドは、幅110cmとなっています。これは、ディズニーランドホテルやミラコスタのベッド幅120cmと比べると、若干狭めです。
110cm幅のベッドは、大人1人が寝るには十分な広さですが、子どもと添い寝をする場合は少し窮屈に感じる可能性があります。特に、寝相の悪いお子様と一緒に寝る場合は注意が必要です。
比較として、トランドルベッドとプルダウンベッドの幅は85cmです。これらは1人用のベッドとして設計されているため、添い寝には適していません。
ベッドの長さについては明確な情報がありませんが、一般的なホテルのベッドと同程度と考えられます。身長の高い方や、足を伸ばして寝るのが好きな方は、チェックイン時にスタッフに確認するとよいでしょう。
ベッドのサイズを考慮しながら、家族全員が快適に眠れるよう、就寝の配置を工夫することが大切です。
トイストーリーホテル ベッドでの快適な滞在方法と工夫
- スーペリアルームは広さ35㎡でゆとりあり
- 子供用アメニティはゲストサービスカウンターで入手
- ロッツォ・ガーデンカフェは家族で楽しめる
- ホテル内の散策も楽しみの一つ
- 荷物の事前発送でスムーズなチェックイン
- オンラインチェックインでスマートに宿泊
- 総括：トイストーリーホテル ベッドの快適な利用方法
スーペリアルームは広さ35㎡でゆとりあり
トイ・ストーリーホテルには、スタンダードルームとスーペリアルームがあります。スーペリアルームは35㎡の広さがあり、ゆったりとした空間を提供します。
スタンダードルームが27㎡から30㎡程度であることを考えると、スーペリアルームは家族連れにとってより快適な選択肢となるでしょう。広い空間があれば、子どもたちが遊ぶスペースも確保しやすくなります。
また、スーペリアルームでは4人まで宿泊可能です。ベッドの配置に悩む場合も、広いスペースがあることで柔軟な対応ができるかもしれません。
ただし、スーペリアルームは全595室中20室しかないため、予約が取りにくい可能性があります。宿泊を希望する場合は、早めの予約をおすすめします。
子供用アメニティはゲストサービスカウンターで入手
トイ・ストーリーホテルでは、子供用のアメニティが用意されています。これらは部屋に備え付けられているわけではなく、2階のゲストサービスカウンターで受け取る必要があります。
子供用アメニティには、パジャマ、スリッパ、歯ブラシなどが含まれます。パジャマはバズ・ライトイヤーをモチーフにしたデザインで、サイズはS（100cm以下）、M（100～120cm）、L（120～140cm）から選べます。
スリッパはリトル・グリーン・メンのデザインで、裏には「ANDY」の文字が書かれています。これは映画ファンにはたまらない仕掛けとなっています。
アメニティの受け取りは、チェックイン時に混雑している可能性があります。時間に余裕をもって受け取りに行くことをおすすめします。
ロッツォ・ガーデンカフェは家族で楽しめる
トイ・ストーリーホテル内にあるレストラン「ロッツォ・ガーデンカフェ」は、家族で楽しめる食事処です。朝食と夕食はブッフェスタイルで提供されます。
レストランの内装は「トイ・ストーリー3」に登場するロッツォをモチーフにしています。至る所にロッツォのぬいぐるみが飾られており、楽しい雰囲気を演出しています。
料理には、ウッディとバズが描かれたメニューやエイリアンの形をしたほうれん草パン、ロッツォの形をしたストロベリーメロンパンなど、見た目も楽しい料理が並びます。
ただし、人気のレストランのため予約が取りにくい場合があります。宿泊予約後、早めにレストランの予約をすることをおすすめします。
ホテル内の散策も楽しみの一つ
トイ・ストーリーホテルは、館内の至る所に映画の世界観を感じられる仕掛けが施されています。ホテル内を散策するだけでも十分楽しめる内容となっています。
エントランス前の「スリンキー・ドッグパーク」には、バズ・ライトイヤーとジェシーの大きなフィギュアがあり、記念撮影スポットとなっています。中庭の「トイフレンズ・スクエア」では、ウッディやボー・ピープなど、おなじみのキャラクターたちと出会えます。
エレベーターにも工夫が凝らされており、左右で異なるデザインになっています。ウッディとバズをモチーフにしたエレベーターは、各階で異なるセリフが流れるため、何度乗っても楽しめます。
また、ホテルではガイドマップに記載されたミッションをクリアするとシールがもらえるイベントも開催されています。これは子どもたちにとって、ホテル滞在をより楽しいものにする要素となるでしょう。
荷物の事前発送でスムーズなチェックイン
トイ・ストーリーホテルでは、荷物の事前発送サービスを利用することができます。特に子連れの場合、荷物が多くなりがちなので、このサービスを利用するとチェックインがよりスムーズになります。
荷物は宿泊の前々日までに発送することをおすすめします。宿泊前日の発送だと、配送の遅延などで到着が間に合わない可能性があるためです。発送先の詳細は、ディズニーリゾートの公式ページに記載されています。
送った荷物は、ホテルのカスタマーサービスセンターで受け取ることができます。荷物を受け取る際には、カートを借りることも可能です。これにより、大きな荷物も楽に部屋まで運ぶことができます。
ただし、朝のカスタマーサービスセンターは混雑する可能性があります。パークに行く予定がある場合は、時間に余裕を持って荷物を受け取るようにしましょう。
オンラインチェックインでスマートに宿泊
トイ・ストーリーホテルでは、オンラインチェックインサービスを利用することができます。これを利用すると、フロントに並ぶ必要がなく、スムーズにチェックインできます。
オンラインチェックインは、ディズニーリゾート公式アプリや公式ページから手続きが可能です。宿泊予約時に合わせて手続きをしておくと便利です。手続きは簡単で、住所や氏名など基本的な情報を入力するだけです。
ホテルに到着したら、フロント近くにあるオンラインチェックイン専用の機械にスマートフォンをかざすだけで手続きが完了します。部屋の準備が整うと、アプリにルームキーが表示されます。このルームキーは可愛らしいデザインで、開錠時に素敵な音が鳴るなど、ディズニーならではの演出が施されています。
オンラインチェックインを利用すれば、混雑を避けてスムーズにチェックインできるだけでなく、ディズニーならではの楽しい体験も味わえます。子連れの場合、待ち時間が少なくなるのは大きなメリットと言えるでしょう。
総括：トイストーリーホテル でのベッド利用と快適な滞在方法
- レギュラーベッドは110cm幅で、壁側に寄せることが可能
- トランドルベッドは85cm幅で、子どもの寝床として活用可能
- サイドテーブルの移動は難しいため、ベッドをくっつけるのは困難
- 添い寝は12歳以下の子どもが対象で、レギュラーベッド1台につき1名まで可能
- ベビーベッドは18か月未満の赤ちゃん向けで、事前予約が必要
- スーペリアルームは35㎡の広さがあり、家族連れに適している
- 子供用アメニティはゲストサービスカウンターで受け取る必要がある
- ロッツォ・ガーデンカフェは家族で楽しめるブッフェスタイルのレストラン
- ホテル内の散策も楽しみの一つで、キャラクターとの撮影スポットが多数ある
- 荷物の事前発送サービスを利用すると、チェックインがスムーズになる
- オンラインチェックインを活用することで、待ち時間を減らせる
- ベッドの配置や寝る場所に不安がある場合は、事前にホテルに相談するのが良い
